「けらけらとカラカラと」・暮らし③

日頃からご縁を頂いている皆様、ごきげんよう！

初めましての皆様、こんにちは(^^)

 

この新着情報ページをご覧いただき、ありがとうございます。

このページには、

 

私たちの町のことや地域の事(暮らし)、

プロジェクトの進捗状況(現場)、

ご支援者さまの一言(応援)

などを綴っていこうと思っています。

どうぞお楽しみに♪

 

今回の投稿は、暮らし③

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少しずつ空き家が増えるこのむら。
住む人が少しずつ減ってきているのは事実です。
住んでいる人間が年々を重ねていくのも理で。

 

 

私が小学生の頃にはまだ小さな商店が2軒ありました。

どちらも古い古い商店。
祖母と一緒に買い物に行ったことを覚えています。
洗剤、トイレットペーパー、石鹸などの日用品や調味料、

ちょっとした生鮮食品、菓子、下着や農業用の手袋、

砥石やハサミなどがおいてありました。

 

地域の神社、私たちのむらの端にあります。夏は”六月灯(夏祭り)”があります↑

 

小学生でも歩いてお使いに行ける古びた商店。

”きれいでなんでもあるお店”とは決して言えないけれど、

おばちゃんの笑顔が温かいところでした。

お店に行くと、

いつも近所のちゃばあちゃんたちがケラケラとおしゃべりをしていました。

その内に、店主がご高齢になり、

町にホームセンター、格安スーパーの出店があり、

客足が減ったのかお店は閉じられました。

車で5分。歩くと30分以上かかる市街地のお店。

じいちゃんばあちゃんたちで車を持たない人は家族に買い物を頼み、

運転できる人は車で出かけていきます。

 

 

fu-の現在の店舗も元は空き家でした。

今、改築作業に入っている新しいお店も空き家。

現在私たち夫婦が住んでいる家も空き家になりかけ、でした。

 

ご近所にはいくつもの空き家があります。

あと数年すれば空き家になるかもしれない家もあります。

 

住人は居ないものの、

家が朽ちてしまわないように、庭木が荒れないように、

定期的に市外から掃除に帰って来られるかたもいます。

 

でも、毎回１時間以上をかけて手入れに帰ってくるのはしんどい。

そんな風におっしゃるのを聴くこともあります。

 

思い出も、思い入れもたくさんある家。

できるならこのままの姿を留めていたい。

けど、住む人間が居なくなれば老朽化は早く進む。

その内、近所へ迷惑をかけるかもしれない。

そうなる前に壊してしまった方がいいのかもしれない。

しかし、解体にも相当なお金がかかる…。

 

誰かに貸そうにも古い家だということ、

市街地からちょっと外れたむらということ。

若い人は借りたがらないし、

貸したい思いはあっても、よく知らない人に貸すのは抵抗がある。
　
みなさん、

どうしようか…

と、悩んでいます。

 

続きはまた次回(^^)