馬の力

クラウドファンディング開始から2週間になりました。
担当さんと毎週打ち合わせがあります。
その際に「本来なら最初は知り合いの方からの支援が入り、宣伝をしていくうちに広がりを見せて行くのが一般的です。　しかし、林さんは身内からがほとんどなく、さらに林さんのことを知らない方からの支援が90％以上です。　それでこれだけの支援が集まっているので驚きです!」
と言われました。
支援が集まっているのは嬉しいことですが、いかに友達が少ないかというのが結果として現れたことに少し複雑な気持ちになりました(汗)

自覚はしていますが、私は人とのコミュニケーションが苦手で友達があまりいません。
文章ではしっかりと考えて対応させてもらうことはできますが、対面だと「失礼のないように」と考えて話をすることが多く、相手は壁を感じてしまうのかなと思っています。
昔からの性格なのでなかなか変えることができないのが悩みではあります。

そんな私でも馬に関わる人とは、スムーズに話ができることが多いです。
考えの合う方とは何時間でも話し続けられますし、変に身構えることもありません。
そういう意味でも、馬は不思議な力を持っていると思いますし、私が馬に助けられている部分も多いと実感します。
今回のクラウドファンディングも主役は馬であり、「馬を助けたい、大事にしたい」という方々が集まり、これだけ大きな企画が立ち上がりました。
それは支援してくださる方々の多さが証明しています。

本来、これだけ注目されている企画なら「嫌がらせ」をしてくる人は多いらしく、嫌がらせをしてくるのは馬関係者が多いと聞いています。
しかし、私のところにはまだ数人しか来ておりません。
私が思うに、馬関係者からすれば、馬代金、輸送費、リトレーニング代金、どれを取っても相場よりかなり安い金額なのがわかるからだと思います。
なぜこれだけ安くできるのかというと、単純に「この企画に希望を持って協力してくれる方々の想い」によるものです。
肥育場の社長、バジガクの野口学長、私、の全員が「この企画が成功すれば、引退馬支援がもっと広がる」と思っているからです。
なので、自分達が身銭を切るところは切ってこの企画が成り立っているところはあります。
それでも足りない部分に賛同者を募り、支援をお願いしています。

まだまだ馬を救うための活動は険しい道が続きますが、この企画を通してできた協力者の方々と一緒に頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します!