認知症について知ってもらうためのセミナーを提供したい！

▼自己紹介

私たち医療法人新成医会は、新潟県新潟市中央区で病院や介護老人保健施設ほか介護保険事業を運営しています。中でも総合リハビリテーションセンター・みどり病院は「この地に根ざし、地域住民・患者・家族・職員すべての人が安心できる病院を目指します」という理念のもと、認知症とリハビリテーションに力を入れた医療を提供しています。

特に認知症に関しては、病院長が脳神経内科の認知症専門医であり、「もの忘れ外来」と「認知症疾患医療センター」を一体的に運営し、認知症患者さんとそのご家族、また介護関係者への支援に積極的に取り組んでいます。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

認知症は年齢が上がるにつれて有病率が高くなるといわれており、今では決して珍しいものではなくなりましたが、まだまだ正しく理解されていない部分が多いというのが実態です。「年だから仕方ない」「認知症は治らないんだから医者に行く必要はない」ではなく、まずは認知症に関心をもっていただく、正しく理解していただくことをねらいとして「認知症セミナー」を開催してきました。コロナ禍ではありますが、昨年までと同様に参集型でセミナーを開催しますが、このREADYFORにおけるプロジェクトをとおして全国の皆様に、認知症を知り、理解していただくきっかけにできるのではないかと考えました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

全国で認知症のことに取り組んでおられる方々を講師に迎え、基調講演とパネルディスカッションの形式でセミナーを行います。

今回は、繁田雅弘様（東京慈恵会医科大学教授）、加藤忠相様（株式会社あおいけあ代表取締役）、等々力務様（認知症の人と家族の会新潟県支部副代表）に登壇していただく予定です。

 

今回募集する350,000円の資金使途としては、セミナーを参集型で行うことから感染対策も含めた会場の使用料および設営費に充当します。

 

※当プロジェクトが目標金額まで到達しているにもかかわらず、万が一セミナー開催が中止となった場合には、ご支援いただいた資金については会場のキャンセル料等への充当および次年度以降の開催資金として使わせていただきたいと考えております。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

日本は世界に誇る長寿国となりました。長寿は本来とても喜ばしいことで、みんなに祝福され尊敬の対象になるものです。

ただ、人は長く生きることで、個人差こそあれ、肉体は老化します。脳も同様で、その脳にある神経細胞が老化して、記憶障がいや判断力の低下などを招きます。そのことによって、日常生活に支障が出ることを認知症と呼びます。ですから、認知症は誰もがなり得るものだということができます。

認知症は誰もがなり得、また珍しいものではなくなりました。だからこそ、認知症に対する偏見や差別をなくし、認知症になった人、またその家族を優しく包み込み支えられる社会をつくる必要があります。この認知症セミナーをとおして、認知症に寛容な社会をこの新潟の地で築き上げることに貢献していきたいと考えています。

 

 

【プロジェクト終了要項】

●開催日時    
2021年11月20日

●開催場所    
新潟ユニゾンプラザ　多目的ホール

●主催者    
医療法人新成医会

●イベント内容    
認知症に関する正しい知識の普及啓発のためのセミナー