空のバリアフリーで障害の子供達に希望を。車いすで空を飛べ!

支援総額

2,789,000

目標金額 2,000,000円

支援者
142人
募集終了日
2017年8月25日

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2018年05月12日 12:33

【プロジェクト達成のご報告】

 

こんにちは。「空のバリアフリーで子供たちに夢と希望を」プロジェクトの加藤です。ご支援いただきました皆様、クラウドファンディングへのご協力誠にありがとうございました。 思いがけずこれほど多くの皆様からご支援をいただき、日々頂くコメントに励まされる毎日でした。皆様おかげでこのプロジェクトを開始することができますこと重ねて御礼申し上げます。

 

まず、今回のプロジェクトの結果をご報告致します。6月19日〜8月25日の期間で延べ142名の皆様に総額2,789,000円のご支援をいただきました。8月30日ににREADYFOR株式会社より、手数料601,776円を差し引いた2,151,824円が振り込まれましたことご報告いたします。

 

ここから、リターンの費用546,432円、完成披露パーティーの費用として123,840円、この皆様からのご支援はパラグライダー専用車椅子の開発・製作費1,000,000円、フライト施設である南陽スカイパークのバリアフリー改修 372,600円(アスファルト施工)障害者等用駐車区画の整備50,000円(施工8月予定)郵便、事務経費として58,997円として大切に大切に使用させていただきました。

 

改めて、心よりお礼を申し上げます。 いただきましたご支援をもとに、この空飛ぶ車椅子の事業で大切に大切に進めさせていただいております。

 

今日は、プロジェクトの終了報告としてこれまでの進捗も踏まえご報告させていただきます。

 

僕は16年前に筋ジスストロフィーの診断を受けました。筋ジストロフィーとは、全身の筋肉が次第に衰え、心臓の拍動さえ弱くなる難病。5年前に自力歩行が困難になり日常的に車椅子に乗る生活になりました。車椅子生活になって感じたのは「諦めなくてはならないことの多さ」”障害者だからできない”という固定観念を打ち破るために様々なことに挑戦してきました。

その中で、始めた”車椅子で空を飛ぶこと”この車椅子フライトの様子をFacebookやSNSで配信すると多くの人が”空を飛びたい”と南陽スカイパークがある山形県の南陽市に訪れるようになりました。これまでに車椅子で飛んだ障害者は約20人。そんな僕のフライトシーンを見て子ども達から寄せられた手紙やフライトの様子を描いた絵の数々。そこには「子ども達の夢と希望」がたくさん詰まっていました。いつの頃からか、なんとかこの子ども達にも僕が感じた経験と体験をさせてあげたいと思うようになりました。しかし、当時の車椅子に乗って空を飛ぶには体重の最低基準があり40㎏以下の子ども達は、空を飛ぶことができませんでした。

そこで、これまで車椅子でのフライトに多くのご協力をいただいているソアリングシステムの金井校長に相談しました。子ども達の夢を叶えてあげたい。この一言がきっかけとなり、プロジェクトチームを結成。子どもでも飛べるように新たな車椅子開発の為のプロジェクトがスタートしました。

 

12月1日にも途中経過としてプロジェクトの進捗状況をご報告させていただきましたが、当初の予定では、9月より車椅子の研究開発を開始し、11月末には子供用車椅子の完成を目指し開発を進めて参りました。しかし、事例がない状況で世界初の挑戦などから、研究開発に予想以上の時間がかかり、また、設計の変更が必要であったり、部品の製作も大幅に遅れている状況でした。

 

しかし私達は、子供達が安全フライトできる車椅子製作を最優先に考えなければならないと思うと同時に、車椅子の製作に一切の妥協はできないと考えました。 さまざまなものを組立て直し、製作に向けて何社もの方とお打ち合わせをさせていただいて、ようやく皆様に自信を持って送り出すことができる「世界でたった一台」のパラグライダー専用車椅子を完成させることができました。

 

 

その後3月21日(水)にはプロジェクトにご支援いただだいた皆様を中心に完成披露パーティーにて、車椅子の完成のご報告と第一号のフライトに選ばれた子どもさんのご紹介をさせていただきました。会場には、完成を心待ちにしていた子ども達も訪れ完成したばかりの車椅子に目を輝かせていました。

 

 

 

 

 

そして、4月には無事にテストフライトを終えフライトに適した時期を待ってのフライトにすることになりました。今回は子供たちの夢を叶える挑戦ということで、5月5日の子供の日をフライト日、翌日6日を予備日として準備を進めて参りました。しかし、5日はあいにくの雨模様。即気持ちを切り替え翌6日にフライトを実施することになりました。

 

 

低気圧の影響から、日中は風が強まる予想からフライトしやすい朝凪を待って午前7時前よりフライトの準備。そして、7時15分。フライトに適した風に乗りいよいよテイクオフ。

沢山の人に見守られて、少し緊張した様子の子供を乗せた車椅子が大空に飛び出しました。そして、フライトを一目見たいとお集まりいただいた方々から歓声が上がり会場は感動に包まれました。飛び立ってから無事に着陸して初めてフライト成功です。このまま無事に着陸してほしい。約5分間のフライトでしたがこの5分間のフライトに約1年をかけてきたことが走馬灯のように蘇りました。

 

 

そして、約5分間のフライトを終えて無事着陸に成功。プロジェクトに関わるスタッフや会場で見守る方から大きな喜びの声が上がりました。感動して涙を流す人や成功を祝い握手を交わす人々。そして何より、フライト成功を喜ぶ子供達の姿がそこにはありました。

 

フライトを終えて戻って来た第一号の子どもに感想を聞くと、最初飛ぶまでは少し緊張したけど、すごく楽しかった。また飛びたい。風になったみたいに気持ち良くて景色もとても綺麗だったよ。ありがとうって。満面の笑みで答えてくれた子供達の笑顔が見れて本当に嬉しかったし、やって良かったと心から思います。

 

 

前人未到の挑戦にそして、周りからの期待の大きさに押し潰されそうに何度もなりました。それでも、応援してくださる皆さんの想いに支えられながら、ようやくここまでたどり着くことができました。ご協力いただきました皆さん本当にありがとうございました。

 

第1号のフライトは終えましたが、ここからが新たなスタートの始まりです。次は障害のある子ども達にもフライトを経験させてあげたい。そして、今日のこの日を心待ちにしている多くの子ども達の空飛ぶ夢を叶えてあげたいです。

 

僕の想いに共感したくさんの方にご支援をいただき完成した車椅子を大切に大切に使わせていただきます。また、フライト後には随時SNSを通してご報告させていただきます。

 

最後に、皆様の応援がなければこのようなご報告をすることは出来ませんでした。これからも温かい目でこのプロジェクトを見守って頂けます様よろしくお願いいたします。

 

 

               一社)山形バリアフリー観光ツアーセンター 

                          代表理事 加藤健一

【フライトの模様の動画】

https://youtu.be/G1BQnNiUhl0

 

山形バリアフリー観光ツアーセンターのHP:   http://yamagata-bftc.jp

         facebook:      https://www.facebook.com/yamagata.bftc.jp/

加藤健一twitter:      https://twitter.com/kenbo_yamagata         

加藤健一Facebook:    https://www.facebook.com/kenbo.yamagata


【リターンの発送状況について】

今回のプロジェクトにご支援いただきました支援者の方々へ、リターンの発送は全て完了しております。パラグライダーのフライトチケットをお持ちの方はチケットに有効期限を記載してございます。ご確認を宜しくお願い致します。

 

リターン

1,000


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【ラスト2日限定!】みんなで応援コース

■サンクスレター

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月

3,000


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空飛ぶ車いす応援コース

■ 感謝の手紙

申込数
134
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

1,000


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【ラスト2日限定!】みんなで応援コース

■サンクスレター

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月

3,000


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空飛ぶ車いす応援コース

■ 感謝の手紙

申込数
134
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月
1 ~ 1/ 18

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