
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 58人
- 募集終了日
- 2021年12月17日
過去から未来へ〜インパール作戦からの脱却〜
皆様、こんにちは!
【インド北東部僻地に希望溢れる未来を。きのこ栽培で収入向上を目指す!】の代表実行者ガンメイ恵利です。
着々とですが、支援率が伸びていっております。残りのプロジェクト公開期間も情報発信に精を出していきたいと思います!
皆様、応援よろしくお願い致します。
さて、今日は少しだけ過去の話を共有しながら未来の話をしたいと思います。
「インパール作戦」という言葉を聞いたことがある方、何人かいらっしゃるかと思います。
第二次世界大戦時に、中国の物資支援ルート(援蒋ルート)を遮断することを目的とし、インドにおけるイギリス軍の主要拠点であるインパールの占拠を目指した作戦のことです。
いろいろな書物やメディアで、その無謀性と食糧不足が指摘されているように、戦闘が原因ではなく、インパール作戦に参加した日本軍将兵殆どが、飢えや飢餓、マラリアによって命を落としたと伝えられています。
恥ずかしながら、私は、夫に出会うまでこのインパール作戦について何一つ知りませんでした。
驚いたことに、ロンメイナガ族の人々は、インドの都会から遠く離れたマニプールの密林に囲まれる地域で、今から半世紀以上も前の先の大戦時代に日本人兵士たちと関わっていたのです。
初めてマニプールを訪れたとき、夫の親戚の一人である、おそらく80代くらいのおじいさんと会って話をする機会があったのですが、彼がこんな話をしてくれました。
「僕がまだ幼かった頃、日本兵がたくさん村に来たんだよ。インドの兵士も連れていた(おそらくイギリスからの独立を目指すインド国民軍)。少しのあいだ村に留まっていたと思う。彼らは体がすごく丈夫で、いつも鉄砲を打つ練習に、遠くにある的を何発も当てていた。彼らは食べるものがあまり無かったから村の食糧も食べていた。それでも彼らの体格はとても良かった。村人に助けを借りながら、日本人兵士たちは今ある主要道路の基盤を作ったんだ。当時は道なんてなくて、日本人兵士たちはそれはそれは苦労しながらジャングルを切り拓いてきたんだ。」
夫の出身地の村には、お年寄りも多く、このような類のお話を何度も伺いました。
どこか忘れてしまいましたが、ある集落に日本人兵士たちがたどり着いたが、集落には村人たちが暮らしていなかったため、食糧もなかったので、殆どが飢え死にしたという話も聞きました。
2019年には、インパール郊外にインパール平和資料館という記念館が建設されました。
今までにも何度か、インパール作戦に参加した生き残りの日本人将兵の方々や遺族の方々が現地訪問をされているそうです。
戦後76年という長い年月を経た現在、日本人の私が、状況は違えど、戦争の時代に同じ日本人が既に訪れていたこの地に再度降り立ち、定住しているのも、また何かの縁なのだろうかといつも自問自答を繰り返しています。
50はゆうに超える部族が暮らすマニプール州では、過去に部族間闘争が絶えず、また、インドからの独立を目指す反政府勢力組織の活動も盛んだった過去もありましたが、近年は、その独特な部族文化を武器に観光業を発展させようと必死のマニプール。
インド北東部の鉄道建設工事や、インパール(モレー)からミャンマー、タイなどと連結する高速道路の建設に乗り出しており、他のアジア諸国とともに自国の経済発展に力を入れています。
これらの交通網の発展は、マニプール州の農村部僻地にも否応なしにたくさんの変化をもたらすでしょう。
実際、鉄道建設のための土地を国に売却した賠償金がたくさんの農民に受領されています。農村部を走る鉄道を経由することによって、今よりもずっと簡単に物資が往き来していくでしょう。
戦争や部族間闘争があった暗い過去から、未知の可能性が溢れる未来への橋渡しに、私が存在していることに感謝しながら、また、きのこ栽培事業によってマニプール州の農村部に変化が与えられるよう、頑張っていきたいと思います。
リターン
3,000円
プロジェクト活動報告書(PDF)
☆感謝のメール
☆きのこ栽培普及による収入向上プロジェクトの活動報告書(PDF)をメールでお届けいたします
※報告書は2022年4月を第一弾とし、2023年1月まで3か月ごとに計4度お届けさせていただきます。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
3,000円

【応援コース】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
3,000円
プロジェクト活動報告書(PDF)
☆感謝のメール
☆きのこ栽培普及による収入向上プロジェクトの活動報告書(PDF)をメールでお届けいたします
※報告書は2022年4月を第一弾とし、2023年1月まで3か月ごとに計4度お届けさせていただきます。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
3,000円

【応援コース】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月

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