支援総額
目標金額 532,665円
- 支援者
- 54人
- 募集終了日
- 2014年2月8日
水道をつくる
近くの川底には史跡「千本リンガ」が見られる
クーレン山は豊富な水を蓄えた山として知られています。森を進むと各所で湧き水の吹き出す沼が多く点在しています。小学校の傍にもシェムリアップ川へと流れ込む清流があり、落差のある大きな滝の周辺はプレアントム寺を参拝した人々のひと時の休息場となっています。
こんな傍に清流が流れているにもかかわらず村には水道という公共サービスがありません。ここにも理不尽なカンボジアの現実が存在します。僅かな高度差があるため川の水を自力で引き上げる必要があります。
水道をどのように配置するか計画中
学校には、国際機関からの支援により白米が支給されていて、子供たちに朝食となるお粥の配給が行われています。料理に使う水は、雨期には雨水をためて使っていますが、雨の降らない乾期には子供たちが順番で各家庭からペットボトルで水を持参して水瓶に蓄えた水を使用しています。これがカンボジアの地方の村における「普通」の現実です。
今回の「薬草園を造る」というプロジェクトの背景には、学校に水道を引き込みたいという村人と学校内で生活する4名の独身教員たちからの強い要望もありました。信じられないかもしれませんが、薬草園を養うための設備は、学校の最低限の環境整備をすることでもあるのです。
足場の良い水場までは学校から200メートルあります。今回は、学校にコンクリート製のタンクを2棟準備しプラスチックの製のパイプで結びます。汲み上げるための動力は人力、もしくは電動モーターです。モーターを設置したからといって、これで水が永続的に学校にもたらす事ができるかというと、そう簡単なものではありません。モーターを駆動するにはガソリンが必要です。日当300円程度の生活者が多い村の人々にとって、この燃料費を支え合う事は大きな負担です。水を確保するためには「燃料費」を蓄える必要があります。
栽培計画をたてます
今回、シェムリアップの街から、ハーバルコスメティックの会社「kru-khmer社」が同行してくれました。カンボジアでは入手が難しく、商品の原料となる植物を紹介し、その種を学校に提供しました。通常、中間業者は生産者から安い金額で原料を買い取り、市場で高く売る事で、その差額を大きな利益としています。今回は販売社が直接、適正な価格で生産者から買い取る「フェアトレード」を導入する事により、少しでも高い金額が村に支払われるように配慮しています。学校は1年で必要となる燃料費を試算した上で、伝統医療師バニーさんが、まとめ役となり、計画的に校内や保護者たちの自宅で、この薬草を栽培し、販売した利益で「水」を汲み上げ、手洗い、トイレ、飲み水、野菜の栽培、そして薬草園の管理を行います。
リターン
3,000円
お礼のメールと活動報告書(PDF)をお送り致します。
また、皆さまのお名前をCaTHA Facebookファンページにてご紹介させていただきます。
- 支援者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
上記にプラスして日本人石鹸職人によってカンボジアで2ヶ月間もの行程をかけて造られている「高純度天然ハーブ無添加石鹸」1個(2,700円相当)をお送り致します。
- 支援者
- 21人
- 在庫数
- 29
20,000円
上記にプラスして、小学校の薬草園に植える「各薬草のサインボードに皆さまのお名前」を明記させていただきます。企業様、研究機関、店舗のロゴ等を入れる事も可能です。
また、プロジェクト現場を視察する3泊4日のカンボジアツアー(アンコールワット観光、交流会、付き)への招待券をお送り致します(費用は自己負担です)。
※日程は2014年5月ゴールデンウィークを検討しています。
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 35
100,000円
上記にプラスして、子供達が書いたイラスト入りの手紙と写真をお送りいたします。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 8