プロジェクト終了報告。たくさんのご支援をありがとうございました!
おはようございます。
『おさんぽ神保町』編集長の石川恵子です。
合本『おさんぽ神保町2006-2025』は、無事にお手元に届きましたでしょうか。
たくさんの方から到着の喜びツイートやメッセージをいただき、とても嬉しく思っています。
改めて、神保町という街は「本」で盛り上がる場所なのだと実感しています。
20年を振り返って
大地震、コロナ、戦争。
この20年は、まさに激動の時代でした。
どんなことがあっても
年に2回の発行という読者の皆さまとの約束を
ただひたすらに守り続けてきた20年間でした。
私は創刊時からひとつだけ決めていることがあります。
それは、もしこの『おさんぽ神保町』が
なんらかの理由で紙媒体で出せなくなる時がきたら。
その時は『おさんぽ神保町』をおしまいにするつもりです。
冊子の発行も、web配信も、全ての活動を終了するということです。
おさんぽ神保町が発信する情報は
「例え薄い冊子でも、紙に印刷して製本した“本”でなくてはならない」
それが創刊時に自分に課した約束であり、この街が本の街であるからです。
収支報告と今後の展望
皆さまからご支援頂いた資金は、全額印刷費のために使用させて頂きました。
ブックフェスティバルと書店での販売がこれからのため、最終的な収支のご報告が現時点では出来ません。
ただし少なくとも現時点で、印刷・制作・発送費はペイ出来る見込みです。
順調に完売すれば、大幅な黒字となる見込みです。
その分は、今後のフリーペーパー発行費用に充てさせていただきます。
近年の物価高騰で紙代や印刷代が跳ね上がっており、
従来のやり方のままではフリーペーパーを続けることが難しくなっています。
しかし今回の挑戦により、書籍やグッズを販売するなど、新たな道が見えてきました。
将来的には「神保町ファンクラブ(仮)」の創設を構想しています。
神保町でのイベント開催や、限定情報の配信、Readyforの「継続寄付」システムを活かす方法も検討中です。
それは来年以降、少しずつ形にしていければと思っています。
なにより神保町が盛り上がるよう、
そして『おさんぽ神保町』の発行を末永く続けていけるように、誠意をもって努力を重ねてまいります。
またご案内差し上げたいと思いますので、
今後とも末永く応援よろしくお願いします。
最後に
10月25日(土)からの書店発売とブックフェスティバルを控え、まだまだこれから報告したいことはたくさんありますが、報告期限が迫っておりますので、合本の完成をもって本プロジェクト終了報告とさせていただきます。
今後の活動については、SNSで引き続き発信する予定です。
この度はご支援、本当にありがとうございました。
また必ず、神保町のどこかでお会いしましょう。
2025.10.17
おさんぽ神保町 編集長 石川恵子
















