もりねこ財政緊急事態宣言！ご支援をお願いいたします。

みなさまいつももりねこを応援いただき本当にありがとうございます。

 

診療所開設のクラウドファンディングでは全国多数のみなさまよりお気持ちを寄せていただきましたことを励みとしながら開設より８ヶ月頑張ってまいりました。

 

それにも関わらず、こんな宣言を出すにいたってしまいましたことは大変申し訳なく情けない気持ちでいっぱいです。

 

昨年10月に診療所をオープンしてから、次々とレスキュー案件のご相談が入りまして、さっそくレスキューシエルターやクリニックを活用しながらねこたちのためにと勢力的に活動をしてまいりました。

そのため、保護頭数もどんどん増えていき多い時で140匹以上となりました。

 

【診療所シェルターではレスキューされたねこたちがのびのびと暮らしています】

 

ねこたちのお世話やQOLを確保するため、また、たくさんの避妊去勢手術に対応するためにスタッフの雇用も計画段階での予定を前倒しで進めてまいりました。

 

計画段階からある程度の赤字予測はしておりましたが、ねこたちのために力を尽くしていればお金は後からついてくるだろう、という甘い考えがあったのも事実です。

 

【昨年12月末に60匹の一斉TNRを無料で引き受けた際に保護されたタジーちゃん】

 

レスキューや保護ねこたちのお世話に奔走している間にも、物価の上昇、光熱費の高騰、コロナの影響からカフェ収入の減少などが重なり続け、月々の赤字は膨らんでいくばかりでした。

物価が上がってしまったので、これまでの予算で購入できていた量が確保できず物資の備蓄もギリギリの状況となってしまいました。

 

もりねこでは、特に高齢のねこや病気のあるねこなど、他では譲渡されにくいだろうというスペシャリティーなねこたちの保護を優先して行なっていることや、困窮者の多頭飼育崩壊レスキューなど保護費用の負担をしていただけないケースでの引き取りにも力を入れておりましたので、そのようなねこを保護すればするほど赤字が大きくなってしまうというのも課題でした。

 

【保護時から片目を失っていたキヨちゃん】

 

【糖尿病で毎日のインスリン注射が欠かせないうなぎくん】

 

 

昨年のクラウドファンディングで応援いただいた予備資金も目減りしていく中で、事前に副理事長、会計担当と、現金がここまでになったら緊急事態と取り決めていたラインにまでついに到達してしまいました。

 

現在は財政の緊急事態としてレスキューをストップしている状況です。

活動を維持するために保護頭数も身の丈に合った数（100匹程度）に調整していかなければなりません。

 

収支の根本的な見直しが必要なところではありますが、もりねこでは保護ねこたちのQOLを重視したケアを行なっていくこと、老病ねこなどのスペシャリティーキャットも保護していきたいこと、そのためには保護ねこカフェ、FIVキャリアルーム、老病ねこ専門ホーム、スペイクリニックなどの各施設の維持、そして専任のスタッフを確保していきたいことなど、現時点でどれも削るという決断ができずにおります。

 

何卒わたしたちの思いや活動にご理解をいただけますと嬉しいです。

 

プロジェクトへのクラウドファンディングは終了しましたが、

READYFORさんの継続支援のシステムにて引き続きもりねこを応援していただけますと

大変心強いです。

また、オンラインストアでは緊急応援セールを開催しております。

食品やギフトなどの一部を除き、6月末まで全品10%OFF！

 

ひと店長のねこ似顔絵グッズを販売中のSUZURIでは6月3日よりTシャツ1000円OFFセールが開催されます！（もりねこの収益は変わりません！）

 

その他にも、書き損じハガキ、未使用切手などをお譲りいただけるのも大変助かります！

下記の住所までお送りいただけますと助かります。

 

〒020-0024

岩手県盛岡市菜園２丁目6-6 2F

NPO法人もりねこ

TEL：019-613-7773

 

ねこたちのための活動の再開に向けて引き続き何卒応援いただけますと助かります！