これをご覧いただいている皆様に感謝いたします。

ご寄付をいただいた方への感謝はもちろん当たり前ですが、そうでなくとも、このサイトを見てくださり、読んでいただき、精神障碍者ピアサポーターの存在を少しでも知っていただくことも、このクラウド・ファンディングの目的のひとつでした。

 

本当に私事(ワタクシゴト)でお恥ずかしい限りなのですが、やはり、ピアサポーターと出会い一緒に仕事を経験する以前の私は、精神障碍のある方々を、どこか“患者さん”という目で見ていたと思います。それは職業的に身に付いてしまうもの、という説明も成り立つところはあると思います。当然ですが、患者さんとお医者さんという立場で、きちんと接しなければならない場面もあるわけですし。

 

しかし、“障害が歩いている”ということはないわけで、障碍を一部に持つ人が居るだけです。私も身体障碍者ですから、そのことで何か困る時には人に相談やお願いをします。が、普段は自分なりに生活しているわけで、もしも100%障碍者扱いされたりしたら、それはそれは心外だろうと思います。

 

この原則を私も、全く理解できないでいたわけではありません。ただ私がここで述べたいのは、分かってないわけではない(≒おおむね分かっている)場合であっても、じつは“頭で分かっていることと、身に染みて感じることの深さには、十分な質の違いがある”ということなのです。

 

ピアサポーターと協働する最初の段階では、私も、「彼らは、疲れやすいし混乱しやすい(人もたしかにいる)から、大丈夫なんだろうか?」という不安から始まりました。でも、幾多のプチ感動的なエピソードをあちこちで経験していく中、“人としてお互いを理解していく回路が徐々に回復して行った”と感じています。

 

その結果は、決しておおげさな話ではなく、普通に一緒に仕事をする関係というゴールでした。そう、当たり前の状態に戻るまで、彼ら、ピアサポーターの皆さんに私自身が引っぱり上げてもらった――むしろそういう感覚です。

 

これに加えて、病気の苦労、それに伴う世間の苦労、そして生活上の苦労について、彼らから教わることができます。生活者目線、かつ、病気を体験した人目線から発せられる意見やアドバイスは、新鮮でとても私の身に染みます。

 

ぜひ、医療福祉の関係者の皆さんには、ピアサポーターとの良い出会いを経験していただき、自分達の仕事を振り返り、刷新する機会を持っていただきたいと思いますし、お勧めします。

 

さて、本日の夜11:00でこのクラウド・ファンディング自体は終わります。そして、プロジェクトを動かして行かねばなりません。適宜、御報告もさせていただきますので、時々見ていてくださいね。

 

最後に、アメリカのマディソン市で働く、精神障碍者ピアサポート専門員の方々との記念写真を載せたいと思います。彼らと会って、プライドを持って働くということの重要さが実感を持って伝わって来ました。そしてそのことは、障碍あるなしに関係なく、誰にとっても重要なことだと改めて思います。

 

マディソン
マディソン市のピア専門員の皆さんと(日本人も少し)

 

残すところ、あと12時間程度になりましたが、最後までよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

新着情報一覧へ