3月も半ばになりました!先週末(3/10)に予定していたハウスの組み立て作業は、見事に雨が降り延期になり、またチーム内でも一度立ち止まり、「みらいのこども舎」を向島で立ち上げる意義、本当にみんなが望む未来などについて、考えさせられる機会がありました。

 

人の命を預かることの重み、万が一のことがあった時を想定した危機管理について、現役で子育てをしているメンバーで何かをはじめることの大変さ、自分たちが本当に守らなければいけないもの…など、個人としてもチームとしても大切にしたいことをそれぞれが考え、腹を割って意見を交わしました。走って、立ち止まって、考えて、また歩いて…やっぱり0からの立ち上げは色々あるものですが、関わる人たちが気持ちよく、未来をつくるこどもたちの幸せをイメージしながら、ここでの歩みの全てを糧にしていきたいです。メンバー内での話、詳しくはまた後日◎

 

さて、前置きが長くなりました。メッセージリレー第12回目は、今回のクラウドファンディングでも掲げている「グリーンハウスフィールド」の設計を担当している青山修也さんです。建築家の傍、「こどもを中心にまちをつくる」をコンセプトに活動するNPO法人むかいしまseedsの代表を務めておられる修也さん。当プロジェクトも、seedsという土台や、それらを支え合う仲間の「想い」や「経験」があったからこそ走ってこられたとも言えます。みなさまの想いの積み重ねを未来へつなげていけるように、我々も精進していきたいです。

 

ご一読ください。

 

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グリーンハウスとフィールドへの想い

NPO法人むかいしまseedsの代表をつとめています青山修也です。わたしは建物や人が集まる場、人が使うモノの設計をする建築家と呼ばれる仕事をしているのでみらいのこども舎のプロジェクトではグリーンハウスの設計やフィールドのデザインを担当しています。

 

 

今までいくつかの保育園や幼稚園の設計にも携わってきたのですが、今回はその経験とは全く違い、「子どもにはどんな場所が必要なのか」ということを原点に戻って考えさせられるような体験をしています。このグリーンハウスとフィールドを使って子どもたちにどんな時間を過ごしてほしいか、わたしが想像していることをお伝えできればと思います。

 

外の気配を感じられる自然に近い空間

みなさんは、はじめてキャンプをしてテントで寝たときのことを覚えていますか?あのドキドキ感、ワクワク感、ただ一枚の膜で覆われているだけなのに風を遮り、雨に濡れることなく、友だちや家族と肌を寄せ合う親密な空間。と同時に風の音や雨の音が聞こえ、太陽や月の明るさなど、外の気配を十分に感じられる自然に近い空間。その心地よさと楽しさ。

 

 

このグリーンハウスはそんなテントのような空間をイメージ。大きさは横6m×幅18m、天井高は3.6mもあるのでテントというには大きすぎる空間なのですが、一枚の膜で覆われただけという自然との近さは、まさにテントに近いのではないかと思います。家の内と外の自然とをつなぐ「縁側」という空間もそれに近いのかもしれません。広々とした空間なので、中にテントやティピや小屋をつくることもできます。絵本コーナーやままごとコーナー、こどもの自由な発想で遊びの場をいとも簡単につくることもできる。

 

フィールドには造園家の友人にみかんの樹と梅の樹を植えてもらいました。早くも実の収穫が待ち遠しいのですが、向島特産のイチジクの樹もぜひ植えたい。イチジクの樹は子どもたちが登りやすい形をしていますし、朝露のついたとれたてイチジクはサイコーに美味しいですから。

 

 

また、フィールドでは野菜作りにもチャレンジします。この夏には自分たちで育てた野菜たっぷりのランチも登場するでしょう。野菜をうまく育てられるようになれば農業(アグリカルチャー)と幼稚園(キンダガーデン)を組み合わせた「アグリキンダガーデン(Agrikindergarden)」という新たな構想もあります…が、それはもう少し先の話でしょうか。

 

と、そんなことを想像しているのですが、大人が考えていることなんて堅苦しくてちっぽけなこと。きっと子どもたちはそんな想像なんて軽々と飛び越えて、のびのびと自由に過ごしてくれるだろうと楽しみにしています!

 

子どもたちの気持ちに合わせて作りかえられる自由さ

それと気をつけていることは、あまり作りすぎないこと、自分たちでつくること、あるものを使うこと。

 

いずれにせよ、ここは大人たちの夢もたくさん詰まったフィードになるだろうと楽しいイメージを頭いっぱいに膨らませているわけですが、まずは最低限の安全を整え、使いながら、子どもたちの気持ちに合わせて作り変えてていくことを大切に、心を広げて挑んでいきたいと思います。

 

 

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