プロジェクト概要

1600年以上続く日本の伝統文化、「鷹狩」を伝えていくために、

鷹匠を追ったドキュメント映画を上映します。

 

映像の企画や制作に携わっております杉浦弘子です。縁あってドキュメンタリー映画「ぬくめどり」~鷹匠の世界~の監督をさせて頂いています。

 

皆さんは「鷹狩」(放鷹術)を知っていますか?どこかで聞いたことがありますか?「鷹狩」というと、遠い昔の話かと思ったら、実は、1600年以上の歴史に育まれた技術、文化を、今も連綿と伝えている鷹匠さんたちがいるんです。今回撮影する映画は、消えゆく放鷹文化を継承し、後世に渡してゆくためにドキュメンタリー映画として記録し、映像資料としても残していきたいと思い作ることにしました。

 

日本独自の放鷹文化を広く皆さんに知って頂きたく、

1年近く撮影していますが、これからも撮影が必要となっています。

撮影に必要な資金のご支援を頂けないでしょうか。

 

(鷹狩文化を後世に伝えていきたいです。どうかご協力いただけないでしょうか。)

 

日本人の精神性や形式美などを映した芸術文化である鷹狩。

しかし現在、時代の移り変わりによって、消滅の危機にあります。

 

「日本書紀」にも登場する鷹狩は、天皇家や戦国武将に好まれてきました。鷹匠は、天皇や将軍たちが鶴やカモなどを捕えるための鷹を飼育し、訓練する人たちを指します。

出会いは、3年ほど前、諏訪流放鷹術保存会の大塚紀子鷹匠を知ったことから始まります。こんなにも美しい日本の伝統にのっとった放鷹術があるのかと驚きました。そして、諏訪流放鷹術十七代目宗家の田籠善次郎鷹師のもとで放鷹術を学ぶ門下生の皆さんの存在などを、多くの皆さんにその姿を知って頂きたい、さらに人と鷹が、どう一体となれるのか・・・鷹狩の伝承を鷹と鷹匠の活動を通じて映像で残したいと思ったのがきっかけです。映像分野の仕事をしていましたので、映像で貢献できたら・・・という思いが浮かび、映画を作ることを決めました。

 

(田籠師匠から鷹狩について、数多くのことを学びました。)

 

鷹狩の世界を全く知らずに始めたドキュメント映画の撮影。

 

始めは鷹匠の世界が全くわからず、ほとんど口もきけず帰ることもしばしばでした。鷹の後ろから撮影して、鷹匠さんに叱られたこともありました。鷹は、とても繊細で敏感です。後ろに気配を感じると大きなストレスになり、鷹匠と鷹の信頼関係を壊す一因になりかねません。

 

(撮影中の様子です。カメラを向けても安心して鷹匠の腕にいます。)

 

そんなこともわからず、撮影をスタートしました。鷹が鷹匠の腕から逃れるようにバタバタと羽を広げ、暴れることがあります。これは、嫌がっているときに行う行動ですが、ときどきは近くでカメラを向けたり、人が近づいたりすることもあるので、神経を尖らせていました。

 

この1年、田籠師匠や鷹匠の話に耳を傾けながら、必死に鷹のことを勉強しました。最近では、鷹匠の皆さんには撮影を快く受け入れて頂き、鷹とカメラの距離やポジションなどもわかるようになりました。最近では、そういった行動が少なくなりました。鷹も人を覚えるのだと伺いました。そしてカメラを向けても鷹匠の手から餌を安心して食べている姿を見ていると、鷹がとても近しい存在になったことがとても嬉しいです。

 

支援して頂くことで、鷹匠の技術を伝承する一助となるだけではなく、

華道や茶道や能、狂言などど同様に、「日本の伝統文化としての

放鷹術」を、海外に紹介してまいりたいと考えております。

 

鷹匠の流派の中で、諏訪流は諏訪大社の神事を司ることから始まり、将軍家お抱えの鷹匠集団となりました。ところが戦後になると希少動物であるオオタカの狩猟が禁止され、国の支援も減少し衰退していきました。このような中、民間で伝統することを余儀なくされた放鷹術は、学生や仕事を持ちながら田籠師匠のもとに通う門下生たちによって、伝統を紡がれています。

 

(一人でも多くの人に鷹狩を知ってもらいたい。鷹匠の皆さんの願いです。)

 

鷹匠について多くの人に知ってもらい、皆さんが文化として受け入れてくれることで、鷹匠の皆さんが放鷹術技を継承する励みとなります。皆さまから支援頂き映画が完成することで、鷹匠文化が滅びさせない歯止めになりますし、放鷹文化を日本の文化として承認を頂く活動の一助にもなります。各地で上映会を開き、1600年以上続いている鷹匠の歴史をもう一度掘り起こし、地元の遺産の見直しや、町おこしとしても映像を活用して頂きたいと思っています。

 

2010年に、世界11カ国が「鷹狩」をユネスコの無形文化遺産に登録しました。しかし、残念ながら日本は申請を行いませんでした。保存、継承は民間の力でなんとかつなぎとめているのが現状です。鷹狩文化を国が育成しているアラブ首長国連邦のアブダビでは、狩猟に関する展覧会や鷹匠フェスティバルが毎年、あるいは各年開かれています。日本からは諏訪流を始め、世界から鷹匠たちが集まり、その技術を披露しています。そういった海外において「日本の放鷹術」を紹介する機会を増やしていきたいと思っております。

 

映画のタイトルの「ぬくめどり」 【温め鳥】とは

 

「冬の寒い夜、鷹が小鳥を捕らえます

鷹は一晩中、その小鳥を抱え、足を温めます
そして、朝を迎えると、鷹はその小鳥を放します
鷹はその小鳥が飛び去った方向へは
決して行かないといいます」

 

鷹は恩義を忘れないというとても素敵なお話です。安藤広重の絵や和歌にも歌われています。

 

【映画ブログ】http://nukumedori.blogspot.jp/

【公式ホームページ】http://www.bosch-inc.co.jp/nukumedori/

 

引換券について

 

・諏訪流十七代宗家鷹師直筆の鷹の絵オリジナルポストカード

 


・特別映画観賞券(1枚1300円)
 

・オリジナル陶器の箸置きを差し上げます
 



・陶芸家による「オリジナル鷹の陶器 ぐい呑み」を差し上げます
 

 

 


・鷹匠手作りの足皮(鷹の足につける皮紐)

 

(鹿皮製。しおりやストラップに使えます。)


・映画のエンドロールにお名前をお入れします
 

・諏訪流十七代宗家鷹師手作りの鷹笛を差し上げます。ひとつひとつ鷹に合わせ音色が違います。このプロジェクトだけに作って頂く「ぬくめどり」オリジナルで大変価値あるものです。

 


・陶芸家による「オリジナル鷹の陶器」を差し上げます

 

・鷹と記念撮影できる券をお送りします。(会場は御岳)

 


・映画完成特別有料試写会にご招待致します(2014年4月。日程・会場は後日お知らせします)


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