熊本・大分地震の発生から2週間強。暑い午後の体育館。
亜急性期から慢性期に移行しつつあったその空間には気怠さが漂っていた。

 

始めて訪れた避難所に足を踏み入れた時、私の足は震えていた。

そして、どのような言葉をかけたら良いのか全くわからなかった。

 

ボランティア経験のある先生(阪神大震災の時に鍼灸ボランティアを立ち上げた先生)にアドバイスを受けながら、施術を行ったり、お話を伺ったりしていた。

 

突然、一人のおじさんに話しかけられた。

「おかしいでしょう?そんなのおかしいでしょう?」と。

 

おじさんの話によると、避難所が開設されてからすぐ様々な人たちが訪れた。

とても優しく、親身になって、色々と話をしてくれたり世話をしてくれた。

その人達は1週間くらいいた。そして、免許証や保険証の情報を持って行った。と。

 

世の中には色々な人がいて、色々なことが起こる。

これは日常生活においても言えることではないだろうか。

例えば、突然病気を宣告されるとか、会社が倒産したとか、事故にあったとか。

考えもしなかったことが突然起こった時、判断することは出来るだろうか?
 

改めて考えさせられる。

 

 

 

 

 

 

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