
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 152人
- 募集終了日
- 2015年12月8日
【福島沿岸部の記憶1】菜の花に込めた想い(2015.10.4.)
福島県南相馬市の沿岸部にある、萱浜(かいはま)地区。
津波で大きな被害を出し、福島第一原発からは22kmという、この場所に
2013年から、毎年春になると一面の菜の花畑が現れます。
そこには、ある ”特別な想い” が込められています。

< 2015年10月4日 福島県南相馬市での取材より>
10月4日。
少し汗ばむ程に晴れ渡った、この日。
土の上に列を作り、腰をかがめる人達の姿がありました。
実はこれは、菜の花の種を蒔く作業です。
種を蒔くといっても、土の上に、指を使って種を乗せていくという
本当に手間のかかる手撒きの作業です。

一日やれば、腰は自然と悲鳴をあげる、かなりの労働量。
この種が冬を越し、来年のGWに満開の菜の花畑になるのです。
ー「わらいあえるところにします」
このメッセージが、そもそもの菜の花畑の始まりです。
萱浜地区では、2011年の津波で集落の7割が流され、死者・行方不明者あわせて77名の犠牲者を出しました。
「涙しかなかった、この場所に、もう一度人が集い、笑顔で過ごして欲しい。」
それは「福興浜団」代表の上野敬幸さんの願いでした。

そして2012年の9月に、最初の種が撒かれました。
しかし、辺り一面の土地は津波を被った場所。
土の中には、拾っても拾っても、細かい瓦礫が沢山ありました。
それを一つ一つ手作業で取り除き、ようやく種を蒔くことが出来ました。
そこには「福興浜団」の活動に集まるボランティアの方たちの力がありました。

4度目となる今年も、種撒きのシーズンがやって来ました。
ボランティアの数も年々少なくなっている中、
今年の種蒔きは、正直苦戦していました。
しかし「人手が足りない」と呼びかけると、
20人以上が集まり、なんとか予定通りに作業を終えることが出来ました。
萱浜の菜の花畑は、本当に見事です。
鮮やかな黄色の一面の絨毯は、少し離れた国道からも良く見えます。
まるで、そこに「悲しい歴史」が刻まれていることなど、忘れさせるくらいに。


今年5月の連休中には、家族連れなど3000人以上が足を運んでくれました。
津波で大勢が亡くなった「記憶」。
そして、新しい一歩を歩み出すために必要な「笑顔」。
そんな菜の花畑が、来年のGWにも見られそうです。

リターン
3,000円

【最新の取材情報お届けコース】
・お礼メール
・最新の福島取材と制作状況の情報提供
- 申込数
- 80
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年1月
10,000円
【上映会へご招待コース】
3000円の引換券に加え
・上映会へのペア招待状
・「福島の津波」を伝えるメッセージカード
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 12
- 発送完了予定月
- 2016年1月
3,000円

【最新の取材情報お届けコース】
・お礼メール
・最新の福島取材と制作状況の情報提供
- 申込数
- 80
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年1月
10,000円
【上映会へご招待コース】
3000円の引換券に加え
・上映会へのペア招待状
・「福島の津波」を伝えるメッセージカード
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- 2016年1月

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