
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 674人
- 募集終了日
- 2025年7月31日
グリーンランドでの調査について
早速の皆様からのご支援,ありがとうございます!
とてもありがたく,感謝の気持ちでいっぱいです!
今回は特定助教の櫻木さんが報告を書いてくれました!
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皆様
私たちのプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、グリーンランドで行っている海棲哺乳類の調査について、少しだけご紹介させてください。
まず、みなさんはグリーンランドがどこにあるかご存じでしょうか?
図1は、北極を中心に距離と方位が正しく表現された「正距方位図法」で描かれた地図です。日本の端とグリーンランドの端を結ぶと、直線距離で約7,000 km。東京と京都を新幹線で移動すると約500 kmですので、その14倍、つまり東京と京都を7往復したくらいの距離になります。
図1.北極点を中心に正距方位図法で描いた地図.
図1をご覧いただくとわかるように、グリーンランドは真っ白です。
そう、グリーンランドはほとんどが氷で覆われた島なのです。
実際に現地に行くと、図2のように、巨大な氷河が海にせり出している様子を見ることができます。

図2.海に面した氷河(カービング氷河)とアザラシ
このような氷河を「カービング氷河」と呼びます。写真中央に写っている小さな黒い点、見えますか? あれがアザラシの頭です。
カービング氷河の前面は、生物生産性が非常に高い場所とされており、アザラシやイッカクなどの海棲哺乳類にとって重要な採餌場所と考えられています。
しかし、この地域は氷河の崩壊により巨大な氷山が流れ出る危険な環境で、水中の生態系については未だに分かっていないことが多くあります。さらに近年、北極域の気温上昇により、こうした氷河は急速に後退しています。
氷河の変化がアザラシたちの生活にどのような影響を与えるのか。それを予測するためには、なぜ彼らがこのような環境に集まるのか、そのメカニズムを解明する必要があります。
そのため、私たちは「いつ・どこに・どのような」生き物がいるのかを調べることを目的に、
・目視調査や音声モニタリングによる生息状況の把握,
・衛星発信機を用いた行動追跡,
・食性分析や環境DNA(eDNA)を活用した餌生物の分布調査
などといった調査を行っています
(これらの調査については、今後の記事でも詳しくご紹介できればと思っています!)。こうした様々な手法を駆使して、海棲哺乳類とその生息環境の関係性に迫っていますが、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。
今回のクラウドファンディングでは、これらの調査・研究をさらに前進させるためのご支援をお願いしています。
本記事を通じて、少しでもこのプロジェクトに興味を持っていただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ギフト
3,000円+システム利用料

お気持ちコース
●お礼のメール
●寄付金領収書
●PC壁紙(シャチ、ラッコ、ゴマフアザラシ、グリーンランドの4種)
●大学HPにご芳名掲載(希望制)
- 申込数
- 181
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2027年3月
10,000円+システム利用料

調査隊 新人コース
●京大WRC海獣班ロゴステッカー
●調査報告書
対象の海棲哺乳類全種のダイジェスト版をお届けします。
=====
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●大学HPにご芳名掲載(希望制)
- 申込数
- 110
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2027年3月
3,000円+システム利用料

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- 2027年3月
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- 110
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- 2027年3月

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