聴覚障害者クライマーの松之木さんにクライミングや障害サイン付きチョークバッグについてお聞きしました!

 

【Q&A】
Q:松之木さん、普段はどんな風にクライミングしていますか?
A:マツノキはジムで登るときに、周囲に聞こえないことを伝えています。
具体的な方法は、20センチか25センチくらいに切ったガムテープに「耳が聞こえません」と大きく書いて背中に貼っています。

 

Q:障害サイン付きチョークバッグがあるといいと思いますか?
A:思います!
軽い弱視の人とかもそうかもですが、聴覚障害も見た目では分からないでしょ?周囲の人に対して、耳が聞こえないことをスマートにアピールするアイテムが欲しいと思っている聞こえない人は多いですよ!

 

Q:どうして「耳が聞こえないこと」をクライミングジムで積極的に伝えているのですか?
A:自分の耳が聞こえないことを積極的に伝える理由は、大きく二つあります。危険回避と、円滑なコミュニケーションのためです。
1.危険回避
クライミング中に後ろから声をかけてもらっても全く気がつかないので、危険を声で知らせてもらってもわからないですし、人が下を通る気配もわからない。下に人がいるのに気づかずに不意落ちしたりしたら、お互いにケガしちゃいますよね。
聞こえてない奴が登ってるんだ、ということを周囲に認知していただくことでお互いに危険を避けることができると考えています。
2.円滑なコミュニケーションのため
背後からガンバ!と声かけてもらっても、登り方のアドバイスをもらっても、全く分かりません。無視した形になってしまうと申し訳ないので、先手を打って、背中で聞こえないことをアピールしています。

 

Q:背中に「聞こえません」と書いておいてよかったなと思うことはありますか?
A:時々あって、ジムで一緒になった人が、自然に身振り手振りを交えて登り方教えてくれるとか、他の耳が聞こえないクライマーから声をかけてもらえたりすること、でしょうか。

 

以上です!
松之木さん、インタビューのご協力ありがとうございました!

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