もしあなたが現在バングラデシュに住んでおり、バングラデシュで手術を行わなければならない状況になったとしたら・・・。


もしあなたの大切な人が急にバングラデシュで手術を行わざるを得ない状況になったとしたら・・・。

 

バングラデシュで手術を行うことの選択肢しか、与えられなかったとしたら・・・。

 

それでもあなたはこの状況に対して、
何も行動を起こさずにいられますか?

 


(国立病院の手術室の様子)

 


(手術室内に設置されていた物品の一部)

「心電図モニターはあるけれど、手術中使用されていなかった。その理由とは・・・」

 

手術中は、麻酔をかけて手術が行われます。全身麻酔をかけた場合、痛みの感覚、意識をなくすため、眠っている間に手術が終わりましたという声をよく聞きます。

 

耐え難い苦痛を取り除くことのできる全身麻酔なのですが、わたしたちの身体は麻酔薬を投与すると、自分の身体の機能を他の人にゆだねなければならない状態となります。更に、手術の影響により、わたしたちの身体は深刻な危機に陥る場合があります。

 

そのため、変化する患者の身体の状態を把握し、異常があればすぐに対応していくためにも、全身の管理をきちんと行う必要があります。

 

患者の状態を監視する装置の1つとして、ベッドサイドモニターがあります。

 

 

(こちらは、ICU病棟内に設置されたベッドサイドモニター)

 

 

先日、ある機関の方から貴重なお話をして頂く機会があったのですが、その際に聞いた衝撃的な事実!!


とある病院のある手術時。なんと、

 

「めんどくさいから」

 

という理由で心電図モニターが装着されていなかったと!!
患者に異常があれば、酸素飽和度モニターに異常が生じるから。と、装着されていたのは酸素飽和度モニターだけであったと。自分の身体の機能を他の人にゆだねている状態の時に、こんなことが起こっていた事実があっただなんて。日本であれば考えられないことだと思います。

 


物はあり、必要とされている肝心なその時に、その物が活用されていない。海外で教育を受けて来た医師もおり、使い方も知っている。それなのに。何がこのような状況を作り上げてしまったのでしょうか。

 


バングラデシュの看護師だけではなく、医師へも伝えていかなければならないことがあります。この状況、これから1つずつ確実に変えていく必要がある!

 


このような衝撃的事実も、バングラデシュの医療のたった一部分なのです。

 

2013年9月7日Future Codeバングラデシュ支部 ラーマン真理子

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