今日の写真は、先日、神奈川県のお仕事で丹沢の熊木ダムに潜り、水深2メートルのダム底から新緑の木々を見上げて撮ったもの。この驚くべき透明度は、カメラと景色の間に水があることすらわからないような作品となりました。

 

おはようございます。
NPO法人海の森・山の森事務局の理事長・豊田直之です。
4月30日から支援募集開始となりました。


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現在、このプロジェクトを実現すべく、さらにこのプロジェクトで提供する映像コンテンツのクオリティーをアップするために取材を続けております。みなさま、ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。



 

 

ちょうどGW連休明けの頃の神奈川県・丹沢は、まさに新緑のシーズン突入です。昨年のちょうど今頃は、ブナの新緑を撮るために檜洞丸(ひのきぼらまるという山の名)に2回登りました。標高1,601メートルの山で、日帰りできる山です。ただ、傾斜がきついのと、なんかリズムの合わない階段状の道が多く、かなり歩き込んでいる方でも次の日以降に脚が筋肉痛となるでしょう。しかしブナの新緑は、そんな疲れを吹き飛ばしてくれるようなすがすがしくもパワーをいただける景色です。そんな丹沢の新緑を水の中から見てみたい。それなら最高の透明度の熊木ダムの水の中から見てみよう。サカナが新緑をそのようにして楽しんでいるかは別として、水の中からはどのように見えるのか。今回の撮影のテーマの根源は、そんな単純なところにあったのです。(注 玄倉ダムも熊木ダムも遊泳も潜水も一般的には禁止されているエリアです。神奈川県のお仕事ということで、きちんと許可をいただいて潜水撮影を行っています)

 

 

初夏といえども、源流域の水はまるで流氷を潜る時のように冷たく、保温用のドライスーツでは覆いきれない指先と顔の眼の周りを容赦なく刺してきます。しかしこの丹沢の熊木ダムの水は、昨日一昨日とここで掲載したように、透明度50メートルを超える驚嘆すべき美しい水がたたえられています。ちょうど午前中の日差しが当たる対岸付近まで潜泳していくと、ダムの水面を渡る風がさざ波を立て、その揺らぎが太陽の光を乱反射させて不思議な模様を岩に映し出しています。新緑の葉は、太陽の光を浴びて明るく輝いています。こんな不思議な世界がここには当たり前のように存在していました。

 

 

私は生まれも育ちも横浜で、今年の誕生日で55歳になります。途中七年ほど仕事の関係で横浜に住んでいなかったときもありましたが、長く横浜に、長くこの神奈川県に住んでいながら、すぐ近くにこんな美しい水があり、こんな水が水道水の一部となって私たちが利用できていることをこの活動を開始したつい三年前までは知りませんでした。知らないから水の価値がわからない。知らないからついつい水を無駄に使ってしまう。このことに限らず、知らないことが諸悪の根源となってしまうことが多々あります。私たちは水の大切さを身近なところから理解していただく。これは現在、地元神奈川を中心にやっていますが、すでに秋田県や山梨県、埼玉県などとも連携を深めていて取材活動を続けていますし、今後日本全国にその地その地の水源を訪ね、この貴重なニッポンの誇るべき水資源・恵みの水を再発見し、多くの方たちにその素晴らしさを知っていただこうと考えています。(明日につづく)

 

 

私たちの活動をぜひご支援ください。みなさまのご支援お待ちしております。なにとぞよろしくお願いいたします。

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