松山バレエ団の舞台芸術にご支援ありがとうございました!
松山バレエ団のクラウドファンディング、皆様よりあついご支援をいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで628万8000円という目標金額を大きく越えるご支援を221名の皆様よりいただくことができました。いただいたご支援を活用させていただき、11月14、15日の東京文化会館公演から、埼玉公演、府中公演、世田谷公演、神奈川公演と全7公演を無事に終えることができました。心より感謝申し上げます。
ソーシャルディスタンスを考慮して、席数を半分に減らしての上演ではありますが、すべての公演をほぼ満席で行うことができ、会場は公演をいつも以上に大切に思っていただく方々の熱気に包まれ、私どもの舞台を行える喜び、皆様に希望をお届けしたい情熱と相まって、熱い拍手に包まれる感動の場となりました。
今回の舞台は、松山バレエ団総代表の清水哲太郎がコロナ禍に寄せて、かけがえのない人に寄り添う演出を深め、その思いも深く心に届いたことを実感しております。
(C)エー・アイ 撮影:飯島直人




皆さまからご支援頂いた資金は、全額くるみ割り人形公演の舞台費にあてさせていただきました。このような形でコロナ禍の中でも、多くの方と心深い感動と希望を分かち合う場を共に持てましたこと、松山バレエ団一同大きな励ましをいただき、さらにコロナウイルス感染拡大の中でも、命を慈しみ、出会えることの喜びに感謝の思いを持つことができる舞台芸術の可能性を深めていく使命をより強く実感しております。
また、リターンの発送や、ホームページへのお名前の掲載などは、12月末に終了させていただきました。もしまだ届いていらっしゃらないなどありましたら、ご連絡を頂ければと思います。
2021年、松山バレエ団 プリマバレリーナの森下洋子は舞踊歴70年目を迎える運びとなりました。本年はまず、1月30日に北とぴあさくらホールにおきまして森下洋子・堀内充主演 新「白鳥の湖」北とぴあバージョンを上演いたします。
また、5月3日、4日には、森下洋子の節目の年に上演してまいりました「ロミオとジュリエット」を上演いたします。ペスト感染下の時代の物語「ロミオとジュリエット」を、コロナ禍の皆様の心に届くものになるよう、演出を深めてお届けいたします。
2020年、コロナウイルス感染拡大の事態に直面し、公演活動も学校活動も、厳しい局面を迎えながらも、皆で知恵を出し合い、さまざまな工夫を重ね、また新たな試みでもあるクラウドファンディングでも、予想もしないほどの多くの方の温かいお気持ちをいただき、勇気をいただいて乗り越えてまいりました。皆様からのご支援に加えて、寄せていただく応援のメッセージ、そして広げてくださる皆様の熱、すべてに胸が熱くなるような瞬間をたくさんいただき、心より感謝申し上げます。
2021年も、さまざまな困難が予想されますが、舞台芸術は人々の心の危機を救うもの、「芸術は人々の幸せのためにある」という草創の理念を大切に、どんな困難にも屈せず、皆様の心に舞台を通じて希望をお届けし続けたく思います。今後とも松山バレエ団をあたたかくお見守りいただけますと大変ありがたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。






















