65%達成に感謝～特別熟成樽が奏でる新たなウイスキーの響き～

皆様のおかげで、本プロジェクトは公開から僅か4日目にして65%の達成を迎えることができました！心より御礼申し上げます。

今回は、特別な熟成樽によるウイスキー造りの魅力を、さらに具体的にご紹介させていただきます。

当蒸溜所は、日本固有の酒造精神で醸すオール・ジャパニーズ・ウイスキーを見据え、樽詰め前の原酒（ニューポット）の個性を最大限、いかに引き出すかに焦点を当ててきました。

そして、3年目に突入する中で、当蒸溜所の原酒の味わいと樽熟成との相性を考えるフェーズに入って参りました。

御存知の通り、樽はウイスキーの味わいを決定づける重要な要素です。

本プロジェクトでは、下記の3種類の特別な熟成樽を調達予定です。

【コニャック樽】（20年以上、熟成に使用されたオールド樽）
コニャックとは、フランス・コニャック地方で造られる高品質なブランデーで、厳選されたブドウを原料に伝統的な蒸留と長期熟成を経て、その豊かな果実味と複雑なスパイス、バニラのニュアンスが際立つ酒です。

使用済みのコニャック樽でウイスキーを熟成させると、元々のコニャックが持つ芳醇なスパイスとドライフルーツのエッセンスがウイスキーに移り、重厚でありながらもエレガントな余韻を奏でる仕上がりが期待されます。

【ピノ・デ・シャラント樽】（30年以上、熟成に使用されたオールド樽）
ピノ・デ・シャラントとは、フランス産の酒精強化ワインとして、ブドウ本来の甘みと酸味が調和し、豊かな果実感とカラメルのような風味を育む伝統ある酒です。

使用済みのピノ・デ・シャラント樽でウイスキーを熟成させると、その樽から引き出される濃厚な果実ジャムやカラメルのニュアンスが、ウイスキーに華やかさと奥行きを与え、バランスの取れた豊かな味わいが生まれると期待できます。

【シャンパン樽】
シャンパンは、フランス・シャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインで、爽やかな酸味と繊細な果実香が特徴です。

使用済みのシャンパン樽でウイスキーを熟成させると、樽内に残る柑橘やトーストのような軽やかな香りがウイスキーに移り、口当たりを滑らかに整えながらも上品でエレガントな風味を付与することが期待されます。

皆様のご支援により、これらの特別な樽を活用した新たな熟成ウイスキーの完成に、一歩一歩近づいております。

今後も、皆様と共に日本の酒造文化の未来を切り拓いてまいります。
引き続きご支援・ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

[プロジェクトページはこちら]
https://readyfor.jp/projects/nishiborisyuzo02