「雨の日も幼稚園に行こう」プロジェクト。

 

2012年6月、初めてボナイリ村を訪れました。

 

皆さん、こんにちは!MY DREAM. org代表の原ゆかりです。

 

このプロジェクトの主体である学生チームの懸命な働きかけや試行錯誤が功を奏し、皆様のお陰で、目標達成まであと20%となりました。あたたかい応援とメッセージ、ありがとうございます。

 

3年以上前の当時、私は大学院生インターンとして、今となっては故郷のような存在となったボナイリ村を訪れました。絵本の描く村と人々との出会いです。

 

(ボナイリ村を初めて訪れたその日に撮影した写真)

 

「ボランティア」として、私は意気込んでいました。何か力になりたい、なれると信じていました。

 

ですが、それは大間違いでした。

 

バケツ一杯の水で身体と髪の毛を洗いきる事も出来ない、メイズ(トウモロコシ)やヤムイモで上手に料理する事も出来ない、25kgの水を頭に載せて運ぶ事も出来ない。

 

ゴザとシーツで寝床を用意してくれて、美味しいご飯を振る舞ってくれて、村の歴史や文化、言葉を教えてくれて、悩みを抱えて辛い時は側に寄り添ってくれて。

 

お世話になりっぱなしの毎日でした。それなのに、せめてご飯代や寝床代はお支払いを...と言うと、「何言ってるんだ。家族はそんなことしないだろう。」

 

...とはいえ、あまりのお世話になりっ放しぶりに、何もせずに去る訳にはいかないと思い、何かの形で恩返ししたいと思うようになりました。

 

村の皆で集って、ボナイリ村にとって何が一番必要か、話し合いました。意見はすぐに一致。「今は木の下の幼稚園に通う子どもたちのために建物を建ててあげたい。」それが村の皆の願いでした。

 


(木の下の幼稚園で学ぶ子どもたち)

 

ガーナには雨季があります。約2-3ヶ月にも及ぶ雨季には、子どもたちが行き場を失います。つまり2-3ヶ月、教育の機会を失います。さらに、行き場の無くなった子どもたちが家でウロチョロ走り回ると、大人達の仕事が滞ります。

 

子どもたちが毎日幼稚園に通い、大人達が毎日仕事に集中できるように、幼稚園の建物を建てよう、そう決めました。

 

家族や友人に協力を仰ぎ、ウェブサイトを作成し...同時並行で村人達が中心となって汗水垂らしながら幼稚園建設に取り組み...、有り難い事に、3ヶ月後には完成式が執り行われました。

 


(写真提供:吉田 佳世)

 

恩返しから始まった「雨の日も幼稚園に行こう」プロジェクトを通じて、絵本の主人公であるルカヤと弟のアブドゥルが通うMY DREAM幼稚園が完成しました。

 

...次回「(続)お母さん手作りのガーナコットン製品」につづく。

 

MY DREAM. org代表

原ゆかり

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