難病FIPにかかった愛猫「こてつ」を助けたい

難病FIPにかかった愛猫「こてつ」を助けたい

支援総額

1,100,000

目標金額 1,000,000円

支援者
130人
募集終了日
2021年12月13日

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プロジェクト本文

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1.ネクストゴールの金額

1,300,000円

 

2.ネクストゴールで集める金額の資金使途

こてつのFIP治療のため多くの心強いご支援、そして拡散のご協力を賜り、誠にありがとうございす。皆様よりいただくご支援や温かいメッセージに毎日感動し、そして感謝の日々です。

落ち込む毎日に、ほっこりする瞬間をつくってくださったのは、

これを読んでくださっている皆様です。本当に、ありがとうございます。

 

こてつ🐈ですが、皆様の愛情を受け、少しずつですが吐き戻しが減り、以前にも増して遊んでー🐈と鳴くようになりました。ご支援いただいた大きな力は、こてつの寛解に向け治療費に充てさせていただきます。

 

第一目標を無事達成できましたが、今回のFIP治療では、実際には総額で約180万円ほど治療費がかかります。加えて、定期的な採血・心臓肥大検査、そして海外薬の副作用で腎臓の数値が高くなっているための検査がありますため、これ以上の総額になることが予想されます。

手数料も加味し、「ネクストゴール」を設定させて頂きましたので、

引き続きご支援そして拡散のご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

 

皆様の健康と、こてつの寛解を心より祈って。

 2021年10月19日

中谷 直登 さとこ(旧姓 小川)こてつ🐈

 

 

▼自己紹介

東京で1歳になったばかりの こてつ と夫婦で暮らす30代の夫婦です。

こてつを我が家に迎えたのが2020年11月7日。

それからというもの、こてつを中心に我が家に笑顔が増え、どんな時もこてつが側にいてくれました。

 

そんな こてつ が1歳の誕生日前日にFIP(猫伝染性腹膜炎)ドライタイプを発症し余命宣告されました。

【食欲減退・急な体重低下・おもちゃで遊ばない・私たちに近寄らなくなった】のを機に、

“念の為病院に行ってみよう” から、まさかの余命宣告…。

 

症状は1日で予想以上に酷くなり、私たち夫婦は泣いてばかりの毎日です。

そんな中見つけた、国内未認可の海外薬。とても高額な治療となるのですが、どうしても我が子の命を救いたく、お力添えをお願いすることにしました。

こてつの病気を治すため、どうか一緒に闘っていただけないでしょうか。

(生後7ヶ月 元気な頃の こてつ)

 

  ▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

【難病と言われるFIP(猫伝染性腹膜炎)に唯一効果があるとされる

国内未認可の海外薬を こてつ に継続してあげるため、お力を貸してください!】

 

そもそも、FIP(猫伝染性腹膜炎)という病名を聞いたことがない方がほとんどだと思います。

私たちも診断を受けるまで知りませんでした。多くの方にこの病気と、

こてつの闘病生活を知っていただくために、簡単に説明させていただきます。

 

FIPは、国内では治療法がなく”難病”とされています。

 

多くの猫が「猫コロナウイルス」を持っています(新型コロナウイルスとは別物です)。

突然変異により「猫コロナウイルス(猫伝染性腹膜炎(FIP))」となり、それによって引き起こされる致命的な免疫性ウイルス疾患とされています。生存率は極めて低く、発症すると症状は急激に進行し、

数日〜数週間以内にほぼ確実に死亡、平均生存期間は僅か9日間とされています。

タイプは3種あり、ドライタイプ/ウェットタイプ/混合タイプと分けられます。

----------

【FIP タイプごとの特徴】

💊ドライタイプ 

いろいろな臓器に肉芽腫を作るのが特徴です。肝臓に肉芽腫が作られると、肝機能が低下します。

腎臓に肉芽腫を作ったり、糸球体腎炎を起こしたりすることで、腎機能の低下や腎腫大を引き起こします。脳に炎症を起こし、神経症状を生じさせることもあります。

💊ウェットタイプ 

胸膜や腹膜などの内臓を覆う膜に炎症が起きる「胸膜炎」や「腹膜炎」と、血管炎を特徴とします。これにより、腹水/胸水/心嚢水/陰嚢水が貯留し、呼吸がしにくく苦しくなることがあります。進行が速く、診断後2週間〜1ヶ月程度で亡くなることもあります。

💊混合タイプ

ドライタイプとウェットタイプの特徴を併せ持ちます。臓器の肉芽腫や胸水/腹水が溜まり、

黄疸・倦怠感・食欲不振・体重減少・発育遅延が見られます。

進行スピードが速く、診断数日〜数週間で亡くなることもあります。

----------

FIPは1歳未満の子猫や老猫に発症することが多く、進行スピードが大変早い病気です。

 

(耳と歯茎に黄疸が出始めた こてつ。耳が黄色く変色しはじめています。)

 

【こてつ の症状変化】

9月8日(水)

こてつの元気がいつも以上になく、それが続いていたのが気になり(食欲の急激な減少、元気を失くす、体重の急激な低下、おもちゃで遊ばないなど)かかりつけ医に診てもらうため病院へ。

採血したところ「自己免疫性溶血性貧血」(自身の赤血球を破壊する病気)と言われ、薬を2種処方してもらいました。

 

9月10日(金)

様子は変わらず、むしろ悪くなる一方で再度病院へ。採血した後、入院することに。

点滴と投薬でなんとかご飯は食べるようになったそうですが、赤血球(PCV)の濃度は下がる一方。

この時も「自己免疫性溶血性貧血」と言われていました。

治療法を調べ「自己免疫性溶血性貧血」は、治る見込みが高いことに安堵したのも束の間でした…。

 

9月11日(土)

午前・午後と様子を見に病院へ。わずかな時間の面会では大興奮の こてつ。

少しすると甘えん坊全開になり、膝の上でミャーミャー(撫でてー)とおねだりしてきます。

 

(2週間程で3.8kg→2.9kgまで痩せて背骨がゴツゴツしている入院中のこてつ(点滴痕があります))

 

9月12日(日)午前

赤血球(PCV)濃度の低下(貧血)が進行、さらに腹水が溜まりはじめていることが判明し

その時の担当医に、

「症状からして【FIP】という難病かもしれず、余命数日〜数週間です」

 突然、宣告されました。

 

(9月12日午前 急に溜まり始めた腹水)

 

(退院直後の こてつ(お腹・首・前足の毛を剃られています )

 

私たちは、そこで初めてFIPという病気を知りました。帰宅してその病気を調べると、

治療法のない悪夢の病気で、数日〜数週間以内(最も多い例は発症から8~9日後)に

ほぼ必ず “死ぬ” こと。できることは炎症を抑える注射による対処療法のみで、

それでもせいぜい半年程度の延命にしかならないこと。

1年後の生存率はほぼないということ。

 

つまり私たちは、これからこの子がさらに苦しむ様子を見届け、死を迎える数日後を、座して待つしかないというのです。

突然すぎる余命宣告に戸惑い、夫婦共々たくさん泣きました。

FIPの発症はストレスが原因である場合もあるということを知り、もっとストレスのない育て方はできなかったのかと後悔の念に駆られました。

 

【あの時、もっと褒めてあげていれば・・・】

【もっと遊ぶスペースを作っていてあげていたら・・・】

 

 

そんな我が子同然の こてつ の命をどうしても諦められず、諦めたくなんてなく、何かできることはないか必死に治療法を調べたところ、国内未認可の海外薬がFIPに効き目があることを知りました。

そこでその薬を処方してくれる協力病院を調べに調べ、自宅から20分ほどの距離にある病院に急行することに。日曜日の夜に診てくれる病院が行ける距離にあること、予約が取れたこと、全てが奇跡に思えました。

 

(この時、入院していたかかりつけ病院でFIPを診断するための血液検査を行っていたのですが、結果が出るまでに1~2日かかると言われていました。その1~2日の間にもFIPはこの子の小さな身体を蝕み、手遅れになってしまう危険性があると判断したため、藁をもすがる思いで即日協力病院に駆け込むことにしたのです。)

 

9月12日(日)夜

余命宣告を受けた夜、こてつと一緒にタクシーで病院へ。

初めての車に驚きつつ、病院に行くことを察知したのか、ミャーミャーと嫌がっている鳴き声が止まりません。無事に病院に着いたのが18時20分。 

同日2回目の採血、レントゲン、エコーと、診察に耐えてくれた こてつ。

腹水が午前よりさらに溜まっており、少し抜いてもらいました。

 

(こてつ から摘出された腹水(かなり黄色いです))

 

病院に駆け込んで2時間後の20時45分。

こてつ はFIP(ドライタイプ)中後期と診断されました…。 

 

(FIP診断書)

 

この時 “この病気と闘おう” とさらに思えたのは、同じ症状の猫ちゃんたちが「未認可の海外薬で寛解※した例がたくさんあるから頑張りましょう」と言ってくれた先生の言葉でした。

(※寛解…病気の症状が、完治とまではいかないが、おさまって正常な状態に戻ること。

ここ3年ほどで使用されている新薬のため、投薬5〜10年後の再発データがまだないため、

寛解と表現されているそうです。) 

 

ただこのFIPに対する唯一の治療薬と言われる海外薬は、日本では未認可のお薬のため、非常に高額です。そして投薬には守るべきルールがあります。

 

【投薬ルール】

①毎日同じ時間・前後1時間絶食させ投薬すること(原則84日間=12週)

②体重の増加とともに投薬量を増やすこと(投薬すると食欲が少しずつ戻るので体重は必ず増加します)

こてつの場合、8月27日に3.7kgあった体重が、9月12日には2.8kgまで減っていたのですが、

FIP中後期の診断がでたため、200mgカプセルを3個、合計600mg投薬することが決まりました。

 

【摂取量】

体重 1kgで100mgが基本(普通のウエットタイプ)。

ドライタイプは1.3倍、眼症状または神経症状がある場合はさらに1.3倍と言われますが、こてつ の場合、FIP中後期(ドライタイプ→混合タイプに変化)のため、1日200mg×2.8kg=560mgなのですが、60mgという単位がなく、病状の進行スピードが速いため、少し多めの600mg/1日が摂取量と決まり、まずは1週間様子をみることになりました。

 

  ▼プロジェクトの内容

9月12日に、こてつ の命を救うため、国内未認可の海外薬に出会いました。

調べてわかったことは、未認可の薬のため、“とても高額” であること。

しかし、「高額だから…」と言って我が子の命を諦めることなんて出来ませんでした。

 

私たち夫婦はここ数年、不妊治療に励んでおりましたが、未来の命よりも今目の前にある命を大切にしたいと思い、不妊治療を中断し、こてつの命を救うことに専念することにしました。

 

※国内未認可の海外薬ですが、個人的な自己責任と判断のうえで投薬が必要という決断をしました。すべてのFIPの猫に有効であるという趣旨ではなく、個人の見解です。

 

【9月8日〜FIP診断された初日の医療費明細と今後の医療費(想定)】

こてつ の体調が気になり病院にかかったのが9月8日。そこから入院・退院・FIP診断・

海外薬処方〜現在まで、5回の診察でかかった費用は合計1,028,865円。

薬代だけで現状、50日間分771,970円です。(投薬開始〜10月末までのお薬代)

 

(9月8日診察費用)

 

(9月12日診察・入院費用)

 

(9月12日FIP診断をされた病院での診察費用と海外薬費用)

 

(投薬1週間目の診察費用と海外薬費用)

 

(投薬3週間目の診察費用と海外薬費用)

 

この薬を84日間継続するには、薬代だけで50日間分が771,970円ということは・・・

1日当たり約15,439円 × 84日分 = 1,296,909円となるのですが、薬が効き体重が増加するとその分投薬量は増えるため、担当医からは「薬代だけで、150万円は超えると予想しておいてください」と言われています。

 

この薬代150万円に加え、その他、診察のための移動費・検査費(血液検査/レントゲン検査/エコー検査)がかかってきます。さらにFIPは寛解しても再発率30%(特に後期の場合)と言われているため、84日の投薬期間を終えても、2〜3週間は投薬・検査の日々が続きそうです。

また、担当医に「心臓の肥大化が見られるため、FIP治療後は心臓の肥大化を診ていきましょう」とも言われております。

 

今回の金額ですが、FIP治療費・心臓肥大化にかかる治療費、その他 通院・検査費用の想定総額より私たちで工面出来る金額を差し引き、掲載手数料12%などを加味して設定いたしました。

 

 

  ▼プロジェクトの展望・ビジョン

皆様より頂いた支援金は、すべて こてつ のFIP治療費および心臓肥大化検査費用に充てさせていただきたく存じます。その都度かかった費用はお知らせ致します。

 

ないと信じたいですが、万が一 不幸により治療を途中で中止するような場合、余剰金は今までの診察費用・リターンに関わる費用に充てさせていただきたく存じます。

 

こてつは現在FIP(混合タイプ)中後期と診断され、早急な治療が必要となります。

2021年9月12日FIP協力病院にて初診、国内未認可の海外薬の処方・投薬を開始しました。

現在、連続84日間の投薬生活、開始25日目です。

通院は1週間-2週間-1ヶ月おき予定ですが、血液検査やエコー検査で臓器を診断してもらい、状態に応じて通院の間隔が決まり、その時の体重によって薬の摂取量が決まります。

投薬終了は2021年12月4日日頃 予定です。

その後、投薬継続の有無の診察や心臓の肥大化検査が始まります)

 

🐈最後に

(投薬3日目の こてつ)

 

少し元気を取り戻し、食欲も僅かですが戻ってきました。FIPと診断される数日前から、私たちから隠れるように部屋の隅でひっそりと横たわってばかりだったのですが、投薬開始後は私たちの側でまた寝てくれたり、喉をゴロゴロ鳴らして近づいてきたりしており、側にいてくれることの奇跡を今まで以上に感じています。

 

大好きなネズミのおもちゃで遊ぼうと誘っても、8月中旬以降まったく興味を示してくれなかったのですが、投薬後は目の生気も戻り、まだ手先だけながらも、追いかけて遊ぶようになりました。

   

 

なんでもないように見える些細な事が、私たち夫婦にとっては “奇跡” ですし、感動の毎日です。

生きてくれることに、病気と闘ってくれていることに、感謝しかありません。

 

しかしまだまだ余談は許さない状況のため、毎分 呼吸の速やを確認したり(1秒に1回のペースで呼吸が続くと、FIPが進行しており早急に病院に連れていかねばなりません)

投薬後、吐き戻しがないか片時も側を離れないよう、夫婦で仕事を調整したりしながら見守りを続けています。

 

こてつ の命を、1日でも長くしてあげたい。

どうか、皆様のお力添え賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 

プロジェクト実行責任者:
小川さとこ
プロジェクト実施完了日:
2021年12月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

愛猫「こてつ」のFIP(中後期)ドライタイプの治療・心臓肥大化治療のために資金はすべて使用いたします。目標金額:1,000,000円ー手数料(税別)12%:120,000円ー税10%12,000円=868,000円。 集まった支援金は、国内未認可の海外薬代:1,500,000円、その他、診察費・交通費、FIP治療後の心臓肥大化検査費用に使用いたします。よろしくお願いいたします。

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アメリカンショートヘアー×マンチカンのMIX 1歳♂のこてつです。 FIP(混合タイプ)余命宣告を受け必死に闘っています。 どうかご支援よろしくお願いいたします。

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26人
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2021年12月

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支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

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