
支援総額
目標金額 150,000円
- 支援者
- 32人
- 募集終了日
- 2020年11月10日

元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。

#地域文化
- 現在
- 7,445,000円
- 支援者
- 307人
- 残り
- 14日

【第50期】棋王戦 記念誌 制作プロジェクト

#地域文化
- 現在
- 5,390,000円
- 支援者
- 158人
- 残り
- 19日

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 47,865,000円
- 支援者
- 3,072人
- 残り
- 14日

ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を

#国際協力
- 現在
- 2,536,000円
- 寄付者
- 106人
- 残り
- 13日

困窮する女性や女子を支援~1日33円からの人道支援サポーター募集!

#国際協力
- 総計
- 22人

富田林興正寺別院|460年の想いを次の世代へつなぎたい【第一弾】

#地域文化
- 現在
- 5,685,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
- 2日

岡山県 浄土宗誕生寺|法然上人生誕の地を、皆様と共に守り次世代へ。

#地域文化
- 現在
- 1,400,000円
- 支援者
- 73人
- 残り
- 13日
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼目標達成のお礼とネクストゴールについて(追記)
応援してくださる皆様のおかげで、第一目標の15万円を達成しました。
地域文化と伝統芸能を一体の形で発信していく、最初の足掛かりがこれでできました。深く御礼申し上げます。
ここから11月10日の募集終了まで、ネクストゴールの30万円を目指して、ご支援を募りたいと思います。
ネクストゴールは、以下のように設定させていただきます。
今回、初めてのクラウドファンディングでもあり、まずは新作狂言《くわばら》の制作とその上演、そして動画として制作するために必要な最低金額で目標を設定しました。
そのため、そもそも狂言を制作する理由である、「子どもたちへの指導」の際に必要なご支援を改めてお願いしたいと考えております。
主に講師の能楽師(狂言方)の方への謝礼や交通費などの一部を賄うことができればと思っています。
ネクストゴールを達成するには、まだまだ厳しい道のりになるかもしれませんが、地域の民話を生きた形で今後に伝えていくため、ご支援いただけますれば幸いです。
最後まで何卒よろしくお願い申し上げます。
▼自己紹介
こんにちは。我々は兵庫県三田市を拠点として活動を行っております市民団体「能楽と郷土を知る会」と申します。
日本の重要無形文化財であり、ユネスコの世界無形文化遺産でもある能楽(能と狂言)を、各地域に伝わる記録や記憶を掘り起こしつつ、地域の歴史と一体として広めることを目的として、活動を行っております団体です。
このたび、我々が拠点とする兵庫県三田市に伝わる民話を元にした、創作狂言《くわばら》の制作・上演を予定しています。この《くわばら》を通じて、具体的な地域の物語と能楽を結びつけ、新たな地域の伝統を作る礎にしたいと考えています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
能楽(能と狂言の総称)は中世・室町時代に大成した日本の芸能であり、またそれ以降の時代の、様々な文化や芸能の母体となりました。特に江戸時代には武家の儀式の際の芸能「式楽」とされ、幕府を始め、諸大名でも盛んに愛好・上演されました。
能楽は、その普遍性に注目されがちではありますが、決して全国一律のものではなく、地域の特性を受けて、各地域に根付いてきた歴史があります。
現代の三田市域にあたる有馬郡でも、古くは室町時代に遡る能楽の記録が残っています。それら歴史上の三田と能楽との関わりは、今までの活動の中で、マンガの形でまとめています。まずは目を通していただければ、と思っております。
▼プロジェクトの内容
兵庫県三田市桑原にある曹洞宗 太宋山 欣勝寺。このお寺にはかつて落ちてきた雷を和尚が懲らしめて以来、雷が落ちなくなった、という民話が伝わっています。
以下に三田市役所ウェブサイトに掲載されている文章を引用します。
くわばらくわばら欣勝寺
昔、あわてものの雷の子が、欣勝寺の古井戸に落ちてしまった。
どうしても外へ出られないので、「助けてくれ一!」と大声で叫んだ。
和尚さんは、井戸にふたをしてこらしめた。
雷の子は、「助けておくれ。桑原へは二度と雷を落とさない。」と言ったので、和尚さんは助けてやった。
雷の子は帰って親に、一部始終を話した。雷の親は、和尚さんにたいへん感謝し、雷たちを集めて、「これから欣勝寺や桑原には絶対に落としてはならないぞ。」ときつく戒めたという。
それからというもの欣勝寺や桑原には雷が落ちたことがないという。
雷除けの呪文としての「くわばら」の由来譚です。今回、狂言の制作のため、欣勝寺に伝わる縁起やその他の記録などを調べて回る中で、少なくとも江戸時代の書物には記された古い物語であることが確認できました。また、内容も古くは仏教色の強いものだったのが、少しずつ変化しつつ、現在の可愛らしい物語へと変化していることが分かりました。
そこで、今回の狂言では、新たに「百姓」という庶民らしさを表現する役を設定し、欣勝寺の僧侶と神鳴(雷)と、三者の間で展開する舞台として作り上げました。
▼プロジェクトの展望・ビジョン

まずはこの狂言を、神戸を拠点として活動されているプロの能楽師狂言方大蔵流・善竹忠重先生の監修のもと、忠重先生の御子息である善竹忠亮氏を中心とした若手メンバーの手によって制作し、上演することを目指します。
元々は、三田市内で市民の方々に披露する形での上演を考えておりましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、不特定多数を集めての上演が難しい状況となりました。
そのため、無観客による上演を行い、その様子を動画で撮影、インターネット上での公開を予定しております。
本来はチケット代金でまかなう予定だった費用が集まりません。また、動画配信に耐える形での撮影は素人につとまるものではなく、能・狂言の撮影を専門とする業者への依頼を考えております。
今回のクラウドファンディングでの目的はここまでですが、この事業は上演して終わりではありません。
コロナ後に、地域の子どもたちに指導を行い、地域の子どもたちによる上演を行い、以下に掲げる事項を達成することを最終的な目標とします。
- 伝統文化への関心を高めること。
- 神戸三田地域が伝統文化ゆかりの地であることを広めること。
- 地域ゆかりの物語を、舞台として体感することで、地域の歴史・民話に興味をかきたてること。
- 他地域からの流入者が多い神戸三田地域において、伝統文化を体感することで地域の歴史に関心を持ち、地域への愛着心を持つこと

▼民話狂言《くわばら》概要
【登場人物】
- 神鳴(かみなり) 天から雲を踏み外し欣勝寺の井戸に落ちてくる
- 百姓(ひゃくしょう) 桑原村の住人 田畑を見舞う途中に雷雨に出会う
- 住僧(じゅうそう) 欣勝寺の住職 百姓と神鳴の仲介を行う
【あらすじ】
摂津国三田のほとり桑原村に住む百姓が田畑を見回っていると、突然天気が崩れ始める。百姓は雨に降られる前に家に帰ろうとするが、途中で雨が降り出し、ゴロゴロと雷も鳴り始める。近くの欣勝寺に逃げ込もうとするが、目の前に神鳴(雷)が落ちてきて……。
【上演時間】
10~15分程度
【監修】
善竹忠重氏
(能楽師狂言方大蔵流 重要無形文化財総合認定保持者 公益社団法人能楽協会神戸支部副支
部長 平成28年兵庫県功労者[文化功労])
【制作】
能楽と郷土を知る会
▼費用の使用用途
- 台本制作料
- 創作狂言《くわばら》の制作・演出・稽古料(代々伝承される古典の演目ではないため、ゼロからの制作が必要です)
- 当日の能楽師の出演料、狂言装束の使用料
- 上演会場の賃借料
- 動画の撮影料(能・狂言を専門とする業者に依頼予定)
▼「能楽と郷土を知る会」の活動

地域の古記録に基づいた能や狂言を上演したり学んだり、マンガの形で発表することで、地域の歴史を、楽しんで体感することの実現を目指しています。
- 平成28年5月5日 マンガ「三田のお殿さまと能・狂言」製作
- 平成28年7月3日 狂言公演「お殿さまが見た狂言」 於・三田市総合文化センター小ホール
- 平成29年5月31日 マンガ「さんだ大川瀬の能はじまり物語」製作
- 平成29年7月1日 講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 知識編 三田の歴史と芸能の話」於・三田市総合文化センター会議室2
- 平成29年7月22日 講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 狂言編」於・三田屋本店ティーラウンジ
- 平成29年8月5日 講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 能編」於・三田屋本店ティーラウンジ
- 平成30年4月29日 マンガ「少年役者・八子大夫」制作
- 平成30年7月25日~8月29日 「さんだ狂言子ども教室」於・三田天満神社社務所、有馬能楽堂
- 平成31年3月31日 ミニ公演「ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅」
- 令和元年5月22日 マンガ「たんぽぽ城のお姫さま」製作
- 令和元年7月25日~8月27日 「こうべさんだ能・狂言子ども教室」於・フラワータウン市民センター、有馬能楽堂
- 令和元年9月22日~ 「こうべさんだ子ども能楽塾」 於・フラワータウン市民センター ※新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和2年3月14日に中断
- 令和2年8月17日~ 「こうべさんだ能・狂言子ども教室」於・フラワータウン市民センター

▼プロジェクトの終了要項
【映画制作完了予定日】
2020年11月14日
【撮影場所】
名称:三田市立フラワータウン市民センターホール
住所:兵庫県三田市武庫が丘7丁目3番地1
URL: https://www.city.sanda.lg.jp/furawa/flowertown.html
【上映完了予定日】
2020年12月6日
【上映場所】
YouTubeアカウント: 能楽と郷土を知る会
URL: https://www.youtube.com/channel/UCxErwBvfAMh5USiEi_bgvLA?view_as=subscriber
※支援者などに対する限定公開の予定です。
▼新型コロナウィルス感染拡大時の免責事項
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、プロジェクトの延期や遅延が発生する可能性もございます。あらかじめご了承ください。
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プロフィール
兵庫県三田市を拠点に、地域の歴史の中に生きる能楽(能と狂言)を探し、現代に蘇らせるために活動しています。 能楽は伝統芸能ですが、一方で各地域で様々な姿を見せています。「能楽と郷土を知る会」は、主に歴史的な面から、その面白さや魅力を発信していきます。
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リターン
2,000円

民話狂言《くわばら》公演動画視聴権コース
完成した民話狂言《くわばら》の動画をご覧いただける権利をお送りするコースです。
・お礼のメール送付
・視聴権の送付
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
4,000円

「くわばらくわばら欣勝寺」紙芝居コース
完成した民話狂言《くわばら》の上演動画をご覧いただける権利に加え、三田市の民話「くわばら」の紙芝居をお送りするコースです。異なるバージョンの民話を比較してお楽しみください。
・お礼のメール送付
・視聴権の送付
・紙芝居「くわばらくわばら欣勝寺」の送付
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 19
- 発送完了予定月
- 2020年12月
2,000円

民話狂言《くわばら》公演動画視聴権コース
完成した民話狂言《くわばら》の動画をご覧いただける権利をお送りするコースです。
・お礼のメール送付
・視聴権の送付
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
4,000円

「くわばらくわばら欣勝寺」紙芝居コース
完成した民話狂言《くわばら》の上演動画をご覧いただける権利に加え、三田市の民話「くわばら」の紙芝居をお送りするコースです。異なるバージョンの民話を比較してお楽しみください。
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- 1
- 在庫数
- 19
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
兵庫県三田市を拠点に、地域の歴史の中に生きる能楽(能と狂言)を探し、現代に蘇らせるために活動しています。 能楽は伝統芸能ですが、一方で各地域で様々な姿を見せています。「能楽と郷土を知る会」は、主に歴史的な面から、その面白さや魅力を発信していきます。