出産は奇跡。漫画「コウノドリ」を中高生に読んでもらいたい！

　2014.1.30 山梨市役所にて贈呈式を開いてくださり、山梨南中、山梨北中、笛川中の3校の新生徒会長さんに、「コウノドリ」全33巻をお渡しすることができました。高木市長も臨席される中、はにかみながらも誇らしげに現れた生徒さんの様子に、このような経験も彼らの成長の1ページとなるのかなと微笑ましく思いました。

　代表の生徒さんからいただいた言葉がとても嬉しかったので、学校とご本人の了解を得てご紹介いたします。

　本日は、私たちの中学校に「コウノドリ」を寄贈していただきありがとうございます。

「コウノドリ」については以前ドラマで知る機会がありました。しかし、当時の私にはまだ内容が理解できなかった記憶があります。ですが、あれから成長をし、いろいろなことが分かるようになってきた中で、今回こうしてこの本に出合うことができ、読むことができるのがとても楽しみです。

　普段、学校の授業で「いのち」の大切さを学んでいます。先日も、道徳の授業で「いのち」についてみんなで考えました。ですが、出産について詳しく考えたり、その周りのことを考える機会はあまりありませんでした。この作品ではよりリアルに、深く、「いのち」について学べると思っています。また、出産にかかわる人の思いや大変さ、素晴らしさも学べると思っています。このようなことを、学校の図書室で学べることが、とてもありがたいことだと思います。みんなで大切にしていきたいと思います。本日はありがとうございました。

　私からは、このキャンペーンに賛同してくれた方々は、これを読んで若い皆さんが何を感じ、どう受け止めてくれるのか期待しているだろうと挨拶をしたところ、早速、裏表紙のQRコードを読み込んで、寄贈を受けての感想を寄せてくださいましたので、そちらもご紹介いたします。

　本日、コウノドリの贈呈式に参加させていただいた者です。僕はまだ一巻しか読んでいないので、寄付していただいたコウノドリを読むのが、今からとても楽しみです。一巻だけでも、命が誕生するのは当たり前のことてはないんだと感じたので、僕だけでなくたくさんの生徒に読んでもらえるよう、積極的に声をかけていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

　今日は駿台甲府中学に1セット寄贈させていただきました。2月26日には甲府市教育委員会に市内の11校の中学に寄贈させていただくことが決まりました。県立高校、私立高校に向けても準備してまいります。