傷つく野良猫がいない未来へ。行き場を失った保護猫150頭に医療費を

タイトルの通り…また痛ましいケガを負った猫ちゃんのレスキューでした。

獣医師の見解ではガラスなど鋭利なものだろうと…

前足も後足も４足全ての肉球に切り傷がありました。

どうしてこうなったのか…。

痛々しい傷口の画像なので最後に添付します。

苦手な方はご注意ください。

今回は野良猫にまつわる近隣のトラブルも含んでいる相談でした。

かわいそうだからと餌をあげる人、その猫によって何らかの被害を受けて嫌悪感を持っている人。

だいたい現場に行くとどちらもいらっしゃいます。

どちらが正しいとかはありません。どちらかだけを尊重したりもしません。

ただどちらにもメリットがあるように、現状を変えていく事は出来ます。

今回の負傷猫の件は関わり始めたばかりの現場で起きました。

まだ擦り合わせ段階までもいっておらず、今回の件で餌やりさんは「猫嫌いの人が砕いたガラスを撒いた」と、その猫嫌いといわれている方は「ケガをさせるためにガラスを撒いてはいない」と。このままではここで暮らす子たちを地域猫にすることがとても難しくなります。

とにかく負傷している子は病院に連れて行き治療をしてもらいました。

スムーズに満場一致で地域猫にできることはまずなく、説明をして、お願いをして、理解していただいてやっと…ということがほとんどです。猫たちがきるだけいい環境で少しでも生きやすく居られるようにを常に考えています。

今回もメンバーが毎日のように足を運び頑張っています。最善を選択できるよう進めて行こうと思います。

前足

後足