プロジェクト終了のご報告
この度は "Masks for Schools" ~マスクでケニアの子供と雇用を守る~
プロジェクトにご支援をいただき誠にありがとうございます。
皆様のご支援により2021年1月5日(火)~1月7日(木)にかけてケニアリフトバレー州ボメット郡の学校13校を周りマスクや感染予防品を配布することができました。
初日の1月5日(火)はボメット郡政府による正式な寄贈式まで行っていただきました。
贈呈式の様子や学校にマスクを配布する姿がケニア国営テレビ2社やローカル局1社、
ラジオ、新聞で流れるなど、想像もしていなかったことが起こり、プロジェクトのインパクトは自分たちが想定していた以上のものだったことを実感しました。
ボメット郡の農村部の家庭がマスクを買えない経済状況で大変だということを行政の方や校長先生など色々な方から改めて伺い、
「必要なタイミングで届いた日本からのこの寄付に感謝してもしきれない」
と沢山の感謝のお言葉をいただきました。
ご支援本当にありがとうございます!
ボメット郡知事への贈呈式の様子。
学校に訪れた時の様子。
政府のプロトコルでは感染予防のため3層の指定の生地で作るマスクの着用することが義務づけられていますが、マスクが無い子や使い捨ての不織布マスクを何度も使っている子などが見受けられました。
(今回寄贈したマスクはプロトコルに則った品質のものです)
学生の前で坂上がスピーチをし、簡単な日本語を教えるとみんな生き生きと
「ありがとう~!」
「さようなら~!」
と目を輝かせながら言ってくれました。
外国人がほとんどいない地域でアジア人を見るのが初めてだったので、すごく珍しがられました。私の(パサパサの)髪の毛を触りたがる生徒さんが沢山いたのが印象的でした。
改めてマスクを受託してくださった2団体の様子をご紹介。
2団体ともとても丁寧にマスクを作ってくれました。
縫製を依頼したNGO 2社からも
「どれだけ技術支援をしてもコロナ禍で新たな仕事が無く、NGOへの寄付金自体もカットされている中の発注だったのでありがたいプロジェクトでした」
というコメントを頂きました。
【収支のご報告】
①クラウドファンディング達成金額:630,000円
②手数料(クラウドファンディングシステム手数料 12%):83,160円
→差引額合計 ①‐②= 546,840円
③ケニア送金後金額 KSH583,283(1KSH=0.93円)
<10月:第一弾の内訳>
現地配達協力者3名 謝金/食費/移動経費:KSH9715
ガソリン代:KSH2500
備品・文房具:KSH3120
消毒液(500mlx120本):KSH36000
マスク 2670枚:KSH133,587
④合計:KSH184,382
※配送用の車はボランティアで配送協力してくれた方が出してくださいました。
<1月:第二弾の内訳>
レンタカー5日分 荷物受け取り~現地配達日程分:KSH34900
ガソリン代:KSH12567
現地配送協力者2名 謝金:KSH4000
消毒液(20リットルx4・500mlx180)∔小分けボトル:KSH87206
手洗いタンク(120リットルx12個):KSH18000
マスク4500枚:KSH229,602
リターン用費用:KSH13500
⑤合計:KSH399,775
④∔⑤=⑥総合計:KSH584,157
⑥-③=▲KSH874
※上記記載以外の経費(制作物作成費、移動費、宿泊費等)はクラウドファンディングご支援金外で充当しております
【寄贈先の学校について】
ボメット郡13校にマスク及び感染予防品を寄贈いたしました。
Kipkurion Primary School
Wasega Primary School
Kipyosit Primary School
Mataima Primary School
Naisudori Primary School
Tegat Primary School
Mogitui Primary School
Lalakin Primary School
Sonoiya Primary School
Kipyosit High School
St. Catherine High School
Kipkurion Secondary School
Noble Academy Boarding School
【リターンについて】
リターンにつきましては個別にご連絡、ご配送させていただきます。
マスク・紅茶の返礼品配送につきましては今週末をめどに発送予定ですので、
今しばらくお待ちくださいませ。
ネクストゴール設定時に追加させていただきました、
フリージャーナリスト大津司郎さんとの報告会につきましても調整中ですので、
ご案内ができる状況になり次第メールにてご連絡をさせていただきます。
【今後について】
実は現地滞在中に、日本の家庭で不要となって眠っている文房具を集め、世界中の必要な地域に配布しているENPITSU PROJECTさんとのコラボレーションで、ボメット郡の小学校と日本の小学校を繋ぐオンラインセッションを開催いたしました。
コロナ禍で進んだオンライン化により、遠い地域の子供達を繋ぐ文化交流のイベントができたすごく有意義な時間でした。今後もご縁が出来たボメット郡の学校や行政の方々と日本を繋ぐ双方向の取り組みを重ねて行きたいと思っています。
また、縫製の技術支援をしているNGOにもサンプルを依頼しており、今後寄付と言う形だけでなく日本及び世界で商品展開ができるようにアパレル生産管理の経験を生かし新たなフェーズを目指して進めてまいります!
そのきっかけを頂いたのも皆様のご支援の賜物です。
本当に心より感謝申し上げます。
今後ともご指導のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
Trouce Kenya Limited
Excutive Director Weldon Siele
Co-director Charles Muasya
Co-Director Mai Sakaue
株式会社マイコエンタープライズ
代表取締役
坂上 舞