プロジェクト概要

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【2018年2月6日追記:ネクスト・ゴールを設定いたしました!】

 

お陰様で、第一目標である金額を達成することができました。ミヨベ町の子どもたちへの給食、絵本、職業訓練にかかる費用に充てることができます。本当にありがとうございます。

皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして次の目標を170万円と設定させていただきます。

今後いただいたご支援は、以下にかかる費用として使用させていただきます。


〈自立支援プログラム〉職業訓練の追加プログラム
1.刺繍 人数追加 約5万円
2.裁縫 中古ミシンの購入及び訓練費 約20万円
3.陶芸 材料費及び訓練費 約15万円
4.石鹸作り 材料費 約5万円


〈ECD&Fセンターの養鶏サポートプログラム〉
養鶏のための雛鳥および餌台の購入費 約16万円
子どもたちのランチにゆで卵(貴重な蛋白質)を入れられるようになります。

 

〈訪問ベースのセンターに絵本提供〉
*ミヨベのECD&Fセンターが遠くて通えない子どもたちのために、有志で家を開放してくれる家庭などに集まり、センターと同じく幼稚園のような活動を午前中行っている場所が23ヶ所あります。

1センターに5冊ずつの絵本を配布 約9万円

 

今、この集落に必要な、「自分たちが技術を習得し、収入を得る」ことと、「その収入で子どもを育て、子どもたちへの教育の機会を得る」ことへとつなげる挑戦です。

 

次のステップへ向けて、どうか変わらぬご支援をよろしくお願いいたします!


望月優子(NPOルワンダの教育を考える会)

 

ルワンダの首都「キガリ」から車で山道を登ること3時間。

 

そこにあるのは、通称「ミヨべ町」と呼ばれるルワンダの「最貧困地域」標高約2,000メートル地点の小さな丘に追いやられたような生活をしている集落です。そこには、私たちが“当たり前”と思っている生活のかたちがありませんでした。

 

何よりも、子どもたちが笑わない。その状況をなんとか変えたかったのです。

 

 

 

美しい景色の裏にあったミヨベ町の貧困。

 

夫のルワンダ駐在に当時5歳と2歳前の子どもたちと帯同してきて約2年。現在、昨年にみなさまのご支援で立ち上げた図書室で、読み聞かせをしながら、ルワンダの首都であるキガリ市にある「NPOルワンダの教育を考える会」の現地事務所でお手伝いをしています。

 

 

2017年10月に入って新たに始まったプロジェクトで、首都のキガリから約80キロメートル離れたギチュンビ市 ミヨベ町というところを訪れました。ミヨベ町に着くまでは、周りの雄大な景色に見とれていましたが、その美しい自然の景色の裏に隠れているのは、貧困という辛い現実であると思い知らされました。

 

そこに初めて訪れたとき、今まで見たこともないくらい、もしくは、見ようとしていなかったのかもしれない貧しい集落と出会いました。

 

 

そこは、個人の所有するような車やバイクはほとんど見かけません。徐々に政府が主要道路を整備していますが、産業と呼べるようなものは何もありません。政府により与えられた土地に連れてこられ、元々は農業の仕方も知りませんでした。日銭を稼ぎに周辺の農業で一日耕すアルバイトをしてくたくたになっても日本円にして約130円しかもらえないのです。

 

着る洋服や靴も1着、2着程度。標高が高くて、雨が降ると凍えるほど寒いのに身体を寄せ合ってしのぐほかありません。地形のせいで水を確保することも難しく雨水を沸かしても十分安全ではありませんが、それを飲むしかないのです。そのような不衛生な状況が子どもたちの健康を悪化させています。

 

この集落に25家族あるほとんどの家庭では、一日に一食食べられるか食べられないかの生活をしています。

 

大人の顔は誰しも険しく、赤ん坊はお腹を空かせて泣いています。栄養不足で出ない母乳を絞りだし、垂れ下がったお乳をそれでも口に含む赤ちゃんの姿に、私は涙しました。母乳が出なくて苦労した長男の育児時代を思い出し、十分に食べられない自分から母乳があげられないお母さんを想うとどんな気持ちか。

 


このようなすさんだ日常生活は、子どもたちに良い影響を与えないばかりか、その集落に未来はありません。

 

 

私たちが車から降りると、お庭で遊んでいる子たちが一斉に集まって来て手を伸ばします。私が初めてここを訪れたとき、正直その手を握ることを躊躇してしまったくらい子どもたちの姿は、正直言うと、“汚い”ものでした。

 

多くの子どもは、栄養失調でお腹がぽっこりと飛び出ており、中には靴を履いていないため、ダニの一種である虫が爪に湧いているような子もいました。頭にはカビのようなものがある子どももいます。

 

また、家といっても、木を枠にして土を盛っただけの貧相なもの。集落の大きな問題になっているのが、家の木材を引き抜き食事を作る時の焚火に使っていることです。それにより家の壁が壊れ半分ぐらい崩壊が進んでいる家もありました。彼らが言うには、仕事に行くと薪を集める時間がなく、代わりに木材を使っているとのことでした。

 

 

床はむき出しの土。

 

雨季には、ひどい雨が降るため、子どもたちは、寒くて凍えます。どの子も漏れなく鼻水をたらし、その鼻水と恐らくずっと洗っていないであろうドロドロになった洋服を身に付けていました。

 

 

2015年、そういった子どもたちの状況を改善するために、政府の政策により国全体の各地域に広く幼児教育施設を建てる動きの一環でミヨベにも施設が建てられました。子どもたちに安全、衛生、教育、栄養、子育てに関する知識を提供するための施設ですが、まだまだ予算が間に合わず十分なサービスを提供できる施設とは言えません。

 

 

ミヨベ町での活動

 

かつては、余りにも貧しい人たちであったがために、匂いがするだとか肌が汚いなどと周りの地域から子どもたちを同じ学校へ通わせることを嫌がられた人たち。

 

地形的な問題から水を確保することに平均よりも高い金額がかかってしまうことも一因となり、体や服を洗う余裕がありませんでした。現在は、「衛生を保つことが健康を保つことに繋がる」という当団体代表のマリー・ルイーズからの指導に従い、センター内(Early Childhood Development and Family Center in Miyove*)で子どもと服を定期的に洗うようにしています。

 

*同センターは、2015年にImbutoFoundationというルワンダに幼児教育施設の普及を目指す団体とUNICEF、IKEA基金、英国交際開発庁、Plan Internationalの協力で建てられました。私たちは、2016年7月よりその運営と地域の発展に協力的に支援していくことで行政と契約を交わしています。

 

 

このセンターで子どもたちを洗い、古着支援などを行い、一緒に勉強するクラスの環境を整えてきたことで集落の人々の意識が少しずつ変わってきています。

 

 

また、2017年10月13日に、住民を集めて意見を聞く場を設けた際に、NPOルワンダの教育を考える会がミヨベで支援をする目的を示し、住民の意思を確認しました。

 

私たちは、一方的な支援ではなく、グループの住民が自分たちで立ち上がろうとする意志に寄り添うものでありたいというビジョンを伝え、また住民たちも自助努力の意思を示し、同じグループから立派に社会生活を送り仕事についている人からの話に熱心に耳を傾け鼓舞された様でした。

 

自分たちで自立した生活から始め、ミヨベに留まるのではなく、広い世界を目指し更に上を目指して向上していきたいというミヨベに住むひとたちの意思をみた思いでした。

 

子どもたちの中に見えてきた変化

 

初めは、緊張していたのか、少し遠慮がちな子どもたち。特に3歳以下の赤ちゃんたちは、私たちが近づくと泣いていました。

 

それでもめげずに、内戦後首都:キガリに設立したウムチョムイーザ学園にて音楽を5年間、教えている照子さんは、音楽の出張授業を行いました。私も、子どもたちと目線を合わせて歌を歌ってみると私を取り囲んでリズムを取り、催促してきます。初めて訪問した時の気持ちが自分の中でも消化されていくような優しい時間を少しずつ積み重ねていきました。

 

照子さんの音楽の出張授業を通して、少しずつ子どもたちとの距離が近づいていきました。

 

▼子どもたちが音楽にのって飛び跳ねるまでになりました。

 

 

 

▼元気がなくて、よく泣くタビデ君3歳▼

 

段々距離を縮め、前回の訪問では、私の膝に乗っかって来るようになりました。身体を洗ってもらってきれいな服に着替えると嬉しくて跳ねる様子は、嬉しい変化でした。

 

 

 


ミヨベ町での活動を通して、少しずつ子どもたちに笑顔が見えてきました。

 

次のステップとして、今、この集落に必要なことは、「自分たちが技術を習得し、収入を得る」ことと、「その収入で子どもを育て、子どもたちへの教育の機会を得る」ことだと感じています。自立の機会を得て、成功体験を通して向上意識や希望をもってほしいのです。

 

 

子どもたちに笑顔が見えるようになった今、3本柱のプロジェクトを立ち上げました!

 

ミヨベ町へ、食料の支援と子どもたちへの教育、職業訓練を実行するプロジェクトをみなさまと実現したいと思います。

 

 

①食料支援:
ミヨベ町の幼児教育センターで提供する栄養補給のためのおかゆと給食費1年分

 

2018年4月分~2019年3月で、1日1食のおかゆ、給食(豆、芋、トウモロコシの粉を茹でて練ったブガリなど)を119名の子どもたちへ提供(年少34名、年中44名
、年長41名)します。

 

2017年7月よりせめて子どもたちのお腹を満たすため、緊急食料支援を提供してきました。2018年より開発段階の支援に入ったとはいえ、各家庭一日一食がやっとの所得が現状なので栄養失調の状況を改善するにはまだまだ食料の提供が必要な状況です。

 

 

 

②教育:子どもたちの絵本、収納棚寄贈

 

同センターへ、ルワンダ語の絵本と英語の絵本、そして、棚3つ(年少、年中、年長のクラスへ1個ずつ)を寄贈します。

 

 

前回の絵本を届けるプロジェクトで見た、子どもたちの笑顔と図書室に来る子どもたちの眼差しに希望を感じました。

 

食料支援に加えて、ミヨベ町の子どもたちが絵本を通して、このような生活の中でも知らない世界と出会う喜びを感じることができるように、きっかけを提供することができたらと切に願います。

 

首都キガリに設立したウムチョムイーザ学園の図書室に絵本を寄贈。
子どもたちは絵本の世界に夢中でした。

 

この子どもたちが笑顔になる体験を、ミヨベ町の子どもたちにもプレゼントしたい。

 

 

③自立支援:職業訓練

 

ルワンダ人女性のコミュニティーで、刺繍を学び、商品化して職を得ているグループがあります。そこから、4~5週間おきに平日一週間の訓練に最低6ヵ月間来てもらい、全ての訓練を受ける覚悟をもったミヨベの支援対象者に刺繍技術を教えます。

 

技術を習得する機会を提供することで、彼らはその技術を収入に繋げることができます。自らの努力が、自立に繋がるという自信を得てもらいたいと思います。

 

 

 

“ミヨベ町の明日”しか知らない子たちへ、みなさんの想いをとどけたい。

 

NPO法人ルワンダの教育を考える会の代表であるマリー・ルイーズさんは、「子どもたちが秘める可能性を信じる」ことが活動への原動力と語ります。ルイーズさんの人生は苦難の連続でしたが、子どもたちの可能性を信じて邁進し続ける姿に終わりはありません。私は、ルイーズさんとの出逢いを通じて、ミヨベ町の人々や子どもたちと出逢った今、ミヨベ町の人々自身が信じる未来に寄り添いたいと思っています。

 

そして、ルワンダに永住を決めて、ルワンダに留まらず“違いを越えて共に生きる”というご自身の強い信念のもとに世界にそのメッセージを発信すべく活動される照子さんと共に。

 

「凄まじい人生の体験の後に生かされた自分の人生をどう生きるか」、それを常に問いながら子どもたちの教育という視点を通して平和な未来を目指すルイーズさんの想いを知り、自分はどう生きたいのかを考えた時、今、自分がルワンダでできることは、たくさんあると気づかされました。

 

開発援助を専門的に学んだ経験のない専業主婦に何ができるんだろうという無力感に苛まれることもありました。しかし、初めてミヨベ町を訪れた時のショックを消化していくうち、この状況を知りたくても知ることがない人たちに一人でも多く届けることができたら、自分がルワンダにいる意味は大きいのではないかと思うようになりました。

 

NPO法人ルワンダの教育を考える会を立ち上げたマリー・ルイーズさんと。

 

人は誰しも幸せを望みます。そして、その幸せの形は、人それぞれ。しかし、このミヨベ町では、その日食べるものすらなく、「幸せとは」という問いさえ思いつかないような日々なのです。

 

このプロジェクトを通して彼らに、日本という遠い国から、または、大陸を越えた異国から想いを届けられたら、

 

ミヨベ町での明日しか無かった彼らの中に、新しい世界が映るのかもしれません。

 

ぜひ、このミヨベ町への食料支援、子どもたちへの教育、職業訓練を一歩進める仲間になっていただけませんか。よろしくお願いいたします。

 

 

NPO法人 ルワンダの教育を考える会

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資金の使いみち

 

●食料支援(おかゆ&給食一年分):432,000円    
●絵本:200,000円   
●収納棚:19,500円   
●職業訓練費:100,000円    
●その他諸経費:248,500円

 


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