イヴについて

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いつもたくさんの支援を賜りありがとうございます。

認定特定非営利活動法人イヴに光を理事会でございます。

 

イヴに光を、という名前はどこから来たのか、お問合わせがありましたので、その由来を今日はお話させていただきます。

 

にゃんずたすけたい、イヴママさんからのお話です。

 

 

15年ほど前に、法善寺横丁のすぐそばで、片眼を脱臼し、片方の目が閉じていた

やせ細った猫さんに出会いました。

母猫と一緒に道行く人に、ご飯をねだる姿を見て、その日は仕事が残っていたので、翌日にアニキを連れて保護に向かい、うまく見つけてカバンに収めました。母猫に連れて行ってもいい？あんたもくる？と保護を試みましたが、そばには来ず仔猫を連れて行く姿を見ていました。また見に来るねと背を向けたのですが、母子共に出来なかったことを、心に刺さった棘だと、今も悔やんでいると。

 

すぐさま仔猫を病院へ連れていき、

当時はまだ保護活動なども行う前でした。本当に偶然保護をしたその子、眼球を戻しても見えないと言う、それでも手術して眼球を戻してあげようと、但し命が持つかは五分五分と獣医師の説明をうけ

翌日、命があったことを知らされて

イヴとは、聖書では、生きると言う意味を持ちイヴと命名しました。

 

約1月ほどの入院

獣医さんからは片方の眼球は生まれつき無く、もう片方は、どこかにぶつけて脱臼、角膜に傷ついてしまい見えない。全盲の猫さんであると知らされました。

 

 

何匹かは猫さんを飼っていたことはありましたが、盲目の猫さんは初めてでした。

 

 

おひげと音とわずかな嗅覚を頼りに、なんと家の中を走り回っていました。

鼻がブヒブヒとなっていたため、どこにいても居場所がわかりました。

 

この時、まだワクチン接種の詳しいことを知らず、まだ子供と思っていたイヴは

ヘルペスウイルスに罹患して生死をさまよいました。鼻のブヒブヒはヘルペスが原因と分かりました。

 

寝ずの看病をしました。

再度連れて行くと、獣医師は悪びれず

ワクチンをしていたらって！

聞いてもなく、断ってもなく！

 

抗生剤しかないって。

 

今なら抗ウイルス剤も併用するのに

あの頃は抗生剤だけの投与でした。

蒸気をあてて、人間の鼻詰まりの薬を

点鼻して、卵の黄身とか、粉ミルクを

飲ませて、3日目に落ち着きました。

 

イヴには始まりと言う意味もあり

あの時、神様は私に保護活動をしなさいと

啓示されたかもと、活動を本格的に始めていったのです。

 

にゃお、と鳴くだけで猫さん達には生きる権利があります。

そして私たち人間はそのために行動することができると思い知らされました。

 

イヴちゃんとの出会いがあり、泉大津や岸和田などで保護活動を行う方々と出会いました。その現状を目の当たりにして、真剣に保護活動に取り組むようになりました。

 

 

イヴちゃんの光となったように、外で暮らす猫さんには健康と終の住処を与えたい。

その為にもまずはこの救護班を発足させたいと、強く願っています。

 

終了が近づいてきています。今一度、皆様のご支援、応援をよろしくお願いいたします。

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