西日本豪雨を乗り越えて。大洲でこれからも変わらないお弁当を。

西日本豪雨を乗り越えて。大洲でこれからも変わらないお弁当を。

支援総額

854,000

目標金額 600,000円

支援者
56人
募集終了日
2019年1月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

ご支援いただいたみなさまへ

 

皆様のお力添えにより、目標金額の60万円を達成することができました。

本当にありがとうございます。感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

スタート当初を考えると正直なところ達成できるイメージになれませんでした。私達夫婦だけでは無理だったと思います。自分の事のようにこのプロジェクトを広めてくださった先輩方、同級生、色々な場面で助けて頂いた方々のお陰で達成できたと思っております。

 

その中でも励ましのお言葉、応援コメントを頂いた支援者の皆様がいての達成です。心より感謝いたします。

 

ご支援者の中には、同じように被災している方々も沢山いました、本当に申し訳ない気持ちです。その気持ちに応えるよう一歩一歩ですが、復旧復興に努めています。

 

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた支援金をもとに、お米を炊く機械や冷蔵庫、冷凍庫などお弁当を作るために必要な機械の購入費用の一部に充てさせていただきます。まずは、自動炊飯できる機械(1台175万円)を購入し、足りていない備品類を徐々に揃えていこうと考えています。

 

目標金額には達成しましたが、まだまだ設備を元に戻すには資金が足りていないのが現状です。


そこで、残りの期間で少しでも機械の購入費用に充てるために、ネクストゴールを80万円設定させていただきます。


重ねてのお願いになりますが、引き続き応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

1月8日追記

西日本豪雨により調理場は荒れ果てた姿に。

 

初めまして。大洲給食センターの河野 寛和と申します。愛媛県大洲市で、父親が昭和40年代に創業したお弁当屋を継いで妻と運営しております。

 

主にご年配の方や、会社や幼稚園などお弁当やオードブルを毎日配達しています。

 

 

私たちは、西日本豪雨災害により、お弁当を作るのに使っていた炊飯器、冷蔵庫や、オーブンなど電子機器が、水没しほとんど使用できなくなりました。今回の災害を含め、今まで3回の災害経験がありますが、ここまで被害が大きいのは初めてだったので「今回はかなりまずいかもしれない」と不安を感じました。

 

先行きを心配しながら、掃除を続けていましたが、ずっと配達していたご年配のお客様に、「いつものお弁当が欲しい」と問い合わせいただくことが多くありました。このようなお問い合わせが、本当に有り難く、心の救いになりました。

 

同じ災害にあわれて困っているお客様に「早くお弁当を届けなければいけない」「早く営業再開せねば」と災害で荒れた調理場を一生懸命、毎日毎日急いで掃除しました。

 

一面泥が広がっています

 

電子機器は全て使い物にならなかったですが、幸いガスを使った機械は生きていたため、労力はかかりますが何とか8月のお盆明けには営業再開までこじつけることができました。

 

現在も営業を続けていますが、一日何度もお米は炊くのですが、自動で洗い炊いてくれる機械がなくなったので、一つ一つ洗って炊いたり、精米機も水没してしまったため、外に精米しにでかけていったりと、災害前より大幅に時間と労力がかかってしまいます。

 

みなさまからご支援いただいた支援金をもとに、お米を炊く機械や冷蔵庫、冷凍庫などお弁当を作るために必要な機械の購入費用の一部に充てさせていただき、以前と同じように調理して、お客様に変わらない味をお届けしたいです。

 

どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

3度目にして最大の被災。掃除を続ける毎日。

 

このあたりは水害が多く、これまでも2度の浸水被害がありました。1度目は、1.1m、2度目は30cm、今回は2.5m。天井にほぼ近い状態でした。

 

数字でもわかる通り、今まで体験したことのない規模でした。暫定堤防からあふれてしまった水が、満潮の時間が重なりどんどん街に流れでて来ていました。

 

さすがに危険だと判断し、避難しました。翌日、水が引いてから調理場を見に行ったところ、荒れ果てた姿がそこにはありました。

 

冷蔵庫が倒れて突き破った天井

エアコンの上にあるはずのない鉛筆削り

弁当箱が散乱した調理場

 

足の踏み場がなくなった事務所
備品が散らばる調理場
乱れるガス管
全面に広がる泥、斜めになった冷凍庫

 

どこから手をつけてよいかわからず、ただただ呆然としたことを覚えています。ただクヨクヨしている時間はなく、ほぼ毎日配達していたお客様からは「早くいつものお弁当が食べたい」と問い合わせがあったため、「この日までには営業を開始する」と決めて、お客様にお手紙をだして、復旧作業を始めました。

 

はじめは、親戚、友人、先輩方達にご協力いただき、冷蔵庫やオーブンなど大きなものを運びだしました。廃棄してくれて本当に感謝しています。

 

そこから散乱した書類や弁当箱、備品を片付け、泥掃除にやっと着手することができましたが、何度も何度も洗っても汚れが浮いて来てキリがありませんでした。

 

周りの方のご協力もあり、お盆明けに営業を再開し、また配達をできるようになりました。9割くらいのお客様が引き続きご注文していただき、ひとまずは安堵いたしました。

 

ただ、冷凍冷蔵庫をいくつか廃棄せざるを得なかったため、在庫を抱えることが困難な状況です。毎日お弁当の内容を同じするわけにもいかないため、ある程度、食材は確保しなければなりません。これからは寒くなるので、外で管理しても大丈夫なものもありますが、空調設備も壊れてしまったので、暑くなってくると管理ができなくなるためいち早くこの課題を解決しなければなりません。

 

また、全自動の炊飯器も廃棄したため、お昼の配達に間に合わせるために朝4時から起きて、人力でお米を洗い準備しています。洗う時間を他の調理にあてることができず、とても困っています。

 

ガスの炊飯器で間に合わせています

 

フライヤーや業務用鍋は現在も使えます

 

 

ご支援いただいた資金について。

 

被害総額については、全体で約1,000万円以上の損害がありました。一気に設備投資はできないので、優先順位をつけて順次対応していきたいと思っています。

 

設備投資:800万円

運転資金:200万円

 

まずは、自動炊飯できる機械(1台175万円)を購入し、足りていない備品類を徐々に揃えていこうと考えています。今回ご支援いただきました金額は、その一部に充てさせていただきます。差分に関しては金融機関からの融資、自己資金にて確保する予定です。

  

皆様にご支援いただきました資金は、上記の一部に当てさせていただき、2019年3月31日までに、設備投資、備品購入を行うために使用させていただきます。

 

 

災害によって大きく変わってしまった生活。大変な時期を支えてもらった地元に恩返しを。

 

掃除を手伝ってくれた周りの仲間たちは、自分の家や職場も大変な状況であるのにも関わらず、自分のことは二の次にして手伝いに来てくれました。本当に周りの仲間に感謝しています。

 

今までも災害だけでなく、お客様が減ったり大変だった時期はありましたが、支えになっている周りの仲間は大きくて、今回の災害を通じて改めて「仲間に支えられて生きてきた人生だったなぁ」と思っています。

 

自分が大変なときに助けてもらってて、これからどうやって恩を返したらいいか考えましたが、これからも自治体に参加したり、地域イベントを企画など、少しずつ地域に貢献していきたいと考えています。まずは本業のお弁当配達をいままでと変わらないお弁当を必要とされている方々に届けていきたいと思います。

 

ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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プロフィール

愛媛県にて妻と(有)大洲給食センターというお弁当屋を営んでいます。毎日、時間に追われて頑張っています。皆さん宜しくお願い致します。1967年生まれの51歳、地元の小中高を卒業後、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し家業である(有)大洲給食センターを手伝う。現在、趣味のバドミントンを楽しみながら地元自治会の事務局長とし微力ながら地域貢献に励んでいます。

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リターン

3,000


【ご支援ありがとうございます】感謝の気持ちを込めたお礼の手紙

【ご支援ありがとうございます】感謝の気持ちを込めたお礼の手紙

■お礼の手紙

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月

10,000


【自家製お米一升をお届け】大洲給食センター応援コース 10,000円

【自家製お米一升をお届け】大洲給食センター応援コース 10,000円

■お礼の手紙
■お米(精米)一升
私が自ら種まきをし育てたお米です。本年度は、雑草除去を1回しただけの無農薬です。

※写真はイメージです。

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月

3,000


【ご支援ありがとうございます】感謝の気持ちを込めたお礼の手紙

【ご支援ありがとうございます】感謝の気持ちを込めたお礼の手紙

■お礼の手紙

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月

10,000


【自家製お米一升をお届け】大洲給食センター応援コース 10,000円

【自家製お米一升をお届け】大洲給食センター応援コース 10,000円

■お礼の手紙
■お米(精米)一升
私が自ら種まきをし育てたお米です。本年度は、雑草除去を1回しただけの無農薬です。

※写真はイメージです。

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月
1 ~ 1/ 5

プロフィール

愛媛県にて妻と(有)大洲給食センターというお弁当屋を営んでいます。毎日、時間に追われて頑張っています。皆さん宜しくお願い致します。1967年生まれの51歳、地元の小中高を卒業後、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し家業である(有)大洲給食センターを手伝う。現在、趣味のバドミントンを楽しみながら地元自治会の事務局長とし微力ながら地域貢献に励んでいます。

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