カンボジア人の熱い想いを叶えたい〜第3の学校を立てる〜

こんにちは、岡田です！

今日は、SCAOで人生を変えてきたある青年のお話です。

彼の名前は、ダロ。現在、22歳です。彼は、プノンペンの郊外で生まれ、3人のお姉さんと1人の兄がいます。ダロは、12歳のときに英語をはじめました。しかし、経済的な理由により5人の兄弟のうち2人しか英語の勉強を続けることができませんでした。

 

両親は、英語を喋ることができず、農家で働かざるを得ず、ダロにはもっと違う世界を知ってほしいと思い、ダロを大学に行かせるために協力しました。

 

彼は、SCAO2で生徒として英語の授業を学びました。
そして、その後、SCAO2で英語の教師をして月曜日から金曜日まえ働いています。ダロは英語だけではなく、数学も学校で教えています。彼は、教えることに長け、約70%の生徒が彼の授業を受けることでレベルアップしました。

 

彼は、教育が確実に人々を助ける手段だと確信しています。1人の家族の一員が教育を受けることで家族の人生も変えることができると。

 

彼の夢は、サメスさんのように学校を立てることです。

私がはじめてあったとき、彼は「学校を立て貧困の子供たちを助けたい」と語りました。

 

SCAOには、経済的な理由により教育を受けることのできない子供たちが集まっています。そして、SCAOは、このような子供たちが大人になったとききちんと職業を得られることを目的としています。しかし、中にはSCAOで働くようになる子供たちもたくさんいるんです。

 

教師のアシスタントになる子供、学校の管理人として従事する子供、英語を教える子供・・・・

 

SCAOのビジョンは、貧困のサイクルを断ち切り職業を得てもらうこと。

そして、SCAOに関わりたいと思う子供たちがどんどん増えています。

 

SCAOははじまり。
彼らの可能性を開くはじまりです。

そして、その「はじまり」に自然と恩返しをしていく子供たちがたくさんいます。

 

愛を与えた子供たちは、愛を自然に人を与えるようになる。
今もたくさんの愛にあふれたSCAOが増えていきますように。

これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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