目の前の命を救い続けるために。熱海市240頭の保護猫を幸せに繋ぐ

2023年も、もう残すところ、あと数時間となりました。

 

今年はコロナが第5類となり、さまざまな規制も緩和され、

開放感で人も世界も動いた1年だったように思います。

 

皆さまは、どんな1年だったでしょうか？

 

くすのきにとって2023年は怒涛の1年でした。

 

【1月】

旧Temple catの入っていたビルから、急遽引っ越しを余儀なくされて、

熱海土砂災害の時にレスキューした猫たちのために設けたシェルターと統合するため、

スタッフの手でDIYをして

Temple catの猫たちを迎える準備をしました。

 

【2月】

引っ越し完了！

 

【4月】

「新Temple cat」をOPEN！

 

【5月】

当時、240頭の保護猫たちにかかる医療費が

くすのきに大きくのしかかり、

このままでは、今後猫たちを救うどころか、

今ここに居る子たちさえも救えなくなってしまう…！

と、皆様のご協力を賜わるためにクラウドファンディングをスタートさせました。

 

【6月】

合計442名の皆さまから大きなお力添えを頂いたおかげで、

プロジェクト成立となり、全ての猫たちに適切な医療をかけてあげることができました！

本当に本当にありがとうございました！！

 

【7月・8月・9月】

仔猫シーズンで保護依頼が増えるにもかかわらず、

今年の夏は異常な暑さもあったせいか、譲渡会へ足を運ばれる方の数が少なかったり、

保護した猫たちが、お腹に虫を持った子たちが多く、

譲渡会に参加できない、というトラブルもあったりしました。

一方で、長年くすのきで、ずっとの家族を待つ大人の猫たちに

ずっとの家族とのご縁が繋がるなどの嬉しいニュースもありました。

 

【10月】

伊東市荻・宮町・緑町・本町エリアで、以前より野良猫のクレームが多く、

近隣エリアの方との交渉を繰り返し、やっとの思いでTNRを進めた矢先に

毒餌を撒かれ、多くの猫が被害に遭う劣悪非道な事件が発生…

 

すぐに警察にも連絡し、パトロールを強化してもらっていますが、

12月までに3回も毒餌を撒かれ、依然、犯人はまだ捕まらず野放し状態です…

 

一刻も早く、犯人が見つかり、猫たちの安全を守りたい…！

せめて年内に解決させたかったことが無念で仕方ありません…

 

 

【12月】

火災現場より15頭の猫をレスキュー。

前頭が、エイズと白血病、どちらかを持っていました。

 

 

【1月から12月】

くすのきでは、今年1年で

174頭の猫を新たに保護し、

104頭の猫にずっとの家族とのご縁が繋がりました。

現在、くすのきには267頭の猫が居ます。　

 

 

【2024年の目標】

2024年はTemple catの本格稼働を目指して、

1頭でも多くの猫たちに、ずっとの家族とのご縁を繋げていきたいと思っております。

 

今年もくすのき、保護猫共々よろしくお願い申し上げます。

 

皆様にとって、幸多き1年となりますように。

 

NPO法人

代表　　那須美香