鎌倉幕府樹立に貢献した平広常公創建の三嶋神社を後世に残したい。

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プロジェクト本文

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。宗教法人三嶋神社です。

 

■三嶋神社の由来

千葉県房総半島南部に位置する『いすみ市上布施三島』にあります。

●由緒

 創建 年月日 治承 4 年(1180 年)8 月 15 日

 旧社格   村社

 三嶋神社の歴史は古く 治承 4 年 8 月 15 日 (1180年) 上総権介広常公 (かずさのすけ ひろつねこう) が 蘇州(現在の静岡県)三嶋大社から勧請 (かんじょう) したもので 主祭神は大山祇命 (オオヤマツミノミコト) 武甕槌命 (タケイカヅチノミコト) 武夷鳥命 (タケイトリノミコト) であります。

 神社合祀令(明治政府)により 一町村一社を原則として 明治 20 年から大正 6 年に亘り布施村にある村社の9神社及び末社の4神社が三嶋神社に合祀され 現在に至っております。(村社「住吉神社・七本神社 ・山神社 ・八幡神社 ・滝口神社・白山神社 ・天照神社 ・八幡神社 ・喜原神社」 末社 「八坂神社 ・大杉神社 ・金毘羅神社 ・須賀神社」)

 

●祭神

 主祭神   大山祗命   武甕槌命    武夷鳥命

       (オオヤマツノミコト)     (タケイガヅチノミコト)   (タケイトリノミコト)

 合祀社の祭神も祀っています。

       天津伸五柱 國津伸七柱 伊邪那美命 大日霊命 大國主命 誉田別命

       奥津彦命  日本武命  保食命   大己貴命 少彦名命 金山彦命

 

 三嶋神社は上総権介広常公(平広常公)が 鎌倉幕府の将軍たちが崇敬していた静岡県の三嶋社から勧請したもので 治承 4 年(1180年)鎌倉幕府樹立とともに三嶋神社が創建されたと言われております。上総氏坂東武士団(関東に領域を構えた武士)の繁栄を願って建立されたものと推察されます。

 三嶋神社参道     三嶋神社 社殿  

 

 平広常公は 源頼朝のもとに二万騎を率いて参上し 頼朝を助け鎌倉幕府樹立に大きく貢献しました。幕府樹立後に謀反の疑いを掛けられ 頼朝の命を受けた侍所司(軍事警察を担った組織)の梶原景時に鎌倉の御所内で暗殺され 上総氏は所領を没収されました。その後広常の鎧から願文が見つかり 頼朝の武運を祈る文書であったことから 頼朝は広常を殺したことを後悔し 即座に広常の又従兄弟である千葉常胤の預かりとなっていた一族を赦免し 広常の冥福を祈るため広常一族に永代お布施料として現在の布施の地を与え それが『布施の地名』由来となっているそうです。布施地区にはこのような由来があり その布施の中心的な神社が三嶋神社であったわけです。

 

 神社には 有栖川宮熾仁親王の御宸筆の額が奉納されております。この額は 井上佐幾夫(以文会創立者井上幹の父)が三嶋神社総代として親王に懇願し 明治 5 年壬申 8 月 15 日に奉納されたものです。(以文会創立者井上幹は 布施村三島の地に薫陶学舎を創設して人材の育成にあたり 千葉県における自由民権運動の先駆者として評価されており 郷土の誇りでもあります。)

 

 天保 (1831年から1845年) 年間に本殿建設の記述があり 天保 13 年 (1842年) に幣殿 ・拝殿を建設 明治 28 年 (1895年) 本殿再建と記述があります。 本殿の彫刻は 江戸末期から明治に活躍していた新田野村の彫物師 長谷川良工の作であります。

幣殿・拝殿は 明治 28 年の本殿再建時に同時に再建したかは定かではありませんが 三嶋神社再建 (明治 28 年 1895年) から129 年が経過しております。

 

長谷川 

 

■プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 三嶋神社の現状を診ると 老朽化により幣殿・拝殿の梁や土台は朽ちており 床全体が踊り 建物が傾斜しております。本殿についても 土台を支える置石基礎が風化により不同沈下しております。台風や地震でいつ崩壊しても不思議でない現状となっており 人身事故防止のため 三島区氏子総代  他8神社の氏子総代による例祭も  神社拝殿内で執り行うことができない状況であります。

 

 三嶋神社老朽化   三嶋神社老朽化2  三嶋神社老朽化3

 

 更には 江戸時代後期 天保年間(1830~1840年代) から幕末に活動した江戸の彫物師 嶋村俊正の作であります神輿が 現在緊急避難の為に 区民集会所に安置している状態です。

 

    お神輿

 

 現在再建に向けて『三嶋神社再建委員会』を組織し ご奉賛金の募集活動を行っているところです。

 

 再生委員会メンバー 氏子の皆さん

 再建委員会メンバー               氏子の皆さん

 

 三嶋神社は合祀社であり 15 区約450 戸が氏子中となっておりますが 神社が三島区に鎮座している関係から 三島区民(39 戸)が中心となって他14 区の氏子中に再建協力のお願いをしている所ですが 年金生活者が多い集落であることから 資金協力がなかなか得られない状況であります。三島区民としては由緒ある神社を再建し 次世代に継承したい一心で再建計画の説明会を重ねた結果 7 区の氏子中からご理解を頂くことが出来ましたが 他8 区の氏子中からの協力が得られなく 現在資金難に陥っております。どうか皆様方のご支援を賜り 心の拠り所である三嶋神社の再建を達成させることが 三島区民に課せられているものと認識しております。歴史ある三嶋神社を次世代に継承したい一心で 一般の方たちにもお願いにあがっております。また ご奉賛金募集チラシを新聞折込み致しましたが 何れも資金調達が厳しい状況であります。このような背景から 本プロジェクトを立ち上げることと致しました。

 

 令和7年3月には 150年の歴史をもつ 布施学校組合立 布施小学校の閉校が決まっております。このままでは また一つの地域コミュニティがなくなってしまいます。  どうかみなさまのご支援を賜りたく 宜しくお願い申し上げます。

 

■再建への道のり(活動の経過)

【三嶋神社 再建検討委員会 発足】

・平成31年3月三島区総会に於いて  再建に向けた検討目的で委員会を組織し検討を開始する。

【活動停滞】

・建築業者と協議するも高額で対応苦慮  その後コロナ禍に陥り検討頓挫寸前となる。

【検討再開】

・専門的知識者が再建検討の相談に名乗り出てくれて  検討再開する。

・三島区民一体となり布施地域及び三嶋神社の由来など調査し  令和5年6月に「趣意書」が完成する。

・令和5年7月に  三島区民及び他14区氏子総代会に「趣意書」の説明を行う。

・各論検討に向け「三嶋神社再建委員会」に改組し、ご奉賛について三島区民と9ヵ月に亘り協議を重ね、再建に向けた方向性に目処がつくも、他14区の協力を得ることの困難に直面。三顧の礼の精神で説明会を重ねるが  8区の氏子中からの資金協力は困難と判断。範囲を広域に拡大(新聞チラシ折込み、商店等置きビラ、他都県在住の地元出身者要請)して活動を実践している。あと一歩の壁が高い現状です。

 

■お祭り

 先人たちは  広常が建立した三嶋神社の霊験(れいげん)を三島の村民らは信じ  三嶋神社の存在が布施地域の繁栄につながり  地域の文化や共同社会の中心であると考え  三嶋神社を大切に維持してきました。布施地域の中心的な神社として  長い時間をかけて村民たちの心の形成  性格や習慣  社会的な風習を造り上げ  布施の地域を支えてきました。

 

 令和となった現在まで大切に維持保存されてきた三嶋神社の江戸神輿による秋の例大祭渡御を  現在まで継続することが出来たことは  合祀されている13社の御霊(みたま)をお守りすること一心からであり  過疎化による担ぎ手不足でありながらも  可能な限り休祭せずに神輿渡御を行ってきた事は  合祀社としての責任感と  古くから伝わる伝統や文化を大切にしたいという潜在的な道徳心からくる行動です。

 

 今般のコロナ感染症の影響もあり  3年間休祭となっておりましたが  中山間である布施地域は限界集落の心配もある中  今後どのように神社やその諸行事を維持していくのかについて頭を悩ませております。神社再建問題が機会となり  住民が一体となってこの課題に取り組むことが求められております。

 

 お祭り1 お祭り2 

  お囃子                 村回り  

お祭り3

 ❝♬三島あ~の~若い衆 もっとみっちりやれよ ♬祭さは~今日限り明日はない~♬❞

 

■プロジェクトの内容

 <実施内容>

  三嶋神社は再建後129 年が経過しており、本殿の改修及び幣殿、拝殿の建て替え(再建)を行う。

  本殿の改修:本殿を曳家し押し上げて、基礎工事を行う。

  幣殿、拝殿:解体し、新しく建て替えを行う。

  総工費  :2,750 万円

  ご奉賛額 :2,650 万円(6月末現在実績)

  資金不足 :100 万円(6月末現在)

 

 <事業概要>

 ・実施スケジュール

  全体工程:令和 6 年 7 月から 1 2 月ごろまで、本殿の改修及び幣殿、拝殿の建て替え。

  解体工事:7 月中旬(幣殿、拝殿の解体)

  本体工事:8 月~12 月(基礎/建方/外装/仕上/外構、他)

 ・祭事 

  解体清祓 7 月 7 日

  地鎮祭  7 月末 日ごろ

  上棟祭  9 月末 日ごろ

  竣工祭  令和 7 年 2 月末 目標

  ご遷宮祭 令和 7 年 9 月末 予定

 

 本プロジェクトの資金は、三嶋神社再建事業の計画・実行・評価などを行う「三嶋神社再建委員会」が受け取ります。    

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 神社は『神様を祀る』という存在です。祈りを捧げる依代(御霊がおりて座る場所)が神社です。日本人であれば誰でも知らず知らずのうちに心の中に神を信じている人が多いと思います。普段は意識していなくても  正月や社会生活の節目々々に神社やお寺に参拝し  知らず知らずの内に私たちの心のよりどころになっていると思います。

 

 三嶋神社再建委員会は  源頼朝から平広常公の一族に永代お布施料として与えられた私たちの故郷「布施の地」と  広常公が鎌倉幕府樹立とともに創建した「三嶋神社」を後世に継承することが  限界集落の加速を阻むことにもなります。

三嶋神社を中心として地域社会の結束を計る地域コミュニティを維持し  継続していきたいと強く望んでおります。

広常歿後840年の節目です。三嶋神社再建が記念事業になりますと広常の供養にもなります。

私たちは広常のゆかりの地であるふるさとを守っていきたいのです。

 

プロジェクト実行責任者:
宗教法人 三嶋神社(三嶋神社再建委員会 代表 鈴木茂雄) 
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

三嶋神社の本殿修繕、及び拝殿、幣殿の新築 建築費の一部

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額につきましては、自己資金で補填いたします。

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