プロジェクト概要

地元横浜の職人さんの最高技術で、大岡小5年1組の子どもたちが、世界に一つのオリジナルバンダナを作る!

 

はじめまして。横浜市立大岡小学校で教師をしている益山正広です。今年は5年1組の担任として、28人の子どもたちを教えています。

 

本校は総合的な学習の時間を毎年テーマを決めて行っています。私のクラスでは、今年の活動内容を話し合った結果、「横浜捺染 なっせんをすることにしました。

 

内藤さんを招いての授業。

 

これは、本校のOBである内藤信義さんが横浜の伝統「横浜捺染」でスカーフやバンダナをつくっていることを知ったことがきっかけです。内藤さんとの話を通じて、近年、商品が売れなくなり、また、職人の高齢化で貴重な伝統文化が消えかかっていることを知りました。

 

この話をきいた子どもたちは、「何とか力になりたい」「自分たちの力で地場産業の火をもう一度復活させたい」と思うようになりました。

 

学校には指定のバンダナがなく、遠足や宿泊学習等で困ったこと、来年はオリンピックが開催され、横浜にも海外からたくさんのお客様がいらっしゃること、さらに横浜は今年開港160周年なのでそれを記念したものをつくれればと考えていたことから、「横浜捺染で世界に一つのオリジナルバンダナをつくろう」というプロジェクトを立ち上げました。しかし、それを作製するための費用がなく、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

バンダナのデザイン作りって面白い!

 

子どもたちには、このプロジェクトを通して、学区の伝統文化やそこに関わる人々の思いを理解し、日々の暮らしにある伝統美やものづくりの面白さに気づき、豊かな生活を送って欲しいと願っています。大岡小5年1組のプロジェクトに、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
 

 

きっかけはギルダ横浜の内藤信義さんの講演会

 

きっかけは、本校OBであり、ギルダ横浜の内藤信義さんが本校で講演をしに来てくれたことです。「横浜捺染」について、その仕事への思い、そして横浜が世界に誇る産業の火が消えかかっているという課題を紹介していただきました。

 

横浜捺染の説明をする内藤さん。

 

「一緒に活動できたら嬉しいな」という内藤さんのメッセージを受けて、子どもたちのやる気に火がつきました。

 

「内藤さんのために何か力になりたい」

 

「捺染という技術が昔地域にあったことを、まちの人に伝えたい」

 

「捺染で作られたバンダナを商品にして買ってもらうことを通して技術・商品のよさを知ってもらいたい」

 

「自分たちが宣伝マンとして、内藤さんを応援したい」


地域や先輩への恩返し、何より母校を愛してくれている内藤さんへの感謝の気持ち、子どもたちにモノづくりを通して地域の活性化や人の役に立てることへの喜びを実感してほしいと願い、私はこのプロジェクトに子どもたちと一緒に取り組みたいと思いました。

 

 

世界トップレベルの技術をもつ「ギルダ横浜」

 

ギルダ横浜は、地場産業である「横浜スカーフ」の伝統を受け継ぐ、プリント(日本輸出スカーフ捺染工業組合)、製版(神奈川県捺染型協同組合)、縫製(神奈川県縫製工業組合)、染色(神奈川県染色協同組合)に所属する工場の集団です。

 

プリントデザインを繊細かつ忠実に表現する技術は、ギルダ横浜の最も得意とするもので、横浜開港以来の歴史を持っています。

 

工場で職人さんたちに質問!

 

しかし、最盛期には130あった工場も今では10社以下に。捺染には大量の水が必要なため、水道料金の高騰で地方へ工場が移転してしまいました。また、注文の減少、職人の高齢化などで産業の火が消えかかっているのが現状です。

 

その中でギルダ横浜は、横浜で培われた高い捺染技術を活かし、伝統を守るだけではなく、新たなものを生み出すことで横浜捺染の伝統文化を守っています。

 

そんなギルダ横浜で活動している中のお一人であり、本校OBの内藤さんが今回のプロジェクトに強力にバックアップしてくれることになりました。

 

職人さんの技術を直近でみる。

 

子どもたちは、捺染に関わっている工場へ見学にいき、実際の作業行程を見たり、そこで働く方々にお話を伺ったりしました。そして、そこから得た気づきや学びを、今回のバンダナ作りに反映していっているところです。

 

<内藤さんからの言葉>

子どもたちの本気に感動しました。私たちの仕事や横浜捺染の現状を一人ひとりが真剣に聞いてくれました。


はじめは子どもの活動なので楽しければいいと思っていましたが、子どもたちの目の輝き、やる気に元気をもらい、今は「最高のバンダナを一緒につくりたい」と思うようになりました。

 

まさか子どもたちがクラウドファンディングにまで挑戦するとは夢にも思いませんでした。ここまできたら、たくさんの人にこのプロジェクトを知ってもらい協力してもらえるよう私も頑張ります。

 

プロジェクトにはとてもわくわくしています。私たちが誇りをもって行っている仕事を子どもたちに知ってもらうだけでなく、一緒にモノづくりができることに感謝しています。

 

子どもたちに負けないよう、私もできることは何でも、子どもたちのため、そして大好きな母校のためにやっていきます。

 

 

2枚のバンダナ製作で、横浜捺染と学校の課題を解決したい!

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからご支援いただき、世界に一つしかないバンダナを2種類製作します。

 

デザイン作りに挑戦!

 

一つは大岡小学校オリジナルバンダナ。これは本校には校章があり、それを普段から身に着けることがルールですが、いまいち定着していないという課題があります。そこで、校章代わりのバンダナをつくることで、校外学習でも活用できると考えました。

 

また、今年横浜港は開港160周年なので専門家と共同で、バンダナまたはスカーフを製作し、地域の産業の魅力を再発見していただける機会にできればと考えています。

 

 

◆斬新でかわいい、おしゃれなデザインを子どもたちが考案!

 

デザインは全て子どもたちが行います。

 

子どもたちの学校バンダナのデザイン案。
子どもたちの学校バンダナのデザイン案。
子どもたちの学校バンダナのデザイン案。
子どもたちの学校バンダナのデザイン案。

 

本校のバンダナは、バンダナとしての基本を大事にしつつ、学校・地域の特徴が描かれ、「斬新なデザイン、常識にとらわれない、かわいい、何よりおしゃれ」などのコンセプトで考えています。

 

開港160周年記念バンダナは横浜らしいデザインが特徴で、港・建物・横浜三塔「キング」「ジャック」「クイーン」・日本らしいもの・横浜らしいものを取り入れ、普段から身に着けていられるようなかっこいいデザインにしたいと思っています。

 

現在、デザイン等の準備を子どもたちで進めていますが、2020年1月末には製作を完了し、順次皆さまにお届けできる予定です。

 

 

プロジェクトを通じて、地元に愛着を持ってもらい、夢の実現に向けて努力することの素晴らしさを実感するきっかけに!

 

子どもたちにはプロジェクトを通して、横浜捺染という素晴らしい伝統技術を知り、まちに愛着や誇りを持ち、もっとまちを好きになって欲しいと思っています。

 

また、クラウドファンディングに挑戦することで、自己肯定感、自尊感情が低い子どもたちに、夢は願うだけではなく、叶えるものであることに気づき、夢を持って、実現するために努力することのすばらしさについても学ぶ機会にしていって欲しいです。

 

 

海外の物が安く出回り、産業の火が消えかかっている「横浜捺染」。来年はオリンピック。インバウンドによる観光客・海外からのお客様とたくさん横浜にも来ることが予想されます。そこで、今回のプロジェクトが成功すれが、観光やオリンピック等でのお土産になり、海外の注目が集まれば、世界へ捺染が知れ渡り、再度産業の火が復活する機会になるのではないでしょうか。

 

今回のプロジェクトはそのための小さな一歩かもしれませんが、これを子どもたちが考え、企画して実行するということで多くの人に注目されれば、と思っています。

 

大岡小5年1組の子どもたちの挑戦に、どうぞ皆さま、ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。


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