ＴＮＲと子猫の保護

毎年、春の乳飲み子シーズンが落ち着いてきたら、必ず船橋市内の各地域からTNRの相談がきます。

4月〜5月の間に生まれて、母猫が子猫を連れてご飯を食べにくるのがちょうどこの時期。生後約2〜3ヶ月。

子猫達を見かけた方から慌てて相談がくるのもこの時期です。

船橋市では「飼い主のいない猫の不妊事業」の取り組みは何年も前から実施されています。また、私達猫の森も、捕獲や運搬も協力させて頂いている中で必ず子猫問題に直面します。

ただ毎年確実に乳飲み子は減ってきていますし、子猫相談も減ってきているので船橋市の事業の成果だと思っています。

これからも、この事業の推進と協力はしていきたいです。

そして、今回もTNR予定の猫達を確認しに現場に出向いたのが6月初旬。

たまたまその時に子猫がウロチョロしているのが見えました💦

TNR開始は来月7月からですが、その前に子猫を保護するために、初めて見てから10日経過しましたが捕獲器を仕掛けました。10分ほどでターゲット5匹は無事捕獲！

猫の森ハウスは、まだお世話ボラさん達のいる時間帯でお風呂場が使えないので、元預かりのRさんに自宅でシャンプーをして頂きました。

シャンプーのあとは病院で初期医療を済ませてあとは、各預かりさんへお迎えに来て頂きました。来週はまた別の現場です。

このプロジェクトが成功し、新しい施設ができれば、保護した猫達のシャンプーも時間と関係なく施設内でできます。また、施設内の猫達と接触なく完全に分けたトリミングができる場所を設計しています。

外から持ち込む汚れた捕獲器をそのままシャンプー室に持って直行できる、理想的な仕様になっています。

皆様のご協力でなんとか実現したいと思っています。

猫の森

代表　北村由紀子