【第4弾】歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。

【第4弾】歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。

支援総額

2,878,000

目標金額 2,500,000円

支援者
231人
募集終了日
2015年10月28日

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2016年08月10日 10:50

8月ニューズレター&世田谷文学館「小林正樹」展への展示協力

お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。立秋も過ぎ、暦の上では秋ですが、夏真っ盛りのとても暑い日が続いていますね。熱中症などで体調を崩されませんよう、お体お気をつけくださいませ。

 

さて、本日、公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレター8月号を発行いたしました。

http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/newsletter_no221.pdf

上記当館HPより、PDFファイルでご覧いただけます。

 

8月号では、

・新着資料案内

・資料提供

・「NAKABAYASHI FAIR 2016」 参加レポート

・世田谷文学館『生誕100年 映画監督・小林正樹』

以上を掲載しております。

バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pub/

 

さて、ニューズレターでもお知らせしておりますが、現在世田谷文学館にて開催中の『生誕100年 映画監督・小林正樹』展に、当館の資料が展示されております。スタッフのレポートをお届けします。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

日本を代表する映画監督の一人、小林正樹の展覧会『生誕100年 映画監督・小林正樹』展が世田谷文学館で始まっています。

小林正樹監督は、1916年北海道生まれ、早稲田大学で東洋美術を専攻し、美術史研究家で書家でもある會津八一に師事します。松竹大船撮影所に入社したのち出征。復員後は木下惠介監督の下で助監督を務め、1952年『息子の青春』で監督デビューし、以後『壁あつき部屋』(1956年)『人間の條件』(1959-1961年) 『切腹』(1962年) 『怪談』(1965年)『上意討ち 拝領妻始末』(1967年)『東京裁判』(1983年)など、戦争や理不尽な社会の問題を提起する気概のある作品を発表し続け、海外でも高い評価を得ています。

 今回の展覧会は、小林監督旧蔵の台本や製作資料、写真、『怪談』の中で使用された中村正義画『源平海戦絵巻』や、映画の一部映像など監督の作品すべてを網羅した資料に加え、その美意識に深く影響を受け終生の師と仰いだ會津八一や、小林監督作品に欠くことのできない存在となった武満徹、父親の従兄妹に当たる大スター田中絹代らとの書簡なども展示され、人間小林正樹像を浮かび上がらせています。

一人の監督の回顧展として、資料の数においても質においてもすばらしい展覧会となっていますが、これは資料を散逸させず、整理を続けてこられた小林正樹監督遺託業務世話人会・芸游会のみなさま、地道に資料を研究し準備された世田谷文学館のみなさまの努力の結晶といえます。松竹大谷図書館からも、監督の松竹時代の作品のポスター『まごころ』(1953年)『この広い空のどこかに』(1954年)『三つの愛』(1954年)『美わしき歳月』(1955年)『あなた買います』(1956年)『泉』(1956年)など6作品7点を出展させていただいていますが、この初期作品のポスター類は今回、展覧会のための調査の結果フイルムセンターや当館に残っていることが分かったとのことで、世田谷文学館の学芸員さんからも大変喜ばれました。会場にいろどりを添えるお手伝いが出来、当館もうれしく思っています。

 

 

 

搬出当日、当館での世田谷文学館への貸出の際の学芸員さんによるチェックと梱包の様子です。

 

展覧会は9月15日まで、京王線芦花公園駅から10分弱、閑静な住宅街にある世田谷文学館で開催されていますので、ぜひご高覧ください。

 

世田谷文学館『生誕100年 映画監督・小林正樹』 

[会期]2016年7月16日(土)~9月15日(木)※月曜休館

[会場]世田谷文学館2階展示室

 

 

●夏期特別整理休館のお知らせ●

 

本年は、8月16日(火)より29日(月)まで夏期特別整理休館となります。カレンダーで開館日をお確かめの上ご来館下さい。
8月30日(火)より開館いたします。

 

松竹大谷図書館の開館日はこちらよりご確認いただけます。
http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/16_calendar.pdf

リターン

3,000


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■サンクスメール
■4月末に報告メール
■HPに名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします

支援者
26人
在庫数
制限なし

5,000


3,000円の引換券に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
 2種類1組セット
蔵出し台本『勧進帳』平成26年3月歌舞伎座公演 &『秋刀魚の味』小津安二郎最後の監督作品の表紙の特製デザイン!

支援者
74人
在庫数
制限なし

10,000


5,000円の引換券に加え、
■台本カバーに支援者のお名前をお入れします

※作品リストより(本文「引換券について」の台本カバーの説明のところから見られます)ご希望の作品の「台本番号」と「タイトル」を応援コメントにお書き下さい
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします

支援者
104人
在庫数
制限なし

30,000


10,000円の引換券に加え、
■川上音二郎の出世作「意外」(明治27年1月浅草座)の絵本番付の表紙と挿絵をデザインに使用したオリジナル文庫本カバー
■歌舞伎座ギャラリーペア招待券

支援者
14人
在庫数
制限なし

50,000


30,000円の引換券に加え、
■図書館見学会にご招待
※午前(15人)/午後(15人)
「午前」「午後」のご希望を応援コメントにお書き下さい
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします

支援者
16人
在庫数
12

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