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支援総額

646,000

目標金額 520,000円

支援者
76人
募集終了日
2022年10月14日

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2022年09月13日 16:17

保護猫【あけぼの】との別れと保護活動者としての葛藤


新着情報ご覧いただきありがとうございます。
応援たくさんいただき感謝しています。

プロジェクトの本文でもご紹介していた
【あけぼのちゃん】が日曜日の朝虹の橋を渡ったことのご報告と保護活動者としての葛藤について綴らせていただきたいと思います。


ペットを飼っている飼い主さんであればいつかは訪れるペットとの別れ。

悲しい。寂しいという声、後悔の声。痛いほど分かります。

私は自宅をシェルターとして団体登録しています。
なのでどんな保護猫であろうといずれ新しい飼い主さんに迎えられるとしても家にいる間は我が子と思いお世話をしています。

ただ保護活動者としての考えが強いと感じるのも正直なところです。

悲しい。確かに悲しい。
でも悲しい理由はもう会えなくなってしまうことではなくて飼い主としての幸せを感じることができたか、猫にとっては飼い猫としての幸せを感じさせることができたか。
普通のお宅よりできなかったんじゃないかと考えてしまうことにあります。

【あけちゃん】については初めて会ってから保護するまでに時間がかかり冬を越させてしまったこと。
あの時に保護していればもっと長く安心した生活をさせることができたのではないかと後悔があります。

人間の1日は猫にとっては3日以上と感じるそうです。
ともすれば【あけちゃん】の生涯は外の辛い期間が長かったことになります。

もちろんこれは人間の主観であり猫はどう感じているかは分かりません。

そんな後悔と悲しみ。

そしてもう1つ。

死に関して慣れてしまった後悔と悲しみがあります。

高齢の為半年に1度検査はして肝臓の投薬をしていました。
段々物忘れが激しくなりウエットフードをあげてもすぐ催促する【あけちゃん】はなんとも愛しい存在でした。

その間、腎不全は少しの予兆だけで進行していたんだと思います。

前日までみんなのを奪ってまでもウェットフードを食べていたのに、パタリと食べなくなりました。

直ぐ病院で検査をし、腎不全性と貧血の診断。輸液がはじまりました。

普通の飼い主さんなら治療に期待をし回復をも期待するはずです。
色々調べたりやれることがないか手立てを探すはずです。

しかし私は病気や死にとても慣れすぎてしまっているのです。

この先どんな感じになりどんな治療をし。。そしていつ頃旅立つのか。と一瞬で流れを把握できてしまいます。

行動として直ぐ保冷剤を用意しました。
火葬までの死体の腐敗の進行を止めるためです。

火葬は岩手県のいつものところでやるから高速で。。運転は主人に頼めるかな。骨はいつも通りに持って帰ってこよう。
墓地に入っている子達は【あけちゃん】のこと知らないから次に亡くなる子がでてくるまでお家に置こう。

などと一瞬で考えて保冷剤を準備する自分はもう普通の飼い主ではないんだなと自覚します。

悲しむ前に考える自分の冷静さ、死に慣れてしまった自分に憤りを感じます。

皆さんが悲しいですよね。と慰めてくれるますが悲しいのは死んでしまったこともそうですがこんな自分になってしまった事に悲しくなります。

たくさんの酷い状態の猫を保護をして治療して見送って。保護した猫達は健康な子はほとんどおらず短命で死になれてしまいます。

私はもう飼い主ではなく活動者になってしまったことを死の度に否応なしに再確認してしまいます。

飼い主ならばわんわん泣く事ももう私はできなくなってしまったんだな。
と悲しくなり、見送った猫達に飼い猫としての悲しんで涙をするといったことをしてあげられなくなったこと。
死んでいく猫達に本当に申し訳なく感じます。

保護はする。治療ももちろんやれるかぎりのことをする。
皆さんは素晴らしいと言ってくれますが泣けない自分は飼い主としては欠落してしまったように感じます。

それでも1匹でも多く猫を助けたいという気持ちは変わらず、活動者としてこれからも猫を助けていかなきゃならないと思うと立ち止まってはいられない。

そんな葛藤を感じています。



野良猫として生きて保護猫になった【あけぼの】との出会いから別れ

↓↓↓

あけちゃんと出会ったのは3年前私が新しい土地に引っ越ししてきた秋でした。

河川敷の遊歩道に1匹。迷い猫かな?
自由猫かな?とそこから毎日通いました。

毎日通って分かったことは、犬の散歩をしている誰かから犬のえさをもらっていたこと。風呂桶にたまった雨水を飲んでいたこと。平日にドライフードが雨樋に盛ってあったこと。虫や、ハエがたかったねこマンマを食べていたこと。
たくさんの野良猫と暮らしていたこと。
秋~春にかけて、子猫が生まれたこと。
春には野良猫10匹になっていたこと。

その春から保護できる子から次々保護してその秋にあけちゃんを保護できました。

その後年があけた2月までにトラップを仕掛け続けて1年4ヵ月かけてようやく10匹全て保護できました。

家から1キロは離れた河川敷。

あの初めて会った秋にすぐ保護したらあけちゃんはお家にいる幸せを3年過ごせた
ことになります。

でも実際は2年しか幸せにしてあげられなかった。

肝臓はもう数値が測れないほど悪かった。

あけちゃん達は避妊去勢もされていなかった野良猫だったけど避妊去勢済みの地域猫さんも同じ外の子。

TNRも不幸な猫を増やさないということでは同じ保護活動ではあるから否定はしないし、色んなやり方があるしどれも増やさないという意味では正しい。

私がTNRはやらない理由。野良猫は野良猫。外にいる限り毎日の健康も幸せも保証してあげることができないから。

フードは新鮮ですか?水は新鮮ですか?
病気になっていませんか?

あけちゃんは2年しか幸せに出来なかったけどきっとそのままだったらとっくに死んでいたと思う。

鳥の鳴き声に敏感で鶏肉を加えて逃げるあけちゃん。
そうしなきゃ生きていられなかったことが可愛そうでならない。

今までもこれからも保護できる子は家猫にしてあげたい。とあの河川敷で想った事忘れません。

リターン

3,000+システム利用料


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感謝のメールをお送りいたします。

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申込数
27
在庫数
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発送完了予定月
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