支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 127人
- 募集終了日
- 2019年3月4日
近年の神社と現在の神社の取り組み
現在神社は名取市の那智が丘という住宅街を通って来るのが一番便利になっていますが、本来は山の中に参道があってそこを徒歩で登って来る方法しかありませんでした。そのためそのため名取市内ではほぼ唯一里宮(遙拝所)があります。
里宮の右に見える山が高舘山でその山頂に熊野那智神社があります 。ここから旧参道を通って参拝となると1時間ほどのコースになります。山道を歩いていくと高舘山の中には、藤原秀衡も幼少期居城したといわれる高舘城址や高舘山古墳といわれる前方後円墳や、用明天皇の御代に建てられたといわれる物響寺跡やそれにまつわる板碑群を見ることができます。
旧参道を抜けると神社の正面に出ます、通称みはらし台と言われていますが正式には「神門」になります。懸造といわれ京都清水寺と同じ建築様式です、規模は全く違いますが(笑)
里宮には鳥居がありますが、山頂の神社には鳥居はなく神門があります。
これは山頂で鳥居を建てる適当な場所がなかったともいわれていますが、元々山全体が信仰の場所でありながら山伏の修行の場であったことから仏教色が強くあえて建てなかったとも伝えられています。
そして神門からは名取平野が一望できます。左は牡鹿半島金華山沖まで右は相馬の火力発電所まで見ることができます。
神社建築の基本として基本的には南若しくは東を向いて神社は建っていますが、当社は閖上浜から揺り上がった御神体をお祀りしたことが神社のはじまりとなっていることから、例外として閖上を正面として神門や神社拝殿は配置されています。閖上から上がったという縁起が今回復活を通称おはまおりといわれている「濱降神事」に繋がっていきます。
拝殿の後ろににある本殿には、閖上から揺り上がった御神像と紀州熊野から名取老女が分けていただいた御神体が大切にお祀りされています。その脇には鐘撞堂があります。名取市には名取熊野三社といわれる名取老女という女性が勅許をいただいて勧請された神社がありますが、そのなかでも那智神社は山の中にあることから時代を経た現在に至るまで神仏混合当時の色合いを強く残しています。
山の中ということもあり、樹齢1000年を超える乳銀杏や二本の木が手を取り合っているような高館連理の杉といわれている不思議な木や、境内で一番高い山一さんといわれている杉の木や名取老女が紀州から苗を持って帰り植えたといわれる高野槙が御神木として大切にお祀りされています。
また、神社の裏には小さいですが紀州の熊野那智大社と同じく滝があり高舘飛瀧神社としてお祀りされています。
現在では神社はこのようなカタチになっていますが、先代宮司が病に倒れた頃は境内は荒れ拝殿には野生動物が入り込み、神門は朽ち果て倒壊寸前の状態で参拝者もほとんどいませんでした。
宮司不在の中、新しく交代した総代の人達がまず心霊スポットと揶揄さえた昼でも薄暗く空気の淀んだ境内を改善すべく、境内地の間伐を進め光と風の入って来る環境に整え、倒壊寸前の神門の建て直しと拝殿の修繕も同時に進めたことで参拝者が訪れやすい神社へと変えていきました。さらには総代長自ら開かずの扉と化していた拝殿正面を毎日開け閉めに山まで通うという努力を重ねるなか少しづつ参拝者が増えてきたなかで私が宮司として氏子さんたちに呼ばれ3年ほど前に就任しました。その後は1年に一度のペースではありますが、神社の歴史や神道に関する講演や社務所にて雅楽のコンサートなど行ったり、毎月那智てづくりマルシェと銘打ち生演奏の音楽を楽しみながら食べ物や小物などの小さな販売会をはじめたりしています。
よく宮司さんが来て変わったねと言っていただきますが、総代さんが荒野を切り開きレールを敷いていただいたなかで後から入って来たので、正直に言えば総代氏子崇敬者の情熱に突き動かされてここまで来たというのが本音です。
私としては、閖上の復興を祝うという意味もありますが待ち望んではいても長らく実施できなかった「濱降神事」の復活と、明治時代施策に抵抗してまで守り抜いた「懸仏」を神社に取り戻しみなさんに展示できるような施設の建設という記念行事は、神社に関わった昔の人達、現代の人達、そしてその人たちを守り続けてくれた熊野那智神社の神様に対するこの神社に縁をつないでいただいた感謝の気持ちを伝えるためのものでもあります。力の限りまず今年一年走り続けます。よろしくご協力お願いします。
リターン
5,000円
【リターン不要の方向け】熊野那智神社サポーター
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
▶︎こちらのコースは、リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用をさせていただきます
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
10,000円
【限定グッズ】創建1300年記念手ぬぐいと神社社紋のバッヂ(非売品)
・お礼状
・参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
・手ぬぐい
・バッヂ
創建1300年記念して作成した手ぬぐいと社紋のバッヂのセットです。
手ぬぐいはクラシックな色合いで神社の厳かさを表現しました。
上から時計回りに神社北側を流れる名取川、1300年前御神体が上がった閖上浜との縁を表現した桜、神社直下に走る都と国府多賀城を結んだ東街道、神社が鎮座する高館山、御神木である樹齢1000年を超える乳イチョウ、神社の奥にある那智の滝がデザインされた社紋をバッヂにして御礼の品としてお送りします。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 138
- 発送完了予定月
- 2019年6月
10,000円
【リターン不要の方向け】熊野那智神社サポーター
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
▶︎こちらのコースは、リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用をさせていただきます
- 支援者
- 25人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
15,000円
【Readyfor限定朱印】Readyforでの支援限定朱印を記入した限定朱印帳
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
・限定朱印帳
・朱印帳袋
創建1300年記念事業である濱降神事をイメージした朱印帳を限定で作成しました。
そのうち100冊限定で、Readyforで支援していただいた方だけしか授与されない朱印を入れて専用の朱印帳袋とともにお送りします
- 支援者
- 44人
- 在庫数
- 56
- 発送完了予定月
- 2019年6月
15,000円
【限定品】神社境内地に湧く御霊水を使った今回限定の御神酒(非売品)
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
・限定御神酒
神社境内に湧く御霊水を使い、今年閖上に復活する佐々木酒造店が創建1300年のためだけに数量限定で仕込む御神酒です。(非売品)
※佐々木酒造より発送します
※こちらのリターンは20歳未満の方はご購入いただけません
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 35
- 発送完了予定月
- 2019年6月
20,000円
【限定グッズ】名取のいいとこどり満載、濱降神事オリジナルグッズ(非売品)
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
・手ぬぐい
・バッヂ
・風呂敷
神輿行列の中に名取市の特産品や景勝地が混ざりこんでいます。神社の歴史に深くかかわっている名取老女というスーパーウーマンもご参加いただいた見て楽しい、使って楽しいカラフルな風呂敷です
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 91
- 発送完了予定月
- 2019年6月
20,000円
【体験型】高館山ウォーキングツアー
・高館山ウォーキングツアーへご案内
神社が鎮座する高館山には古代の古墳から、飛鳥時代に建立されたという物響寺跡や当時の信仰を伝える板碑群や藤原秀衡も居住したと伝わる高館城址をめぐる歴史観光を楽しみつつのガイド付きウォーキングツアーとなります(お茶付き)。
山頂の神社到着後は那智てづくりマルシェをお楽しみください
(開催時期:4月・5月予定)
開催日は、後日お知らせします
※限定個数は追加する可能性があります
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 20
- 発送完了予定月
- 2019年4月
25,000円
【体験型】濱降神事参加応援コース
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
・濱降神事専用オリジナル法被
・神輿担ぎに参加していただきます
高館山から閖上までの行程の最終盤にあたる閖上浜に向かう神輿渡御に担ぎ手として御参加いただきます。その際に着ていただく法被は、この日のために作成した法被となります。お祭りの後記念品としてお持ち帰りください
(開催日:2019年5月26日)
※イメージ図は作成中です!
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 9
- 発送完了予定月
- 2019年5月
30,000円
【リターン不要の方向け】熊野那智神社サポーター
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
▶︎こちらのコースは、リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用をさせていただきます
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
50,000円
【リターン不要の方向け】熊野那智神社サポーター
・お礼状
・神社参拝のしおり
・御芳名の境内掲示
▶︎こちらのコースは、リターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用をさせていただきます
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月