WOMEN'S RALLY in 恵那 2020 を終えて
皆さま、こんにちは。
ラリードライバーMACOでございます。
この度は、皆さまのご支援により、12月5日～6日に岐阜県恵那市にて行われました『 WOMEN'S RALLY in 恵那 2020 』に参加することができ、また、無事完走することができました。本当にありがとうございました。
今だから言えることですが、大会当日を迎えるまでは、初めてのラリー参戦ということもあり、分からないことばかりでプロジェクトが進み、さらには日に日に悪化するコロナ渦の状況などにも翻弄され、不安だらけの日々を過ごしておりました。
「本当に参戦できるのだろうか」
「準備不足で参戦できなかったらどうしよう」
「無事に帰ってこられるのだろうか」
「大きなミスをして重大な事故を起こしたりしないだろうか」
「せっかくのご支援を無駄にしてしまったらどうしよう」
そんな気持ちばかりで、楽しみだとか期待感などといった前向きなものはほとんど無いままに当日を迎えました。
しかし、そんな事は全て杞憂に終わり、今は心から「楽しかった」し「また参戦したい」「もっと成果を出したい」と、そんな風に思っております。
大会での成績は、クラス別1位、総合22位 となりました。
詳細は WOMEN'S RALLY in 恵那 2020 正式結果 をご覧ください。
私の参加したオープンクラスは、私一人だけのエントリーとなりましたので、完走さえすれば1位というものでしたし、全27台中の22位とは言え、私よりも下位はペナルティによるタイム加算がなされた方ばかりでしたので「純粋な速さ」という点ではまだまだだったなと自己評価しています。
しかし、競技者としての記録よりも大切なことは、トランスジェンダーである私が、この場に居合わせることができ、ポディウム(表彰台)の真ん中に立つことにより、その意味を示し、これから先の世の中に例え小さくとも一石を投じることができた。という事であり、その為の皆さまからのご支援だったと理解しておりますので、このクラウドファンディングを通して達成した成果としては十分なものであったと考えています。
この機会を与えてくださっだ多くの皆様に、感謝の気持ちが尽きません。
ご支援頂いた皆様は勿論、大会主催者の皆様、チームスタッフの皆様、そして今回私のコ・ドライバーとして、また頼りになる先輩として、お力添え頂いた桒村浩之氏にこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
それでは、最終的な収支のご報告をさせて頂きます。
【収入の部】
・クラウドファンディング支援金額 304,000円
・その他支援金額 25,000円
【支出の部】
・READYFOR 73,128円 (手数料など)
・エントリー費用 48,000円
・サービス登録費用 2,000円
・タイヤ購入費用 76,484円 (8本分)
・タイヤ取付工賃 17,600円
・整備費用 19,900円
・保安部品交換費用 63,334円 (消火器、シートベルトなど)
・宿泊費 15,500円 (2名分)
・通行料 15,880円
・燃料費 11,925円
・その他 20,200円 (ETC車載器取付など備品類及び食費)
【収入合計】 329,000円
【支出合計】 363,951円
【差 額】 ▲34,951円
不足分は自己資金にて賄わせて頂きました。
リターンとして予定させて頂いておりました、参戦記録動画の作成については、車載カメラの不調などもあり映像素材が不足しており、現在各所に映像協力を求めている状況です。
また、不慣れな動画編集を自分で行うことにしておりますので、なるべく早くに披露できるようにいたしますが、今しばらくお時間を頂戴できれば幸いです。
動画が完成次第となりますが、ライブ配信による報告会も行わせていただく所存です。YouTubeLiveにて限定公開による配信を予定しておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
お礼のご連絡を含め、せっかくの皆様からのご支援に対して、お時間を頂戴することになってしまい誠に申し訳ございません。
今後の活動についてですが、来期は自身の運転技術を向上させることに努めると共に、ラリーにおけるパートナーであるコ・ドライバーの発掘と育成を行います。
ですので、主な活動内容としては、JAF四国ダートトライアル選手権への参戦、ワコーズMOTIVE ジムカーナ ビギナーズCUPへの参戦、サーキットでの練習走行とし、来年の12月に予定されている「WOMEN'S RALLY in 恵那 2021」に再び参戦(桒村さん、またコドラお願いできますか？笑)することをターゲットに活動を行っていく次第です。
勿論、上記以外にもラリーやその他の競技会に参加できる機会に恵まれた場合には、全力でそれに取り組んで参りますので、引き続きの応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
最後にこのプロジェクトの実行にあたり、只ならぬ家族の理解と協力があったことを申し添えさせて頂きます。コロナ渦の状況並びに資金的な事由から、競技会への同行は断念致しましたが、来年の同大会には是非家族を連れて参加したいと考えております。
香織ちゃん、苦労ばかりかけてごめんね。本当にありがとう。
12.DEC.2020
MACO
