プロジェクト概要

 

 

音を通じて人と人との縁を見つめ直す、
足立区千住の市民参加型「まちなかアートプロジェクト」。

 

はじめまして、東京藝術大学・音楽環境創造科の熊倉純子と申します。音楽学部音楽環境創造科がある千住キャンパスは、足立区千住地域に位置します。このまちを舞台に、2011年から「音」をテーマにしたまちなかアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(音まち)」に取り組んでいます。※

 

千住にアトリエを構えていた現代美術家・大巻伸嗣(東京藝術大学美術学部彫刻科教授)とともに、プロジェクトを立ち上げ、初年度から、千住キャンパスに通う藝大生や、足立区、NPOのメンバーなどを主体に「Memorial Rebirth 千住(メモリバ)」を毎年開催し、今年で7年目を迎えます。

 

しかし、7年目のメモリバを開催するにあたり、開催資金の一部が不足しております。今後も千住のみなさまとともにメモリバを続けていくため、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げました。みなさまの温かいご支援・ご協力、よろしくお願いいたします。

 

ターレーに乗って入場する大巻伸嗣と音楽隊 
「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」(会場:東京都中央卸売市場 足立市場)

 

※東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、NPO法人音まち計画、足立区の共催のもと展開しています(2017年現在)。

 

「地域をつなぐバトン」となったメモリバ。
今後も継続していくため、次世代の担い手を育てます。

 

「Memorial Rebirth(メモリバ)」は、シャボン玉を1分間に最大1万個生み出すマシンを50台以上並べて、無数のシャボン玉で見慣れたまちを一瞬にして光の風景へと変貌させるアートパフォーマンス作品です。国内のみならず海外でも話題を呼ぶこの作品、千住では商店街や小学校、魚市場などを舞台に、大人も子どもも世代を超えて参加者の輪を広げてきました。

 

これまで足立区では、千住地域内の東側・西側を横断して、公園や小学校、中学校等で開催してきたことから、千住のメモリバは「地域をつなぐバトン」と位置づけられています。また、近年の再開発や人口流入によって新しく千住に暮らす「新住民」と、古くから千住に住む「先住民」の垣根のない新たなコミュニケーションの場、地域の住民や子どもたちと異世代が交流できる場へと成長しています。

 

多くの地域の方々に支えられているメモリバをリレーしていくため、今回はイベントを通じて次世代との出会いを育みます。開催予定場所である中学校の生徒たちにスポットを当て、中学生たちと一緒にパフォーマンスをつくり上げていくことに挑戦します。将来的に地域独自の担い手が生まれていくことを期待しています。

 

【イベント開催情報】

開催日:2017年11月を予定

開催場所:現在調整中(千住地域内)

※正式に決定次第、ご報告いたします。

 

(左)「しゃボンおどりの歌」を歌う、くるくるチャーミーのメンバー 
「Memorial Rebirth 千住 2013 常東」(会場:千寿常東小学校)

 

世代を超えて一緒に踊る「しゃボンおどり」の輪 
「Memorial Rebirth 2012 千住本町」(会場:千寿本町小学校)

 

ライトアップされ、暗闇に映し出されるシャボン玉 
「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」夜の部 

 

メモリバ名物「しゃボンおどり」。
お客さんのお手本になる「踊り手モデル」や「促し隊」も育てます。

 

今やメモリバの名物となっている「しゃボンおどり」は、千住で生まれた世界でひとつだけの盆踊りです。「次々と生まれるシャボン玉をつかまえる」など初めてでも覚えやすい振り付けは、藝大出身の若手アーティストユニット「くるくるチャーミー」が、地元の舞踊の先生とつくり上げました。

 

くるくるチャーミーが作曲したオリジナルのメロディーに、「音まち」のサポーターたちがまちで集めた言葉をもとにした千住らしい歌詞が出来上がり、最近のメモリバでは、訪れた人たちも一緒に「しゃボンおどりの歌」を口ずさみ、踊りながら楽しむ光景が定着してきました。

 

一度歌って踊ったら忘れられない「しゃボンおどりの歌」。まちの人とつくり上げてきたその音楽と踊りとを、中学校内のブラスバンド部や演劇部などの有志ほか、全校生徒に呼びかけ、アーティストとともにこれまでにない多層な温かみのある演奏・パフォーマンスに仕上げることが目標です。踊りを覚えて「踊り手モデル」としてお客さんのお手本になったり、「しゃボンおどり」に彩りを添える衣装をつくったり、お客さんを踊りの輪へ促す「促し隊」になったり。いろんな参加のかたちがあります。

 

「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」昼の部 

 

千住のメモリバを、
これからも地域の新しい財産として育てていきます!

 

メモリバは、いつも見慣れた身近な日常の風景を、幻想的な空間へと生まれ変わらせることで、その瞬間・その場所に関する記憶を刻み込み、そこに集う人々、開催してきた各地の人々の思いをつないでいく作品です。これまでも、岐阜や熊本など、全国各地で展開されてきました。

 

千住では、シャボン玉のマシンを操作する地元有志のチーム「大巻電機K. K」が4年目に新たに立ち上がり、千住の小学校の現役PTAやOBのお父さんたち、東京電機大学 千住キャンパスの学生たちが運営を支えてきました。また、くるくるチャーミーや、有志による音まちビッグバンドほか、オリジナルの楽曲と踊りとのコラボレーションで、この地域ならではのメモリバを醸成していきます。今年度は「しゃボンおどりの歌」を音源として録音するプロジェクトにも挑戦予定です!

 

千住の風物詩となりつつあるメモリバを、さまざまな切り口から支えるメンバーシップの輪を広げながら、区内外のより多くのひとに届け、これからも地域の縁をつないでいきます。そのためには、今回のプロジェクトをぜひ達成させたいと思っています。みなさまのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします!

 

たくさんのシャボン玉に歓声があがる 
「Memorial Rebirth 千住 2016 青葉」(会場:千寿青葉中学校)

 

早春の雨の中、千住での初開催(2011年度)
「Memorial Rebirth 千住いろは通り」(会場:千住いろは通り商店街)

 

実行者のご案内

 

Pic by paul barbera / where they create

■大巻 伸嗣(おおまき しんじ)

岐阜県生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科教授。アジアパシフィックトリエンナーレや横浜トリエンナーレ2008、エルメス セーヴル店(パリ)、アジアンアートビエンナーレなど世界中の芸術祭や美術館・ギャラリーでの展覧会に参加している。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックな作品《Liminal Air》《Memorial Rebirth》《Echoes》を発表している。 
http://www.shinjiohmaki.net

 

■熊倉純子(くまくら すみこ)

「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」 プロデューサー

パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト─芸術と共創する社会』、共編書に『社会とアートのえんむすび1996-2000──つなぎ手たちの実践』(共編)、共著に『「地元」の文化力―地域の未来のつくりかた』など。

 

■吉田 武司(よしだ たけし)

「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」 事務局長

NPO法人音まち計画理事。これまで、埼玉県北本市や東京都三宅島など各地でアートプロジェクトの運営を担う。東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)プログラムオフィサーを経て、2015年より現職。

 

これまでのメモリバ

 

「千住のシャボン玉」として親しまれるようになったメモリバに、実行者たちがかける意気込みをお伝えすべく、これまでの開催の様子と、大巻伸嗣インタビューを最後にまとめてお届けします!

 

■記録映像

「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」

 

■大巻伸嗣インタビュー(2016/01/15 CINRA.NET)

足立区名物「シャボン玉」祭に5千人が集結 大巻伸嗣インタビュー

 

オリジナルグッズをゲットして、メモリバ体験しよう!

 

今回、10,000円以上のご支援には、メンバーシップの証として、オリジナルデザインのメモリバTシャツをお届けいたします。お揃いのTシャツを着て一緒にイベントに参加しよう! そして50,000円をご支援いただいた方には、心を込めたおもてなし! 千住のまち歩きガイドツアーと千住の古民家での特別プライベート体験をお楽しみいただけます。この機会に是非、応援をお願いいたします。


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