プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

【目標金額達成のお礼とNEXTゴールについて】

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10月25日に目標金額25万円を達成しました!公開開始から、わずか9日目でのスピード達成にすごく驚いています。これも皆様からのご支援・ご協力のおかげです。支援者の方々からも「おめでとう、よかったね」と温かいメールをいただきました。厚く御礼申しあげます。

 

オンブズマン活動とサポート事業は今回だけの単発の事業ではありません。今後も安定的に事業を続けていくために、第2の目標金額を40万円とし、皆様から引き続きご支援をいただきたいと思います。そして事業進捗に合わせた必要経費や施設入居の際に参考となる本の制作に充てたいと思います。

 

11月16日の募集期間まで、どうかご支援くださいますよう、お願いいたします!

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特別養護老人ホームへの高度な対応能力を身につけるべく
80名のオンブズマンに対するサポートを強化します。

 

はじめまして、三木秀夫です。大阪市に事務所を置く「介護保険市民オンブズマン機構大阪」(以下、O-ネット)の代表理事をしています。「市民の力で社会を良くしていこう」というNPOの可能性に期待し、弁護士業務の傍ら、さまざまなNPOに携わってきました。2000年に誕生したO-ネットもその一つで、設立当初から運営に関わっています。

 

オンブズマンというと、第三者として監視し、問題があれば指摘する役割と思われがちですが、私たちO-ネットのモットーは「告発型ではなく橋渡し役」であること。施設へ定期的に訪問する中で、職員さんや施設で暮らす高齢者と信頼関係を培い、「対話と交渉」を重ねながら活動しています。

 

しかし、高齢化や法改正の影響を受け、より高度な対応が求められるようになってきました。そこで、80名いるオンブズマンへのサポートを強化するために、経験豊富なオンブズマン4名によるフォローや研修などを開始します。

 

とはいえ、そのためには、会議費・施設訪問のための交通費・研修開催費などの資金が足りません。どうか皆さんご協力いただけないでしょうか。

 

施設のリビングで。職員さんとのくつろぎのひととき

 

急速に進む「超高齢社会」が現場に与える影響は大きく
求められるスキルや姿勢も日に日に高い水準になっています。

 

オンブズマンの役割と特別養護老人ホームのいま

 

オンブズマンの役割

オンブズマンは2人で担当する施設を月2回訪問し、入居の高齢者の思いや要望を聞き取りながら、同時に介護や生活の様子を観察します。そして、高齢者の言葉や気づいたことを第三者として施設に伝え、介護の質向上に通じるアドバイスを行います。

 

以前あった一事例ですが、「パビリオン建設に携わった大阪万博の跡地へ行ってみたい」という男性利用者がいました。しかし、若い職員さんは1970年に開催された大阪万博を知らず、「パビリオンが残っていない跡地に行っても…」と対応に消極的。しかしこれを聞いた70代のオンブズマンが立ち上がります。『当時の活気あふれる大阪の様子』や『働き盛りだった当時を振り返る価値』を伝え、職員さんの理解と共感を得て、実現することができました。

 

特別養護老人ホームの現状

介護施設の中でも特別養護老人ホームは、制度改正によって、2015年度から「原則として要介護3以上」の重度の高齢者が入居する施設になりました。2000年の活動当初の平均要介護度は3.5~3.7。しかし現在は4.0以上になっています。

 

要介護4とは、立ち上がりや歩行が自分一人ではできず、身だしなみ・掃除などの身の回りの動作にも介助が必要な状態です。食事や入浴、排泄介助も必要で、知的能力の低下がみられ、コミュニケーションが難しい場合も多くあります。

 

オンブズマンに求められるものの変化

 

そうした中で、私たちに求められているものも、『施設にいる高齢者から第三者という立場を生かして要望をヒアリング・伝達する』から、『生活環境や介護の対応を観察し、高齢者の意向を汲み取って、気づいたことを改善するために提案する』へと、その比重が大きく変化しています。

 

そうすると、必然的にオンブズマンには専門的な観察力、提案力、交渉力が求められるようになります。活動を始める前に受講する「養成講座」や事務局のサポートなどだけでは十分といえず、もう一歩踏み込んだサポートが必要になってきたというのが、現在の状況です。

 

職員の方とオンブズマンのミーティングの様子

 

直接的なアドバイスと、事務局連動のサポート体制構築で、
80名のオンブズマンを強力にバックアップします。

 

今回スタートする『サポート事業』は大きく2つに分かれます。

 

1.サポーターが直接アドバイスする
サポーターがそれぞれ担当するオンブズマンに電話をかけて、進行中の対応ケースや困っていることなどに対して直接アドバイスします。また、活動経験の少ないオンブズマンには施設に同行し、実地指導を行います。


2.サポートの質を向上する
サポーター4名と事務局長の計5名で毎月会議を開き、相談・助言内容のすり合わせや情報を共有します。また、外部講師を招いて施設介護に関する新しい知識や情報を伝えたり、難しい事例への対応方法を考えたりする「フォローアップ研修」の企画・運営を実施します。


サポーターとオンブズマンが、気軽にそして密に連絡をとれる仕組み、風土をつくり、活動の質を高めていくのが、今回のプロジェクトです。

 

職員さんのリードのもと、軽い体操でからだをほぐします

 

報告書の発行を通して対応事例を発信していきます。
最終的なゴールは、
施設で暮らす高齢者の笑顔を少しでも増やしていくこと。

 

O-ネットでは、毎年、オンブズマンが施設に伝えて改善された事例などを集めた報告書『オンブズマン事例分析』を発行しています。難しいケースについても改善事例を蓄積し、報告書を通して広く社会に発信しています。

 

我々オンブズマンがかかわっている施設だけで、年間の面接者数は7,000名以上、苦情要望対応件数は400~500件と、とても豊富な事例があります。これをもっと多くの施設の参考になる形にし、施設で暮らす高齢者の笑顔を増やすことが最終的に実現するべき未来です。

 

施設の高齢者の笑顔を支え続けることは、自分たちが将来「利用したい」と思える施設を増やすことにもつながっていくはず。どうか皆さんご協力お願いします。

 

「オンブズマンと話すのが楽しみ」とにっこり

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

ご支援いただいた25万円は以下の用途に充てさせていただきます。

サポーター謝金:72,000円
交通費(会議など):63,000円
交通費(施設訪問):16,000円
会場費:21,000円
外部講師料:32,100円
手数料・消費税:45,900円

 

 

◇◆◇リターンのご紹介◇◆◇

本『至言・名言 介護施設で出会いました』

特養で暮らす高齢者の珠玉の言葉を集めた手作りの語録集です。長い人生経験からにじみ出る含蓄ある言葉、ユーモアあふれる言葉をオンブズマンの感想とともに綴っています。(A5判、80ページ)

※朝日新聞・読売新聞で紹介されました※

 

本『介護オンブズマンがまとめた これ1冊でわかる特別養護老人ホーム』

特養の全体像をつかむのに便利な入門書。オールカラーで写真やイラストも多用して、利用料金・生活と介護など、入居にあたって知っておきたい事柄を解説。施設選びにも役立ちます。(B5判、88ページ、出版:クリエイツかもがわ)

※朝日新聞・読売新聞で紹介されました※

 

講演会

『介護ロボットの活用と課題 ~ロボットにできること、人間だからできること~』

介護ロボットを試用してきた東京の特養施設長による講演です
日時:2017年2月18日(土)午後2時~4時
場所:ドーンセンター (大阪市中央区大手前1-3-49)
講師:宮本隆史・特別養護老人ホームフロース東糀谷施設長

 

 

『オンブズマンと話す 聞いてみたいオンブズマン活動Q&A』参加チケット​

活動経験豊富なオンブズマンが活動の内容・魅力・難しさについて語ります。
日にち:2017年2月  応募いただいた方と日程調整させていただきます
時間 :1時間30分 (ご質問にも対応します)
場所 :介護保険市民オンブズマン機構大阪

    (大阪市東成区中道3-2-34 JAM大阪2階)


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