筑波大デジタルネイチャーR&Dセンター日本科学未来館プロジェクト

筑波大デジタルネイチャーR&Dセンター日本科学未来館プロジェクト

寄付総額

2,715,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
71人
募集終了日
2022年10月14日

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プロジェクト本文

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ご挨拶

 

デジタルネイチャー開発研究センターをいつもご支援いただきありがとうございます.

 

昨年の募集では1100万円を超えるご支援をいただき,社会貢献活動としてワークショップを行ったり,学部学生の教育を通じた研究など含め,研究費の有効活用をさせていただきました.この1年で,2年連続でジェームズダイソンアワードの国内最優秀賞が出たり,学生CGコンテストで入賞したり,SIGGRAPH(CGの世界最大の学会)で学生が最優秀学生賞をいただいたりしました.ここに挙げたのは学生の活躍の抜粋でありますが他にも多くの実績や研究が行われています.これも皆様の暖かいご支援のお陰でございます,重ねて御礼を申し上げます.

 

この度,クラウドファンディングにて再び皆様のご支援を募ることになりました.ぜひ我々と共に計算機以後の新しい自然「デジタルネイチャー」について共に考え,実装する仲間になってください.

 

落合 陽一

 

 

なぜデジタルネイチャー開発研究センターは今年もクラウドファンディングを実施するのか


デジタルネイチャー研究室は発足が2015年です.そして,2020年にはデジタルネイチャー開発研究センターが発足しました.当初からご支援いただいている皆様にとっては記憶に新しいかもしれませんが,2018年まではデジタルネイチャー研究室では対外的な研究発表・社会貢献の一つとして展覧会・展示会を多く行っておりました.


また2019年まではアルスエレクトロニカフェスティバルで展示会を行うなど,研究について論文や学会発表以外の形で理解したり体験したりできるような「対外的な動的展示」を多く行わせていただき,多くの一般市民の皆様と対話の機会を多く持たせていただきました.その当時の学生さんたちは今は多く博士学生や社会人になっており,米国から南アフリカまで多くの大学院に進学し,もしくは就職し研究の研鑽で得た知識を生かし,多くの企業の第一線で働いていらっしゃいます.皆様のお手元にあるゲームやコンピュータ,映画や広告,検索・動画・ストレージ,ソシャゲからフリマサービスまでデジタルネイチャー研究室のOBは多くの日本を代表する企業,もしくは世界を代表とする企業で働いています.

 

研究・教育・社会還元のループは,我々の生活や社会基盤をよくしていくための基本的な営みであると我々は理解し,アカデミアだけに閉じない価値創造を行ってきました.その中で,展覧会や展示会,ワークショップといった社会とのコミュニケーションはとても大切なものだと我々は位置付けています.そういった経験を通じて,育つ価値観や人材や文化が巡って社会の多様性や創造性を醸成していきます.

 

2021年のクラウドファンディングのリターンとして実施したワークショップの様子

 

しかし,コロナ禍以降,我々の成果を物理的な環境でご覧にいただけるチャンスが少なくなっております.それは,感染症が蔓延し物理的な展示が難しい状況下にあったためです.もちろん,日本科学未来館には「計算機と自然,計算機の自然」というデジタルネイチャーについて考えることのできる常設の展示や我々が取り組むJST CRESTのxDiversityのラボプロジェクトなど,我々に関係の深い展示や研究エリアが存在します.

 

しかし,デジタルネイチャー開発研究センターの一連の研究として,その大きな流れ,なぜ我々は新しい自然というビジョンを掲げ研究に邁進するのか,多様化する価値観や身体や障害や老若男女のちがいに向かい合うために計算機技術を用いた創作行為を続けるのか,そういった活動の文脈はどのような文化的側面から批評されるべきであるかなど,ストーリーを持って体験できるような展示をみる機会は近年遠のいております.

 

2021年のクラウドファンディングのリターンとして実施したオンラインツアーの様子

 

そうした背景があり,この度デジタルネイチャー開発研究センターとして,近年の成果を発表するために日本科学未来館で展覧会を開催することを決めました.このクラウドファンディングでは当該展覧会の一部費用を一般から募集し,また日本科学未来館でのアウトリーチ研究活動に資する財源にあてたいと考えています.

 

前回のデジタルネイチャー開発研究センターのご支援では,茨城県にある我々の研究センターへお越しいただくようなリターンを中心にしておりましたが,今回の展覧会の会場は東京お台場の日本科学未来館であり,立地の面でもより多くの方と対話や交流の機会になるのではないかと考えています.そのため改めて,内覧会やイベント等を含むリターンを設計しクラウドファンディングを決めました.ぜひこの機会に我々と対話し,研究活動の生態系の中で共に研究の喜びを分かち合っていただければと思います.

 

2021年のクラウドファンディングのリターンとして実施したラボツアーの様子

 

■目標金額:250万円
■実施内容および目標金額の使途:

筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターが日本科学未来館で開催する展示会の一部費用を一般から募集します.当該展示会において,本センターが進める研究プロジェクトの社会実装・産学連携活動の成果を「展示」という形で発表するための経費として使用する予定です.また,日本科学未来館研究エリアへの入居(申請予定)に関わる経費など研究発展のために使用する予定です.


※本プロジェクトはAll in形式です.支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも,差額分を自己負担するなどして,必ず上記の実施内容の通り実行致します.

 

 

展覧会「計算機自然と民藝」の詳細

 

企画メンバーより

 

 企画統括: 小澤

本展示「計算機自然と民藝 xDiversityと共創の歩み」の企画統括を担当しました,筑波大学情報学群情報メディア創成学類3年落合研究室所属の小澤知夏です.展示キュレーションという大きい役割をいただき,右往左往しながらも日々奔走して参りました.価値創造のデザインが顕在化された展示物,展示空間とのコミュニケーションを通じて,我々の研究成果をより身近に感じていただければと思います.ご支援,ご来場いただく皆様にとって特別な3日間となるよう,展示会終了まで尽力いたします.本活動へのご支援とご協力をよろしくお願い致します.

 

 企画統括: 山口

本展示会で企画統括を担当しました筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類4年 落合研究室所属の山口果那です センターではVR超音波アクセシビリティなど幅広い研究を行っています本展示はなぜ私たちはそうした研究を行っているのかといった大きなストーリーを通してこれまでの研究成果に触れていただける貴重な機会だと考えていますこの展示がみなさまと共にこれからを考え創っていくきっかけになれば幸いです活動へのご支援・ご協力よろしくお願いいたします

 

 展覧会設計担当: 鵜沢

 

展示会ではxDiversityとデジタルネイチャー開発研究センターにおける研究成果の双方を展示する予定です.展示会のテーマは「計算機自然と民藝」.デジタルがもたらす新たな自然や現代における民藝性を私たちの研究や創作から感じてもらえるよう,会場には手触りのある質感の上に成果や作品を置き,私たちの帰属意識が宿る形相を点在させる予定です.昨今の状況下ゆえに伝えきれなかったセンターの活動内容を皆様に知っていただける貴重な機会であると感じています.

 


 

展覧会イメージ図

 

 

 

展示内容の一例

 

当日は下記を含む計20個を超える研究成果を展示する予定です.

 

1.

Kuchibashi 本研究では,ニューカレドニアのカラスのくちばしのようなピンセット(Kuchibashi)を3Dプリントし,Kuchibashiの使い勝手を評価するための被験者実験を実施しました.被験者実験の結果,クチバシは手やピンセットよりも大きな球状の物体とのインタラクションに優れていることが示され,先日のSIGGRAPH学会において学生賞を受賞し,New Scientistでも言及されました.

 

 


 

2.

Smartphone Drum 楽器アプリ「スマートフォン・ドラム」を開発し,予備的研究を行っている.空中でドラムを叩く動作をすると,まるでドラムを叩いたかのような振動が返ってきます.音だけでなく,楽器から体に伝わる振動や演奏動作からも音楽を体験できます.

 

 


 

3. 

See-Through Captions 透明ディスプレイを利用したリアルタイム文字起こしのシステムを紹介します.自動音声認識の誤認識を話し手が確認するために文字起こしの結果が表示されます.透明度の高いディスプレイにより,ボディーランゲージと文字の両方を確認できます.

 

 


 

4. 

Drone Badminton 弱視者が空中で移動する球を認識しラリーを行う競技を可能にします.専用のラケットとドローンを用意するだけで,競技を行うことができます.

 

 

 

開催概要

 

 

場所:日本科学未来館 

コンファレンスルーム木星

 

展示期間:2022年10月21日〜10月23日

 

* 内覧会:2022年10月20日 13時から15時の間がリターンでの招待枠になります

* 初日ツアー:2022年10月21日 10時から12時まで 一回40分を計3回おこないます

 

 

 

税制の優遇措置について

 

筑波大学へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。(詳細はこちら:https://futureship.sec.tsukuba.ac.jp/tax/index.html
 
優遇措置の内容
 
■ 個人でご寄附をされる場合
− 所得控除
所得税法上の「寄附金控除」の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)の税法上の優遇措置を受けることができます。具体的には、総所得金額等の40%を上限とした寄附金額について、「寄附金額-2,000円」の額が所得から控除されます。
 
− 住民税の軽減
お住まいの都道府県・市区町村が、条例で筑波大学を「寄附金税額控除」の対象として指定している場合、総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、下記の金額が翌年の個人住民税額から控除されます。
・都道府県が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×4%に相当する額
・市区町村が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×6%に相当する額
※県・市町村の両方が、寄附金税額控除対象指定を行っている場合、都合「寄附金額 - 2,000円」の10%に相当する額となります。
※平成23年度税制改正により、寄附金税額控除の適用下限額が、5,000円から2,000円に引き下げられてます。
※本学を寄附金税額控除対象指定している自治体は、茨城県、千葉県、つくば市など多数があり、詳細は「寄附⾦税額控除の対象として本学が指定された県および市町村⼀覧 (令和3年10月)」をご覧ください。

− 計算例
課税所得500万円でつくば市にお住まいの方が、10万円寄附された場合の計算方法は以下のとおりです。
(所得税の軽減額)
・寄附していない場合
  5,000,000円×20%(税率)-427,500(控除額)=572,500円
・10万円寄附している場合
  {5,000,000円-(100,000円-2,000円)}×20%-427,500(控除額)=552,900円
  572,500円-552,900円=19,600円(所得税の軽減額)
(個人住民税の軽減額)
(100,000円-2,000円)×10%=9,800円(個人住民税の軽減額)です。したがって、つくば市にお住まいの方が10万円寄附された場合、 19,600円(所得税の軽減額)+9,800円(個人住民税の軽減額)の合計29,400円が税制上の優遇措置による軽減額となります。
※上記はあくまでも目安です。実際は収入の種類、各種所得控除等により変動が生じることがあります。
 
優遇措置を受ける手続き


本学では、寄附金のご入金を確認しますと、ご寄附を頂いた方へ「寄附金受領証明書」をお送りしています。この証明書を添えて、所轄税務署で確定申告を行ってください。(住民税の寄附金控除のみを受ける場合は、市区町村に申告することになります。)なお、この証明書は、税制上の優遇措置を受けるために必須の書類ですので、大切に保管してください。

 

寄附金受領証明書に記載する受領日は、READYFORから本学に入金のある2022年10月19日となります。2023年1月末日までにお手元にお届け予定です。
 
※一般的な所得税の確定申告提出期間は、毎年度、翌年2月16日から3月15日までの1ヵ月間です。なお、この期日が土曜日・日曜日と重なると順次繰り下げ、月曜日までとなります。


ご注意事項
●ご寄附確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
●寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
●銀行振込にてご寄附いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●展示会の開催について、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合には、 延期またはオンラインでの開催等に変更することとし、いただいたご寄附金の返金はいたしませんのでご了承ください。

プロジェクト実行責任者:
落合陽一(国立大学法人筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター)
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターが日本科学未来館で開催する展示会の一部費用を一般から募集します。当該展示会において、本センターが進める研究プロジェクトの社会実装・産学連携活動の成果を「展示」という形で発表するための経費として使用する予定です。また、日本科学未来館研究エリアへの入居(申請予定)に関わる経費など研究発展のために使用する予定です。

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ギフト

5,000+システム利用料


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サンクスメール

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●展示会場にお名前掲載(希望制)

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

7,500+システム利用料


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対談アーカイブ動画視聴権

スペシャルゲストとの対談の様子をおさめたアーカイブ動画をご覧いただけるコースです.
ーーーーーーーーーーー
●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●展示会場とウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●対談アーカイブ動画視聴権

※対談アーカイブ動画は対談(10月21日)から1週間後をめどに11月21日までオンラインで視聴できる予定です.

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

5,000+システム利用料


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サンクスメール

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●展示会場にお名前掲載(希望制)

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

7,500+システム利用料


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対談アーカイブ動画視聴権

スペシャルゲストとの対談の様子をおさめたアーカイブ動画をご覧いただけるコースです.
ーーーーーーーーーーー
●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●展示会場とウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●対談アーカイブ動画視聴権

※対談アーカイブ動画は対談(10月21日)から1週間後をめどに11月21日までオンラインで視聴できる予定です.

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月
1 ~ 1/ 11

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