支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 58人
- 募集終了日
- 2021年12月17日
マニプール州ナガ族の独立運動とナガ族の団結
皆さまこんにちは!
『インド北東部僻地に希望溢れる未来を。きのこ栽培で収入向上を目指す!
』プロジェクトの代表実行者ガンメイ恵利(旧姓 大木)です。
プロジェクト公開期間残り33日と、残り半分に差し掛かろうとしています。
現在まで目標達成額の100万円のうち、467,000円の支援が集まっています。
引き続き、皆様の支援と応援のほど、よろしくお願い致します!!
今日の新着情報では、私が2017年から暮らしているマニプール州のヒーロー&ヒロインについて紹介したいと思います。
皆さまご存知かと思いますが、かつてインドはイギリスの植民地として統治されていました。1947年8月15日に独立を果たすまで、大英帝国の植民地統治に対しての反対運動や独立運動がインド各地において繰り広げられてきました。深いジャングルに囲まれたマニプール州も例外ではありません。
私もまだまだ勉強途中ですが、マニプールに暮らしてきたこの5年間、二人のFreedom fightersの名を至る所で見聞きしてきました。Haipou Jadnang MalangmeiとRani Gaidinliuです。二人ともロンメイナガ族です。
Jadnangは、1905年にマニプール州タメングロング郡カビロン村で生まれますが、彼が青年として成長していく過程の1920年代当時、マニプールのZeliangrongコミュニティ(ナガ族の代表的な三つのサブトライブZeme、Liangmei、Rongmeiの頭文字を取った呼び名)においてキリスト教改宗の動きが活発になってきたのをきっかけに、イギリス植民地支配の影響力の大きさを実感し始めます。また、山岳民族の日々の暮らしは、イギリス統治下における課税による大きな負担や植民地支配のもろもろの法律によって、大変抑圧的なものと変化していった時代でもありました。
Rani Gaidinliuは、このJadnangのいとこにあたり、彼の思想と精神的概念を引き継いで植民地反対運動を先導した女性です。当時は、女性が学を持つという概念さえもなかった時代。そんな時代にも、確固とした思いを抱いて大衆を率いる事ができるカリスマ性を持っていたRani Gaidinliuですが、彼女はインド独立後に、Zeilianglongのみが別にインド連邦内に領土を持つことを提唱したことによって、インドからの分離主義を訴えるナガ国民評議会と対立したこともあり、また、インド初代首相のネルーとも面識があったことから、ナガ族の間では『インド寄り』と見なしている人々も多いそうです。
Jadnang自身はナガ族伝統宗教を支持していましたが、彼のいちばんの原動力は、キリスト教改宗という動きが大英帝国がインド北東部のナガ族やほかの民族を扇動する大きな力と判断していることでした。ナガ族一人一人がそれを意識し、キリスト教改宗の動きに危機感を持つことによって、かつて村と村、サブトライブとサブトライブ(ナガ族という大きな民族のもとに、言語も異なるおよそ60以上ものサブトライブがあると言われています)の間にあった土地や名声をめぐる確執、紛争、不信感などを乗り越えて、イギリス統治という敵にナガ族として団結することがいちばんの願いでもあったと言われています。
マニプールに住んでいて分かりますが、このJadnangが生きていた時代が100年経った今でも、Zelinangrongの人々は、自分の出身の村から他の村へ行くという行為をかなり大事と捉えており、同じサブトライブが住んでいる村でも考え方や概念が全く異なる人々が暮らしていると言います。同じ村内でも、同じサブトライブ(=ロンメイナガ族)なのに違う宗教を信仰しているからと言って、いがみ合ったり村八分のような状態になったり、宗教が民族同士の結束を妨げていることも多々あります
JadnangからRani Gaidinliuという二人の偉大なFreedom fightersが生きた時代とその時代の上に存在する現在、ナガ族の人々はどう変わっていってるのだろうと考えることがよくあります。ナガ族同士の団結は未だに実現できていないのかもしれません。学校でも、こういったところまで堀下げて、freedom fightersの意思を次世代に教えていけるといいですね。
リターン
3,000円
プロジェクト活動報告書(PDF)
☆感謝のメール
☆きのこ栽培普及による収入向上プロジェクトの活動報告書(PDF)をメールでお届けいたします
※報告書は2022年4月を第一弾とし、2023年1月まで3か月ごとに計4度お届けさせていただきます。
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
3,000円
【応援コース】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
10,000円
【応援コース1万円】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
10,000円
きのこ栽培普及プロジェクトフォトアルバム
☆感謝のメール
☆プロジェクトの経過をフォトアルバムに編集してお届けします。
※フォトアルバムは今回のプロジェクト全過程を一つのアルバムにしていく予定ですので、プロジェクト終了後にお届けいたします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2023年3月
30,000円
ロンメイナガ族伝統の品物
☆感謝のメール
☆ロンメイナガ族伝統の品物(イヤリング、ネックレス、カチューシャいずれか3点とマフラー1点)をお送りいたします。
☆それぞれの品物は、在庫の関係などによりリターン画像の写真とは色や柄などが違ってくる場合がございますのでご了承ください。
☆ご希望のリターン商品を個別に連絡させていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2022年7月
30,000円
【応援コース3万円】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
50,000円
ようこそコウプムへ!プロジェクト実施地への招待状
☆感謝のメール
☆この招待状は、きのこ栽培普及による収入向上プロジェクト実施地、コウプムに最低3日間最長1週間の滞在をしていただくことが可能です。
※マニプール州のインパール(インド各地を結ぶ空港があります)まで自力でお越しいただければ、そこから先は私共の手配によってコウプムまで歓迎いたします。
※コウプムでの宿泊費、旅費、食費は私共が負担させていただきます。
※現地では、プロジェクト実施の様子、人々の暮らし、食文化などを観察できるように手配させていただきます。
※当招待状は、2022年4月から2年間有効の招待状です。コロナウィルスの感染状況などにより、招待状の有効期限を延長することもございます。その場合は、個別にご連絡させていただきますのでご了承ください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2022年7月
50,000円
【応援コース5万円】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
100,000円
【応援コース10万円】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
☆きのこ栽培普及による収入向上プロジェクトのリーダーや参加者より感謝のメールをお届けします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
100,000円
きのこ栽培ハウスなどにお名前を掲載します!
☆感謝のメール
☆プロジェクト活動報告書(PDF)
☆プロジェクト参加者が研修を受けるためのきのこ栽培モデルハウスにお名前の入った鉄板プレートを掛けさせていただきます。
☆活動報告書やWebサイトなどにお名前を掲載させていただきます。
※当プロジェクトは、現時点では私個人による運営となっていますが、将来は日本に登録する法人となるように努力していきますので、その際、Webサイトや会報などに支援者リストにお名前を掲載させていただきます。
※報告書は2022年4月を第一弾とし、2023年1月まで3か月ごとに計4度メールでお届けさせていただきます。
※きのこ栽培モデルハウスにお名前を掲載する点については、後日、お名前入りのプレートとモデルハウスが一緒に写っている写真をメールにてお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
200,000円
【応援コース20万円】ご支援ありがとうございます!
当コースでは、対価性のあるお返しを設置せずに、ご支援の全額をプロジェクトに活用させていただきます。
☆代表実行者より感謝のメールをお届けします。
☆きのこ栽培普及による収入向上プロジェクトのリーダーや参加者より感謝のメールをお届けします。
☆プロジェクト活動報告書(PDF)
※報告書は2022年4月を第一弾とし、2023年1月まで3か月ごとに計4度お届けさせていただきます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月