皆様にとてもうれしいお知らせがあります。

『図書の修理とらの巻』2017年8月16日発行はこの度重版となりました。

2000部(内未綴じ200冊を除く)のほとんどが多くの人達のお手元に届きつつあります。

最初の一歩における皆様方の応援が、少しずつ大きな成果へと進んでいますこと、とてもうれしく、心より感謝申し上げます。

 

 図書修理の技法について、「動画の方がわかりやすいのでは」という意見も部内ではありましたが、あえて今回、図解という形をとりました。製本好きの方はよくご存知の本、昭和16年発行の『製本之輯』上田徳三郎口述、武井武雄図解<原題は旧漢字>を参考にしたものです。

 

 手仕事を説明するにあたって、現代においては、動画、静止画像のコマわり、文章による説明など方法はいくつかありますが、いずれにしましても、適切にお伝えするにはなかなか困難を極めます。

 ストーリーと絵を描いてくれた野呂聡子さんは、私たちと共に15年以上、製本・本の修理・修復について学んできました。作業の内容を頭と手で完全に理解しているからこそ、わかりやすい図解が可能となりました。

 今回の本が、現場の人たちに本当に役立ってくれることを心から願って、次の新しい一歩を踏み出したいと思います。

新着情報一覧へ