プロジェクト概要

ご支援・応援していただいている皆様へ


ページをご覧いただき、ありがとうございます。
多くの皆さまからの応援に支えられ、クラウドファンディング開始から25日で目標金額である50万円を達成することができました!ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

頂いたご支援は、長期入院患者さんとの茶話会実施のため、主にピアサポーターの活動費として大切に使わせていただきます。

 

一方で、今後この活動の意義を広く理解していただきながら、かつ毎回、質の良い茶話会活動を維持していくためには、できれば綿密な打合せや、ピアサポーターのきめ細かい研修などが必要です。言ってみれば、茶話会活動の質を高く担保するためには、チーム全体の丁寧なメンテナンスが望ましく、そのための活動費は、当初の目標50万円の予算には十分には組み込んでいなかったこともあり、実はまだ不足しております。

 

そこで今回、私たちはクラウドファンディングが終了する12月8日までにネクストゴールとして85万円を目指すことを決定しました!集まった金額は今後、ピアの研修や打合せを充実させるための活動費にあてさせていただければと思います。

 

今後の活動の様子は、新着情報やSNSなどを通じて皆さまにお伝えします。重ねてのお願いとなりますが、本プロジェクトの質を高めるために、ご支援をお願いできますでしょうか。力のあるピアサポーターが育ち、それを理解してくれる病院が少しでも増せば、この活動の意義はますます広がるのではないかと存じます。

どうぞ皆さまからのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

阿部幸弘(こころのリカバリー総合支援センター)
吉田匡伸(札幌なかまの杜クリニック)
長谷川直実(デイケアほっとステーション)


2017年11月17日追記

 

精神障碍者ピアサポーターは、精神病など、心の病に苦しんでいる人と茶話会での対話を通じて、自分の経験をシェアすることで心のサポートをしています。しかし、これまでのように活動費が確保できなくなり、今回クラウドファンディングで、みなさまにサポートいただければと考えております。心の病で苦しんでいる方々のために、どうかご支援よろしくお願いいたします!

 

「精神障碍者ピアサポーター」の力を生かし、精神障碍の人を元気付けたい

 

阿部幸弘と申します。北海道で30年近く精神科医として働いて来ました。今は「こころのリカバリー総合支援センター」という所で、主にリハビリテーションに関わっています。心の病の改善には本人に合ったリハビリが何よりも大切だと強く感じています。

 

その中で、北海道の精神障碍者ピアサポーターの皆さんを養成したり、地域の専門家の皆さんと一緒にケース会議をしたり、地味ながら色々な活動を続けて来ました。

 

精神障碍者ピアサポーターとは

精神病など、心の病で一時はつらい経験もしたけれど、今は元気になり、同じような悩みで苦しんでいる人の力になりたいと考えている方々のことです。日本でもピアサポーターの活動が少しずつ広がって来ており、私も彼らとともに、長い長い入院になっている患者さんたちに、普通の生活をしてもらうという活動「地域移行」を行なっています。

 

活動の例をあげると、長期入院の患者さんに、ピアサポーターが根気強くお付き合いをさせていただき、「寿司やラーメンを食べに行きたい」という人に同行したり、バスの乗り方やATMでのお金の下ろし方を教えたりしています。

 

ひとつひとつは小さな支援ですが、生活スキルを高めたり、街で生きる楽しさを感じてもらったりする、支援の一番根っこにあたる大切な仕事です。ピアサポーターの皆さんのとても人間的な支援は、私たち専門家をしばしば驚かせ、感心させられています。

 

ピア研修2
北海道内のピアサポーターが研修で集まっている様子

 

ピアサポーターの姿に影響されて、少しずつ周りの人々が変わっていく

 

精神障碍者ピアサポーターの方たちに出会い、一緒に学んでいくうちに、深い衝撃を徐々に受け続けてきました。それまでの私は、患者さんは「助けられる立場」、こちらは「助ける立場」と、いつの間にか、知らず知らず決めつけていたのかも知れません。


そんな時、ある研修の中で、苫小牧のピアサポーターの皆から、「病院で茶話会をやってるんだけど、少しずつ元気が出る人もいるよ」という話を聞きました。茶話会の中ではそんなに特別なことをやっているわけではなく、ピアサポーターと精神障碍者の入院患者の方々がお茶とお喋りでその場を共有するだけなのです。でもだからこそ、入院患者さんには気軽に人と話せるオアシスみたいな場だと感じる人が居るようです。また、患者さんが楽しそうに会話する姿を見ていて、病院スタッフの側にもいろいろな発見があるようなのでした。

 

地域移行の支援を受けて退院できた、北海道のある患者さんは、「ピアさんも患者である私もみな同じということ、これはとても励みになりました」とレポートに書いてくれました。立場が近いことは、とても勇気になることなのではないかと思います。


その時感じた、「もっと多くの人にピアサポーターと出会ってもらえれば」、それに「札幌でもやってみたい!」―この単純な思い付きが始まりでした。考えてみれば、病院での入院生活は安泰かもしれませんが、何気ない話題を人と共有するだけの“対話の場”は、もしかしすると足りていないかも知れません。

 

病院の外の社会から、それも同じような経験で苦しんだことのあるピサポーターが訪れるということは、とても参加する方の安心感につながるんじゃないだろうか。そこでのお喋りは、長い入院の患者さんにとって、ちょっとしたオアシスのようになるのではないか。そのようなことをイメージしたのが始まりです。

 

茶話会の様子(ピアサポーターが描いた絵です)
茶話会のイメージです。心の病を抱えていた経験者である
ピアサポーターの話から、学びを得ることができます。

 

札幌の3つのクリニックが、それぞれピアサポーターのチームを3つの病院に派遣して、病院での茶話会を一年間継続します

 

これまで2年間、札幌市で活動するピアサポーターの皆さんと協力して、2つのチームで2つの病院に茶話会の隔月訪問を続けました。


これまで関わった人たちの多くが明らかに手応えを感じましたが、活動費がその後半年分しか確保できず、プロジェクトはいったん終了しました。訪問した先の入院患者さんは、皆喜んでくれていた活動なので、これからどうしようかと皆で考えましたが財源を確保することが深刻な問題になりました。この活動自体は全くお金が入ってこないため、研究費がなくなった後は、ピアサポーターの活動費や交通費をどうしていいのか分からない状態でした。

 

しかし、この活動の大切さはチーム全体が感じていたため、活動の意義を理解してくれる人を増やしながらさらに続けられないものかと考え、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。

 

ピアサポーター・チームの技術的なバックアップをする医療機関(クリニック)は3つに広げて運営負担を分散し、関わるピアの数ももっと広げたいと考えています。少しでもこの活動の普及を視野に入れたいので、3チームで訪問する病院を3箇所に増やしてみたいと考えています。

 

資金使途

今回のクラウドファンディングでは、茶話会の開催にかかる以下の費用の一部を集めます。

ピアサポーター活動費    540,000円    
傷害保険料    150,000円    
茶菓代    54,000円    
郵送代    150,000円

 

気持ちとしては私たちは、長期入院の患者さんが社会から忘れられることなく、たとえ退院できなくとも、外との人間関係がつながっている状態を目指したいと思っています。理想的には、日本のどの街でもこのような活動が普通に行われていくことを望んでいますが、まず出来ることとして今回は、とりあえずささやかに3チームに広げることを目標にします。


また、この活動を社会的に広げるという意味では、今回のプロジェクトは北海道精神科診療所協会のお墨付きをいただいていて、日本精神科診療所協会からの研究費も、いただいておりますが、必要な活動費全額には届いておりません。活動を続けていくために、ここで皆さんのお力を借りたいと考えております。

 

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長期の入院で、社会的に孤立しがちな精神科の患者さんに、少しでも社会の風を入れたい

 

たかだか月一回の茶話会であっても、長く入院している方々には、嬉しい刺激になります。患者さんの人間的な表情や動きが一瞬でもよみがえることで、周りの関係者にも良い刺激になることを感じています。この活動が、これまでごく自然に動き出した理由のひとつに、訪問するチームの中にまさに自分が精神障碍を経験したピアサポーターが含まれていることがあるだろうと考えています。

 

長く入院している方は、そんなピアサポーターなんて考え方があることも知りませんし、精神障碍を持っていても元気に活動できる人が実際にたくさん居るということも、大抵は知りません。仮に知っていても、直に会ったことはないはずです。このささやかなプロジェクトによって、ピアサポーターの力を社会的に生かせることを外に向けて発信しながら、孤独に打ちひしがれている長期入院患者さんと対話していきたいと思います。そのことは、私たちの社会の中にあまり気付かれずに存在する、ひとつの大きな壁を乗り越えていくことにつながります。


もちろん退院できるできないは、皆さん個別の事情があるでしょう。しかし、ごく普通にお茶を飲みながらお喋りできる、とてもささやかな、でも人間的な時間を確保すことが、はじめの一歩になると思うのです。

 

みなさま、活動を広げ、精神障碍者のみなさまも共に笑える社会にできるよう、ご支援よろしくお願いいたします!

 

茶話会的な空間

 

リターンについて

 

■3,000円
●寄附領収書
●ピアサポーター・チームからのお礼メール

■10,000円
●寄附領収書
●ピアサポーター・チームからのお礼メール
●過去2年間の活動のまとめた報告書pdfファイルをお送りします。(冊子をご希望の方は郵送でお送りしますので、お申し付けください)

■30,000円
●寄附領収書
●ピアサポーター・チームからのお礼メール
●過去2年間の活動のまとめた報告書pdfファイルをお送りします。(冊子をご希望の方は郵送でお送りしますので、お申し付けください)
●本プロジェクトが終了した後に、参加したピアサポーターの経験と感想をまとめた新たな報告書を作成し、お送りします。
●今年度の報告書にご芳名を掲載します。

■50,000円
●寄附領収書
●ピアサポーター・チームからのお礼メール
●過去2年間の活動のまとめた報告書pdfファイルをお送りします。(冊子をご希望の方は郵送でお送りしますので、お申し付けください)
●本プロジェクトが終了した後に、参加したピアサポーターの経験と感想をまとめた新たな報告書を作成し、お送りします
●今年度の報告書にご芳名を掲載します。

■100,000円
●寄附領収書
●ピアサポーター・チームからのお礼メール
●過去2年間の活動のまとめた報告書pdfファイルをお送りします。(冊子をご希望の方は郵送でお送りしますので、お申し付けください)
●本プロジェクトが終了した後に、参加したピアサポーターの経験と感想をまとめた新たな報告書を作成し、お送りします。
●今年度の報告書および団体のHPにご芳名を掲載します。
●団体代表の阿部から感謝の意をこめ表彰させていただきます

 

特定寄附金による税制優遇について

本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。


・個人の場合:2,000円以上の寄附をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

 

<寄附金領収書の発行について>

寄附をされた方には、後日「寄附領収書」を送付致します。


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