支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 191人
- 募集終了日
- 2015年1月24日
死んでからお墓に入れるのかなんて、誰が決めてくれるんだろう
現在の達成金額1,446,000円。目標金額の70%を超えました!
金額も大切なことですが、何よりも、108人もの方々にこの取り組みについてご共感、ご支援頂いていることに心震わせています。
本当にありがとうございます!
そして、クラウドファンディング上でのご支援だけではなく、SNSや口コミ、チラシなどでこの企画の宣伝にご協力頂いている皆さまも、ありがとうございます!
皆さまの共感と支援が、また誰かの理解と共感を生み、そうした想いのつながりによって、このプロジェクトを形にすることも、意義の一つだと思っています。
さて、今回は当事者の方へのインタビュー。
彼らは、どのような人生を歩んできたのか、なぜ身寄りを失うのか。
そして、何より、自身の死後についてどのように思いを巡らせているのか。
お話を伺ってみました。
このインタビューとレポートは、山友会ソーシャルメディア活用プロジェクトチームの菅原久美子さんが担ってくださいました。
菅原さん、ありがとうございました!
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宮川 照夫さん(仮名)
1953年、青森県生まれ。中学校卒業後に上京し、町工場、運送会社、土木業、日雇い労働等の仕事を転々とし、40年以上を東京で過ごしてきた。10年前に山友会と出会い、仕事の紹介を受け、現在は清掃の仕事に従事している。
ずっと孤独で、仲間つくるのもだめだから、だから死んでも孤独。これだけは怖いんだけど。自分もそうなるんじゃないかなって思う。」
10代半ばで一人上京。血縁関係がないこと、言葉の訛り、田舎者であることで、虐めに遭った。頼れる人がいないため、ひとりで人間関係に悩み苦しみ耐えてきた。
田舎に帰っても仕事がなく、都会で仕事をしても宿代を稼ぐことは難しかった。
路上生活をするしか選択肢がなく、孤独、恐怖、冬の厳しさに耐えて、生きてきた。
「もう我慢。それしかねぇから。ほとんど独り、ただ人を頼りにしないって方向で。でもね、もう怖くないっていったら嘘になる。自分で何でもやっていかなきゃって言ってても、そういつもいつもね。やっぱり寂しいよ。ひとりは一番つらい。」
ただひとり我慢をして、孤独と闘ってきた。
孤独に耐えてきた人生は、いつの間にか独りで生きることを貫く人生、そうせざるを得ない人生へと変わった。
「家離れて何年も経ったからね、墓に入れるかなんかわからない。
どうせ友だちもいないし、兄弟もいなかったら、誰もいないからね・・・」
田舎へ帰る交通費が高く10年に一度だけ帰省することができた。
帰省すると母親がいつも温かく迎えてくれた。
母親が10年前に他界した後は、実家との縁も薄れている。
「入れるお墓があるってことはいいね。こっちにも関係ない、どこにも関係ないんじゃね。死んでからお墓に入れるのか、なんて誰が決めてくれるんだろう。」
「友だちがいれば、助けてくれるけど。友だちとか、仲間とかあんまり作んない。ただ何でも自分で。そうやって生きてきた。それしかできねぇんだもん。誰かを頼りにばっかりしてられねえから。でもね、山友会はたまにしか来ないけど。来れば話せるから。」
インタビュー後、代表のジャンやおじさんたちに混ざり、お互いの近況を語ったり冗談を言い合い、大きな笑い声が山谷に響く。一緒に笑える人間がここにいる。
リターン
3,000円
■ サンクスレターをお送りします
■「山友会ロゴ入り散華(さんげ)」をお送りします
- 支援者
- 88人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円の引換券に加えて、
■「無縁仏となってしまうホームレスの人々のためのお墓建立プロジェクト報告書」をお送りします
■「お墓建立記念トークイベント」へご招待します
※都内開催予定
※日程/詳細は後日ご案内致します
※スピーカー(予定)
・吉水岳彦さん(光照院 副住職)
・ルボ・ジャン(山友会 代表)
※宗教を超えて、「お墓」とは何か、「お墓」にこれから望まれるものとは何か、等についてのディスカッションを予定しています。
- 支援者
- 89人
- 在庫数
- 完売
50,000円
10,000円の引換券に加えて、
■「山谷スタディツアー」へご招待します。
※「山谷地域」のスポットや弊会の活動についてご案内させて頂きます。
※日程/詳細は後日ご案内致します
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 9
100,000円
50,000円の引換券に加えて、
■「お墓完成記念イベント」へご招待します
※日程/詳細は後日ご案内致します
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 3