お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。


お陰様で、目標額を達成した後もご支援が続いておりまして、ラストスパートに向けて、スタッフ一同たいへん励まされております。

 

締め切りまではあと6日間です。毎回プロジェクト終了後に「もう間に合いませんか?」と、有難くも悲しいお電話を頂戴しますので、今回のプロジェクトのことを、より多くの皆様に知って頂くため、さらに情報を発信し続けたいと思っております。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

さて、1万円以上ご支援下さった方に、台本を保護する台本カバーにお名前を記載する、というお礼(引換券)について、今回は【歌舞伎台本作品リスト】にある歌舞伎の上演台本についてご紹介いたします。

 

松竹大谷図書館では、毎年登録する演劇の上演台本のうち、およそ65%が歌舞伎の上演台本です。これは近代以降現代に至るまで歌舞伎興行に携わってきた松竹株式会社からの寄贈資料が基礎となっている当館ならではの特色といえます。

 

伝統芸能である歌舞伎には繰り返し再演されてきた古典作品が多いのですが、そうした古典作品であっても、今でも上演するたびに新しく台本が作られています。松竹製作の歌舞伎の上演台本は、通常、公演が始まる頃には当館に寄贈されておりますので、公演の初日が開いたら、お手に取ってお読みいただくことができます。
また、過去の上演台本はいつでもご覧いただけます。珍しい作品や、久しぶりに上演される作品などは、俳優さんや、大向うの方が、過去の台本を確認にいらっしゃる事もあります。

 

そして公演が始まると狂言作者(上演台本や公演の舞台進行などに関わる職種の人)によって、実際の舞台上で変更があった箇所などを詳細に記録した訂正台本が作られます。この訂正台本は公演が終了してから当館に寄贈されます。
当館では演目ごとに台本カバーを作り、上演台本と訂正台本をひとつにまとめて保存しています。

 

今回の台本カバーお名入れ作品リストに挙げた歌舞伎台本は、平成26年11月から平成27年11月までに上演された演目のうち90作品を選びました。

 

平成27年には四代目中村鴈治郎襲名興行が行われて、上方の大名跡である中村鴈治郎の名が約10年振りに復活しました。東西の名優が顔を揃えた豪華な襲名披露公演のうち、1月と2月の大阪松竹座、4月歌舞伎座、6月博多座公演を選んでいます。

 

 

また歌舞伎座では、平成26年11月「初世松本白鸚三十三回忌追善興行」をはじめ、「十世坂東三津五郎に捧ぐ」と題された狂言が並んだ8月「納涼歌舞伎」、そして現在公演中の10月は「二世尾上松緑二十七回忌追善狂言」など、かつて活躍された俳優さんに所縁ある演目が演じられました。以前ご覧になった先人の舞台姿を思い浮かべながら、感慨深くご覧になった方も多くいらっしゃることでしょう。

 

 

また毎年恒例、日本の年中行事の一つとして親しまれている公演からは、23年振りに檜舞台を新調して行われた平成26年12月京都南座「吉例顔見世興行」、平成27年1月歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」、10月日本特殊陶業市民会館「錦秋名古屋顔見世」などを取り上げてみました。

 


 

 

作品リストは、プロジェクト【ホーム】本文「支援券について」の台本カバーの説明から、または↓こちらからもご覧いただけます。

歌舞伎台本作品リスト

 

どうぞよろしくお願いいたします

新着情報一覧へ