九州大学12学部の代表による、高校生のためのプレゼンショー！

こんにちは！RE-PRESENTERS企画・構成部の龍薗です！

3番目のプレゼンター・ブース担当学生の紹介は「文学部」です！

文学部と聞くと、いわゆる高校で習う古文やその文法、または日本や外国で書かれた本などについて研究しているイメージがあるのではないでしょうか？

そのイメージは間違ってはいませんが、文学部で学ぶ学問の根本は、私たちが用いる「言葉」を通じて、人間の本質とその営為を探求することにあります。ここで「言葉」は、単なる情報伝達の手段ではなく、人間の精神文化を培い、表現し、蓄積する知の宝庫を意味しています（九州大学文学部HPより）。

そのため、九州大学文学部には哲学・歴史学・文学・人間科学の4つのコースがあり、様々な学問に取り組んでいます。高校のときのイメージはこの文学コースにあたるのではないでしょうか。

「言葉」を通じて人間の本質とその営為を探究するという根本の考え方のもと、文学だけではなく、歴史や哲学などの人間の生活・文化に深く関わりのある事柄を幅広く学んでいるのですね！

その中でも、今回は「英語学・英文学」を学ぶ佐々木漱さんにお話をしてもらいます！

★ プレゼンター
名前：　佐々木漱（ささきそう）
所属・学年：　文学部英語学・英文学専攻4年
出身高校（出身）：　洛星高校（京都府）

佐々木さんは一言で表すと、
「ユーモラスな不真面目大学生」！
ただ面白いだけでなく、言葉の選び方が非常にうまくて、まさに文学部の根本である「言葉」を通じて、笑いをたくさん生み出してくれます。なぜ不真面目かというと…、現在4年生なのですが、卒業に向けて今まで取れていなかった単位を必死で取っている最中だそうです(笑)イベント当日もどんなお話をするのか非常に楽しみです！

★ 佐々木さんから中高生にメッセージ
現在は英語学・英文学研究室でイギリス文学をかじるどころか舐める程度に専攻しています。大学に入ったぼくは夏目漱石をはじめとする近代文学を勉強しようと考えていましたが、その思いを先生方に伝えたところ、どうやら九大の国文学研究室は一般的に近世以前（平安～江戸時代）の文学、要は古文を主に扱うとのことです。そんなこんなで国文はあきらめ僕は美学研究室に入ろうと決めました。美学とは哲学の一種で「美」について考える学問です。これにはもう1人の作家が影響しています。その作家の名前は井上靖です。そしてなぜか今はイギリス文学を学んでいます。いろんな人に影響されて自分の「意志」がない！と思う方もいるでしょう。人間そんなもん。このあたりの話と文学研究の話が聞きたいという人は是非ともおいでくださいね。

そのほか、当日のブースセッションには
「考古学」を専攻する中野真澄さん
「西洋史学」を専攻する寺本真三郎さん
も呼んでいます。たくさん質問してみてください！ 

（文責　龍薗一樹　髙橋実希）