お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。

 

皆様の温かいご支援のおかげで、現在目標額の56%まで到達する事が出来ました!10月24日(水)の募集終了まで、スタッフ一同頑張りますので、なにとぞ最後まで応援の輪を広げて頂きますようお願い申し上げます。

 

さて今回は、【歌舞伎・新派台本】作品リストにある作品のご紹介、その1です。

1万円以上ご支援下さった方には、スタッフ手作りの、台本を保護するカバーにお名前を記載するというお礼をご用意しています。リストにあるお好きな作品の台本カバーに、支援者としてお名前を刻み、松竹大谷図書館で、台本と共にずっと大切に保存させていただきます。もちろん、ニックネームや団体名などでもOKです!

 

台本カバーの作り方については、こちらをご覧ください。
【「年間1,500冊以上」を整理!台本を保護するカバーの作り方動画】

 

今回のプロジェクトでは、平成29年10月より平成30年10月までに上演された作品のなかから、100作品の台本を選びました。ここでは台本の表紙写真でその一部をご紹介いたします。今回はこの1年間に行われた襲名興行の台本をご紹介して参りますので、ご覧になった舞台などを振り返りつつお読みください。

 


平成30年、百三十年目の年を迎えるお正月の歌舞伎座は、二代目松本白鸚・十代目松本幸四郎・八代目市川染五郎襲名披露興行で幕を開けました。高麗屋三代同時襲名は実に37年ぶりとのことで、『勧進帳』や『菅原伝授手習鑑』など代々の幸四郎が務めた由縁ある演目が並ぶおめでたい正月興行となりました。

 

そしてこの歌舞伎座の三代同時襲名興行は翌月の2月も続きます。この月は、歌舞伎座の開場記念公演以来の出演者数となり、草間彌生デザインの斬新な祝幕も話題となりました。『壽三代歌舞伎賑』は、外題にも三代襲名が盛り込まれた演目で劇中襲名口上が行われましたが、こちらは天皇皇后両陛下もご観劇になりました。

 


この高麗屋の襲名興行は、4月には名古屋御園座の柿葺落四月大歌舞伎として行われました。建て替えの為閉場していた御園座が5年ぶりに新装開場とあって、待ちかねた名古屋の歌舞伎ファンの方々には、嬉しさとめでたさが重なった興行となりました。

 

6月には博多座、そして7月には大阪松竹座で高麗屋の襲名興行が執り行われました。両座とも興行の前には、出演者がそろってご当地の皆さんに顔を見せ、劇場へ乗り込む船乗り込みが行われました。夏の暑さにも負けない熱気あふれる襲名披露興行の舞台が、各地で繰り広げられました。

 

襲名披露公演は高麗屋の襲名興行だけではありません。一昨年10月に始まった親子四人の同時襲名、八代目中村芝翫・四代目中村橋之助・三代目中村福之助・四代目中村歌之助襲名披露興行が、昨年の12月には京都の吉例顔見世興行として行われました。南座が改装中のため、ロームシアター京都メインホールでの公演となりました。出演俳優の名前を書いたまねき看板を劇場に掲げる伝統的な「まねき上げ」も、南座以外の劇場に上がるのは顔見世史上初ということで、特別な興行となりました。

 

この成駒屋の襲名披露興行は、平成30年4月には金丸座のこんぴら歌舞伎大芝居で行われました。『其俤対編笠 鞘當』では、劇中に襲名口上が行われ、特別な一幕となりました。

 

また現在10月の大阪松竹座では、二代目市川齊入・三代目市川右團次襲名披露興行が行われています。大阪に由縁が深い名跡の襲名披露とあって、『雙生隅田川』など代々の市川齊入と市川右團次に縁のある演目が選ばれています。

各地での襲名披露興行を重ねていくうちに、新しい名跡に馴染んで大きく立派になっていく俳優さんたちの成長ぶりが実感できるのも、襲名披露興行の楽しみのひとつといえるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?次回は昨年の10月に戻って歌舞伎座公演からご紹介してまいります。現在作品のご希望を伺っていない方も、プロジェクトが成立いたしましたら、順番にお伺いの連絡をいたしますので、それまでごゆっくりお選びくださいませ。


作品リストは、プロジェクト概要「リターンについて」の台本カバーの説明から、または↓こちらからもご覧いただけます。

 

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