ASEAN伝統医療国際会議で、学校の薬草園プロジェクトが紹介

ASEAN11カ国の政府代表と各国WHO代表

2009年から年に１度、ASEAN11カ国の政府伝統医療者実務者とWHO(世界保健機構）が一同に集まり、伝統医療の活用について情報交換や共同事業のための会議が行われています。当初から日本財団が、このとりくみに大きく貢献しています。

４日間のスケジュールの中では、各国の代表が、自国の伝統医療政策について発表するのですが、カンボジアの保健省代表者からは、私どもと恊働で取り組んだ「小学校の薬草園プロジェクト」がスクリーンとビデオを使って紹介されました。プレゼン終了後の質疑応答の中で、フィリピンの代表団から、「現実に即したプライマリーヘルスケアの実践例である」として高い評価を頂きました。

他のASEAN諸国にも医療アクセスの乏しい地域はあります。「小学校の薬草園」が世界各地で展開される日がくるかましれません。