『私はワタシ』 この言葉ってすごいですよね。

私自身もかつてこの言葉に救われました。

 

私はMTFですが、仕事柄やはり、色々な人にお会いします。

その中でよく言われるのが、「未央さんってMTFには見えない」「MTFらしくない」とか言われます。(私としては女性として扱われたらそれで良いのですが・・・) 私の行動を見ればそう思うのも仕方ありません。

 

この事で悩んで、もっと「らしさ」を出した方がいいのか?と思った時期もありました。 いろんな人に相談しました。

そこでの返答がほとんどが『未央は未央のままでいいと思うよ』です。

出したい行動を出していくか、世間一般で認知されやすい行動を出していくか。

 

悩みますよね(笑)

そこで、目を向けたのが私すごくお世話になっている、様々な場所で活躍している方々です。

その方々を見ると、性別関係なく様々な行動をしていました。

それを見たとき、人の行動というものはある目的に向かうように行動していると再確認しました。私は自分の目標があります。

それを実現させたいので、様々な事を勉強し、様々な行動をしてきました。

 

人はその人の属性を聞いたときにその人の属性を基にイメージを思い浮かべます。そして、それはある種、固定概念になっています。

そして、その人がその属性のイメージや固定概念から離れた行動をとると、「○○なのに」という感じで言ってしまいます。

おそらく、これは多くの人がやってしまいがちです。しかし、これは当然のことです。

 

人はそういう考えを無自覚でしてしまうようになってますから(笑)

大事なのはその先です。

「この人の属性は〇〇。そして、△△」というような感じで、属性の中に大きな振り幅を作ってあげる事で「私はワタシ」というものが出来上がるのではないでしょうか?

 

私は世の中の人達が、言葉一つの属性に捕らわれて、その人のイメージを勝手に作り上げるのではなく、その属性の中から、さらにその人の個性を見出して、それぞれの「ワタシ」というものを作り上げて欲しいです。

 

青木未央

 

1991年生まれ。ビューティービジネス修士(MBB)。

MTF・レズビアン。メイクアップアーティスト。

専門:心理・美容・経営。

函館ラサール中高卒業後、大学で心理学を専攻する。大学在学中にGID(性同一性障害)と確信し、入学式には男性の格好で入学し、卒業式には女袴で卒業する。

性同一性障害・セクシャルマイノリティ・社会心理学・美容を専門にする。現在、化粧品会社を設立するための準備中。

日本化粧品検定公式コスメコンシェルジュ

アロマテラピー検定1級

一般社団法人結婚トータルサポート協会LGBTQアドバイザー

化粧品販売会社charis共同代表