指揮者／前田卓哉(Tak Maeda)様より応援メッセージ到着！

いつもオオサカンを応援いただきまして誠にありがとうございます。
6月に入り、現在113件のご支援をいただいております。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。
応援コメントを読むたびに大変勇気づけられ、身の引き締まる思いです。

引き続き頑張ってまいりますので応援よろしくお願いいたします！

さて、日本から遠く離れたカナダの地で活躍されている前田卓哉様より応援メッセージをいただきました！
オオサカンとしても大変お世話になっており、とても嬉しいメッセージをいただきましたので、どうぞご覧ください。

カナダ西海岸で複数の市民楽団の指揮を兼任する前田卓哉(Tak Maeda)です。
いつもオオサカンの素晴らしい演奏をCDやユーチューブなど、色々な音源を通して楽しく聴かせていただいていますが、コロナ禍のなか、楽団の運営維持がかなり厳しい状況に立たされておられると知り、心配しております。
私自身も昨年の春からずっとロックダウンによりバンド演奏活動がほとんど出来ず、半失業状態が続いて苦しい立場なのですが、「苦しいのは自分だけではない」こともよくわかっています。今回のクラウドファンディングに、僅かながら私からも支援させていただきました。
オオサカンは関西が誇る... いえ、日本が誇る素晴らしいチームです。私がオオサカンを「演奏団体」とか「楽団」と言わずに「チーム」と呼んだのは理由があります。オオサカンのメンバーたちは皆、自分たちの仕事に大きな愛情と強い責任感を持ち、チームワークに撤しているのが、彼らの音楽から明確に感じられるからです。私の周りにいるカナダ人のバンド指導者数人にオオサカンのCDを聴いてもらっても、同じような感想です。オオサカンは間違いなく「世界最高峰」のアンサンブルのひとつだと思います。

日本から離れた土地で音楽活動を32年、もう日本の音楽業界とは何の利害関係もない私なので、正直な気持ちを言ってしまいますが、オオサカンは、全国から、あるいは海外から、経済的安定や音楽家としての社会的地位を求めて腕自慢プレイヤーたちが集まった「老舗プロ楽団」とは違います。地元の学校で吹奏楽部を指導し、個人レッスンで教え、小編成アンサンブルやソロ演奏活動を地道におこなってきたメンバーたちで組織され、純粋に最高の音楽を目指して情熱的な演奏を続けるオオサカンは、本当の意味で「わが街(国)が誇るバンド」なのです。永年にわたり「吹奏楽が盛んで、レベルも高い」と全国から評価されてきた関西で、オオサカンが経済的理由で運営できなくなったりしたら、それは関西の「恥」です。オオサカンを皆様でぜひ見守ってください。引き続きのご支援をお願いいたします。

前田卓哉
Sea to Sky Wind Ensemble 音楽監督
West Vancouver Concert Band 音楽監督
West Vancouver Pops Band 音楽監督
Sunshine Coast Community Orchestra Association 指揮者